2007年7月31日火曜日

天ぷら

ランチで天ぷら食べに行ってきました。実はスシもテンプラも好物です。欧米か。基本和食好き。
祖母&母で食事するというのでそれについていったわけで。
行ったのは「一宝」というお店。茶屋町の阪急インターナショナルの中にあります。
激ウマです。その場で揚げたてを食べるせいもあるんでしょうが、なんちゅーか普段食べる天ぷらとはかなり別格な勢いでした。穴子とかもうふわふわ。
意外だったのがシメのデザート。和食のデザートは果物出てきて終わりっていうのが多くて洋食にくらべて楽しみが少ないんですが、ここは、ゼリーの中にいろんな果物が入っているというなかなか楽しい趣向になっとりました。甘党にはウレシイ。そういや饅頭の天ぷらなんかも出てきました。
また行きたいんですが立地とコストがなぁ。阪急百貨店のなかにも支店があるらしいのでこっちならもうちょいカジュアルに自腹でいけるかなぁと。

あ、そうそう、阪急インターナショナルホテルの一階のテイクアウトコーナーで売ってる限定の菓子はウマいです。フルール・ド・ネージュだっけ、なんかそんな感じの長い名前で菓子だというのに桐箱に入ってます。そのせいか6個入りで2300円ぐらいという激しい値段です。超上品でなんともやわらかいスイートポテトを求肥でくるんだようなお菓子です。一日一箱限定と聞いたけどホンマかいな?

2007年7月29日日曜日

参院選

選挙行ってキター

昼間は家業の用事があるので朝に。朝からぼちぼち行っている人がいて驚く。政治は専門外だからよくわからんが、とりあえず与党には入れないでおこうと。このままあのソーリとその周りに憲法問題とかロクデモナイ方向に驀進されてはヤバそう。周りにオカネの管理もロクにできない、というか事務所費の隠蔽工作もろくにできないようなお仲間しかいないヤツが国のトップってなんて情けない。たぶん事務所費の水増しとか不正会計はみんなやってることなんだろうけどそれをヤバイ時期にすっぱ抜かれる&報道を抑えられないってなんて実力と人材と人望のなさ・・・まぁ今回負けてもアベソーリは辞めないらしいですけどね。権力に固執するってみっともないなー。

たぶん自民党内でもあのソーリじゃやばいってことで早いことおろそうとしてんじゃないのかなぁ?じゃないとあそこまで情報ダダ漏れになるかなぁ。衆院選がからんでくるまえにもうちょいマトモなひとをトップにすげかえようとしてるんじゃないかと思ってしまう。意外と自民党の長期戦略の一環なのか?強行採決とか年金問題とか、かっちょわるい不正の責任を全部捨て駒アベソーリに擦り付けとくと。んでもって後からクリーンな本命が登場と。また小泉さんとかがでてくんじゃないの?ちなみに小泉さんもキライだ。ここまでいくとなんとなくスケープゴート・アベな感じがぷんぷんする。

2007年7月28日土曜日

google analytics

google analytics導入して約2週間。
フリーのアクセス解析にしてなかなか高機能だと思う。
ブログの場合、テンプレートのHTMLの最後らへんに何行かコピペするだけでよいのも楽でよし。
とかいいながら私は順調に稼動するまで結構苦戦しましたケドね・・・
というのもウェブサイトのURLを間違って入れていたのです。bloggerの場合、アドレスはhttp://○○.blogspot.com/で登録しなきゃいけないのに、なぜかwwwを入れて登録→そりゃデータ収集されんわというオチでした。
こんだけ高機能を搭載しているだけあって、反映されるのに少々時間はかかるけど。HTML簡単にいじれるbloggerとは相性いいのでは?どっちもgoogleがやってるサービスだし。以下analyticsネタ

・アクセス元が地図で出るのが面白い。国内だと都市単位で出る。インドネシアとかブラジルからのアクセスは明らかサーバーをわざと迂回して来ている=アヤシイ気がしてならないのだけど。だって本文は日本語だし海外からアクセスされる理由が思いつかん。

・google analyticsは検索エンジンの検索ワードも出してくれるのが嬉しい。
とりあえず検索エンジン経由で来たのは5人の方らしい。しかしその検索ワードは「複素積分・fortran」だったり「秀丸・検索・ハイライト」だったりする。100%このブログは役に立ってないとおもわれ。すみません。複素積分とfortranにお悩みとは明かに同業者?というわけでfortranとか数値計算系のメモとかtips系もアップしたほうがちっとは同業者の役に立つようになりそうな予感。

・意外とfirefoxユーザーが多い模様。Operaが一名。(←またマニアックな)

2007年7月27日金曜日

天橋立

研究室の旅行で天橋立へ。後発で昨日の夕方から出発。

ついたら6時過ぎ。今回は一人で結構大きな部屋を使えて快適なことこの上なし。

宿の夕食は海鮮たっぷりだった。基本的に魚類は好きなのだが、今回、サザエとか貝類が嫌いなことが分かった。牡蠣、アサリ、蜆、ホタテは平気なんだが。サザエは無理だ・・・


旅行前に約束してた後輩に、手品を見せる。大人数に見せるのは性に合わないので2名相手にこっそりと。久しぶりに人に見せて楽しかった。見せた2人は非常にいいお客さんだったからだろう。雑談とかしながら始終なごやか~にできたので、やってるこちらも楽しく。最近ほとんど練習してないけど、結構はまってた学部生のときより、間合いとかは焦らず取れるようになった気がする。客のリアクションとか言葉にレスポンス返したりが昔はほとんどなかったもんなぁ。年の功?むずかしーのを無理してするより着実にできるのを余裕を持ってやるほうが客もこっちも楽しめますね。こーゆ感じのならちょくちょくやってもいいなぁ。また新しいのとか練習しよかな。


今日は天橋立観光へ。

さすが日本三景。美しいです。写真は三大観のひとつ飛龍観とよばれてるらしい景色です。このほそーい構造は砂州なんだそうな。潮の流れでこんなふうに砂州が湾を横切るようにできたのかなぁ。なんにせよ不思議な構造です。この天橋立をレンタルサイクルでわたることができます。歩くには長すぎですがチャリなら20~30分ぐらいで渡れてなかなか快適です。暑いけど。渡った先にあるつるや食堂というところで赤米うどんと黒豆ソフトをたべました。なんでうどん(原料は小麦粉では?)で赤米かようわからんけど名物らしいです。黒豆ソフトは黒豆と餡がソフトについてて絶品でした。いろんなとこでソフト3つを食べ比べた後輩いわく、ここのが一番おいしかったそうな。
帰りもチャリの気力はなかったので、モーターボート?で帰りました。激走してくれて爽快です。競艇のようなカーブを描いてくれます。
そんなこんなで初・天橋立を楽しみました。なぜか天橋立ビューランドで皆やったパターゴルフとチャリで消耗して朦朧とするほど眠いです。たぶん普段の一週間分の紫外線量を浴びたのでしばらくホワイトニングにはげみますわ。

2007年7月26日木曜日

Helix Nebula

摂動展開の32項をひたすら書き出す作業完了。手がだるい。次回の報告用資料の量だけは多くなった。今日の作業目標は達成。旅行出発までマターリしとこう。


iGoogleのコンテンツに「今日のNASA画像」というのがある。今日のはきれいだった。Dust and the Helix Nebula(←螺旋星雲て意味らしい)の画像とのこと。水瓶座から700光年離れたとこにあるらしい。真ん中が赤くて、目みたいな構造な辺り、ちょっと邪悪感ただよう。気に入ったのでデスクトップ背景に設定。なんとなく深遠な気分になれそうな?
NASAホームページに行けばそのほかにもいろいろと画像がダウンロード可能。http://www.nasa.gov/home/index.html
なんとも気前のいいことに、NASAのコレクションの画像は個人のWebページとかに使ってもいいとのこと。うーん学術関連は欧米のほうが圧倒的に気前がいいなぁ。

2007年7月25日水曜日

梅雨は明けれど

理系に汚染されてると感じる瞬間
・yahooではなくgoogle
・パソコンではなくPC
・インターネットではなくWeb
・ブラウザはIE以外
・専門用語は英語そのまま
・食事時に研究の話題
・物理屋ジョーク

そんな毎日。

週一回の教授への報告でまたくらわされました。摂動展開をマトモにするのがめんどかったのでファインマンダイヤグラムで当たりをつけて「こんなかんじになるんではないかと」と説明したら、「ファインマンダイヤグラムではいかん」くて「摂動展開というならば項を全部書き出さないといけない」らしいです。全部の項は32項あって一つの項を計算するのにレポート用紙半分を消費します。単純計算でレポート用紙16枚を延々とうめていけとのご指示ですね。最後のフーリエ変換とか積分路の変更とか考えてだいたい20枚ぐらいになるでしょうか。しかも2,3日でしろってか。まぁここ2ヶ月の計算でレポート用紙の束を2冊ほど消費してて計算した紙を積み上げると4~5㎝になっているのでこのぐらいなんとかなるでしょう。理論物理(モデル計算)は根性ですね。教授は昔、計算のしすぎで目から血が出たそうです。そこまで生徒に求めないでくださいね・・・

とまぁこうも暑いとそんな計算する気にもなかなかならず半分終わらせた時点で気が抜けて息抜きしてて見つけたのがこの記事
http://wiredvision.jp/news/200705/2007052223.html
指先に磁石を埋め込む?なんかキワモノな香りがしますな。
専門が一応「磁性」なだけにわくわく。
新感覚とか大層に書いてあるけど、要は磁石が動くだけですか?なんかもっと凄いものを想像してた。でも指先にそんなガジェット埋め込んで大丈夫なら結構いろんなことができちゃうんじゃないかと。磁石埋め込むだけでもイカサマと手品に関してはいろんな可能性がありそう。

ちなみに磁性の分野は実は日本が凄いです。日本人の磁性の研究者には神のような人がいたりします。世界最強の磁石作ってる会社もじつは日本にあります。

2007年7月24日火曜日

知らないうちに

木曜日、金曜日と研究室の旅行に行く。行き先は天橋立。近いけど行ったことのない土地なので少し楽しみ。皆は昼間、海水浴をするらしいので、私は後発の事務の人と一緒に夕方出発する。日光は敵なのでガンガンに日焼けとかありえない。参加者のうち女子が私一人という状況もありえない。その状況で海水浴は絶対ありえない。もしかすると10畳の和室に一人で泊まるというなんともセレブ~な待遇になるかもとのこと。
ま、それはともかく、手品みせることになりました。なんでじゃ。人前でクロースアップなんて何年ぶりだ?後輩が9割という状況なのであまりへボくミスるわけにも行かないのでちっとは練習しなくては。なんちゅうか最近は練習するとしても、技法のみ練習して自己満足しておわってたので怖い。

とまあ呑気な話題は置いといて、世の中は知らないうちにイロイロ大変なことが起こってたみたいですね。平日ほとんどテレビ見ないのでニュースを知るのが遅いわけですが、何にびっくりしたって柏崎原発。放射性物質が漏れ出してましたって?火事起きたってきいたときになんかやばいなぁとは思ってたけど、某きっこのブログとかによると半端なく危険なようですが。というか放射性物質が大気に放出された時点で立ち入り禁止区域設定&住民を避難とかの措置をなんでとらんのかと・・・住民のことよりも隠蔽して選挙をちょっとでも有利に乗り切ろうってことですか?政府は酷すぎる。もしかしてアベ・シンゾーは放射線ということばも知らないのだろうか?

なんかの講義で教官が力説してたのだけど、「怖いのは放射線というより放射性物質」らしい。教官の話をおぼろげに思い出すと、レントゲンとか国際線のって浴びる宇宙線も放射線だけど、身体を通過していくときにDNAなりが損傷してもまぁ一時的なもんでしょうと。しかし放射性物質が体内に取り込まれると体内=細胞の至近距離で延々と放射線が生成されるわけで。そりゃまずいよなぁ。

放射線強度というのは単位時間当たりの崩壊確率かなんかで定義されてるはず。同じ強度でも放射線源との間に距離あってなんかの構造物とか大気があって放射線も減衰するであろうふつーの状態と放射性物質を体内に取り込むっていう状況ではやっぱりちがうでしょうと。

だから、その放射性物質が漏れた時に、健康に問題はありませんっていう発言をする輩がいたら欺瞞だと私は思っている。レントゲンと同じぐらいですっていったら100%信用しないと思う。原理がちがうって。

それ以前に政治家の場合「放射能漏れ」っていってる人がいそうだからなぁ。放射能は放射線を出す性質であって、んなもん漏れたりしません・・・

半減期ウン万年?の放射性物質出すような技術をつかっちゃいかんよなぁ。「日本の奇跡」も「コスモクリーナー」もまだないわけだし。なんでこの狭い地震大国にわざわざ世界最大規模の原発をぼこぼこつくるかなぁ?原発で耐震偽装とかあったら終わりだ。そして利権誘導とかなんかろくでもない裏があるに違いない。

2007年7月22日日曜日

有限温度

暑くて寝苦しくて体力が奪われる・・・ここんとこほぼ毎日あんまり寝てないのでだいぶんへろへろ。今日は昨日寝れなかったこともあり、ちょっと最下点な感じだ。
というわけで午前中はひたすらごろごろする。やらなあかんことが脳裏に去来しまくってあまりゆったりした気分にはならず。とりあえず起き出してだらだらーと机に向かう。
いましなきゃならんのは温度グリーン関数の摂動展開を理解すること・・・。理論系D1なら知ってて当然なテクだがKeldysh方式+ゼロ温度しか扱ったことがないので、初めて勉強、そして理解に苦しむ。バイブルbyフェッター・ワレッカを引っ張り出してきて寝そうになりながら3時間かけてとりあえず分かったことを自分用にまとめておく

・虚数時間演算子で定義
・なのでハイゼンベルグ形式への持って行き方がちょっとちがう。
・ゼロ温度のグリーン関数と違って定義にiが入ってこない
・ファインマン図形は一緒。
・周期性を持つために、フーリエ級数展開が違う形になって、振動数の和が出てくる。
・振動数和の計算が大変で、なんかよく分からん積分路で複素積分する

詳しい理論的背景の追跡はあきらめれば、計算式の形にはもっていけそうかなぁ。というか日曜の夕方になにやってんだろ・・・。体調が超絶悪いが、約束もあることだし、これから出かけねば。眠くて文章が支離滅裂な感じ。

2007年7月21日土曜日

こけちぃ

というものをもらった。感謝感謝。
こけしがこけてちいさいからこけちぃ。らしい。
結構人気なのか、google検索で結構な数のブログへの記述がヒット。
こけるという機能を搭載するのがたしかに斬新だ。ドジっ子の延長線か?
ふつうおもちゃというのは安定性を重視して、こかそうなんてなかなか思わないと思う。
こける機構は結構単純ぽいがこけられると結構びっくりする。こわれるんちゃうか!?ってちょいあせるな。
で、このこけちぃよくしゃべる。
こんなちっこいのによう単語メモリできてるなぁ。「カラオケで合コン、・・・」「会社でナンパでふりーん」とか言ってくるから明かに子供向けでは無い。OLのオネイサン向けと見た。対象年齢13歳以上とはなかなかに攻めな。
何ワードかどうしても聞き取れないが、血液型診断もしてくれる。
マイペースっていわれる? yes
わがままっていわれる? yes
まじめっていわれる? No
???っていわれる?(聞き取れない) yes
っていう風に机とかをノックして質問にこたえてくと
B型でしょ~てなふうな返し。どうやらワタクシは典型的なB型のようです。コミュニケーションツールとしての用途が目的なのかな?
これで殺伐とした日々がちょっとは癒されるか?
ちょっとブログペットとかに共通するものを感じたり。

2007年7月18日水曜日

vi

久しぶりにfortranでプログラムを作成。
かなり文法を忘れてる。
デフォルトのdble()使用とかしばらく使わんかったらさっぱり忘れてた。
倍精度の指定ってどうやってするんだっけ・・・とかとか
以前はプログラム書く時に秀丸とか使っていたのだが、実はホストPC(LINUX)にログインしてターミナルでVi使う方がよいみたい。viにもとからfortran書く時の支援システム?みたいなのがくっついてるよと知人から聞いたので。たしかに7字下げとか()の不整合とか指摘してくれる。viあったまいい~。

でも実はvi苦手だったりする。よくぶつかるトラブルが、なんか変なとこにハイライトがぁ~というもの。viのコマンドをほとんど知らないので、Esc状態で変なキー押して、検索+ハイライト表示されてるらしい。viのコマンドは英字1字とか二字なんで覚えやすいんだろうケドよくそのつもりもないのに打った文字が機能して困る・・・とりあえず今日はハイライトの消し方が判明。

/文字列→検索、検索結果がハイライトで表示
:nohでハイライトが消えます。

知らんかった・・・PCスキル向上希望・・・

2007年7月17日火曜日

多湿

高温多湿でやる気がでない。日本の夏は研究に向かないと思う。

選挙カーがうるさい時期がやってきた。騒音反対。選挙となると北千里でも駅でたまに騒いでる人がいる。余計、票を入れる気失くす。大抵うるさいばかりで論旨不明、感情論。数値データないんかい。

でも今回はさすがに選挙に行く予感。政治とかほぼ興味ないし政治家なんかたいてい誰でも一緒だろうと思うが、安倍総理とその周りだけは耐えれん。「美しい国」、聞くたびに寒気する。やつのいう「美しい国」は私にとってさぞかし住みにくい国なことでしょう。一つの価値観を押し付けることになんら疑問がないのか、それは提出される法案とか言動を見ても如実。本人も閣僚もろくなことしてないわりに強行採決だけはする。なんもせずまったりならまだいいものの、自分が言った事だけは押し通そうとするボンボン根性が耐え難い。9条かえるとか教育基本法改悪だって要は「自分偉いんだもん」ってしたいからとしか思えん。いってることぺらぺらだし、矛盾だらけだし、すべて自己満足の手段にすぎんでしょう。教育再生会議も言ってること不明すぎなのもいらだつ。「大学院は外部からの入学者を8割にしろ(ほんまやめて)」とか「徳育」とかまじはぁ~ですよ。そもそも「徳育」とか家庭教育とか政治家が口にするのもおこがましい。徳にかこつけて国家に逆らわない国民大量生産、家長主義復活マンセーですか。そうなったらほんま日本脱出やね。大阪と関西には未練あるけど、「日本」には未練あんまりないかも。彼らのいう愛国心はあまりないもので。そのためにも英語力+研究力つけとかんとなぁ。

というわけで彼らが辞めてくれるならどんな党でもいいです。というか入れたい政党ないね。ネガティブ投票制度もつくってほしい。この人だけはイヤっていう投票ができればいいのに。

2007年7月16日月曜日

誕生日

今日は一応自分の誕生日であるわけなんですが、世の中地震とかでなんかすごいことになってますな。
7月の頭が忙しかったこともあり、誕生日、え、そんな時期かいなって感じです。昔は結構意識してたんだけどなぁ。
親にプレゼントあげるから欲しいものあるかと聞かれました。この歳になってもそんなことを言ってもらえるとは。ふとアタマに思い浮かぶ欲しいものは、ノートPC、ニンテンドーDS、ブートキャンプ、サウンドボード等々誕生日に親にかってもらうってのにはアレな物ばっかりでした。自分の思考と嗜好に疑問を感じました。熟慮の結果、旅行かばんを。ドクター進学以来、学会とかやたらとあちこち行く用事が多いのでボストンが欲しかったのです。機内に持ち込めてそこそこ大容量で2泊3日ぐらいの荷物はオッケーでトランクと持ってもいい感じのかばんをもらえてこれで学会出張も気分よくいけることでしょう。

さてこの一年もなんちゅうかいろいろありました。進学決めて、その後、研究室のボスとちょっくらもめて、やっぱりいくのやめじゃーとグレて、資格試験の勉強しだしたり、就活するぜーとやってみたり、結果、肺炎で入院するというオチがつきました。死ぬかと思っていろいろふっきれましたな。微妙にいろいろ記憶ないしやたらと短く感じる一年でした。ちなみに私の修論も非常に短かったです。20ページ後半で終わるってかなりのレコードじゃないでしょうか。M1後半~M2中盤とか鬱傾向すぎてヤバいんちゃう状態でしたがいまはなんか知らんが結構楽しく暮らしてます。結局ドクター進学して快適にやってるので、社会にでて仕事するよかアカデミックにのこって研究する方が性にあってるのだと思います。入院してなかったら就職してたかもしれんし、すべて結果としては良かったのでしょう。今年度はもうちょっと精神的に余裕を持っていけることを期待。

2007年7月15日日曜日

3連休

久しぶりに週末に予定なし。こんな時に限って3連休。
ヒマすぎる。
学会疲れを癒すか~とはいえヒマすぎて逆に落ち着かない。結局アブストラクト書いたりしてる。研究資料も持って帰ってきたものの足りない部分があって結局進められないので暇つぶしにならない。焦るばっかりで落ち着かん。

んなわけで、ひたすら読書。なんてヒッキーな。

飛行機の中で「精霊の守り人」(上橘菜穂子)を読んで、これが非常によかったので続編の「闇の守り人」を。
このシリーズは作者が民俗学の専門家だけあって世界の作り方が丁寧。各民族の神話とか伝承とかとても細かい。そういう細かいとこに作りこまれた作品って好きだ。(というわけで十二国記もお気に入りです。)そういう細かいとこも書き込まれつつアクションシーンもスピーディ。精霊の守り人はNHKーBSでアニメ化されてるらしいけど確かに映像化したら映えるだろうなぁと思います。見たいな~でもBSはいってないもんなぁ。DVDは一枚6000円とお高いのでツタヤで借りるか・・・NHKのDVDはプロテクトがハイレベルだし・・・日本引きこもり協会なのに・・・
闇の守り人は前巻よりシリアスで主人公の過去の因縁がからんできてヘヴィネスが一気に増してます。でも個人的にはこっちの方が好きだしココロうたれる感があります。ラストがもう視覚的に訴えかけてきます。
それにしても日本のファンタジーもなめたらいけませんな。なんとなくファンタジーっちゅうと20超えた人間が手に取るのは微妙かなぁという偏見があって最近は避けていたのですが。そりゃ十二国記とか空色勾玉のシリーズは好きで読んでいましたが。ファンタジーちゅうと欧米なイメージですが日本のこれらの作品のストーリ展開とか世界の緻密さは圧倒的かと。欧米のはヘタなの選ぶとほんま子供だましな感・・・。

あ、あとマルドゥック・スクランブル(沖方丁)全三巻も読んだ。半分ぐらいを占めるギャンブルシーンは確率統計がばりばり出てきたのでもう一回理論面を考えながらじっくり読んでみたく。ブラックジャックは確率のゲームなのですなぁ。あまりにギャンブルシーンが長かったし面白かったのでそこの印象ばっかし残ってるかも。作品に出てくるギミックはサイバーパンクで面白かったし、出てくる技術者の長「プロフェッサー」と敵方との対話も意味深で面白くはあったのだが、擬似重力を体内に埋め込めるような小型の装置で発生はありえんだろと。そもそも磁圧ナイフってなんじゃいな?磁場で何かが切断できるとは思えないんだが。(どっちかっちゅうと変形する服とか乗り物はナノマシンの応用で実現できるかもしれんらしい。)そしてアクションシーンやっぱりエグい・・・。これを映像化しようとして頓挫したと聞くがこのエグさは放送コードにひっかかるだろう。
まーおもしろかったことはおもしろかったが、「闇の守り人」が圧倒的すぎた。

2007年7月13日金曜日

スウェーデン・食とかネタ編


・食編
←むこうですっかりはまったヨーグルト飲料Yoggi。イチゴ入りがとっても気に入りました。濃厚。
現地はカフェのサンドウィッチがやたらとおいしかったです。バカでかいサイズで1000円ぐらいします。中身のチーズとかスモークサーモンが半端なくおいしい。でもスーパーで買ったサンドウィッチは激マズでした・・・
レストランはスルッセン地区のKvarnenクヴァルネン?がおいしかったです。良心的な値段だし。入り口にいて荷物預けること&その代金を強要してくるにーちゃんが謎いですが、それをさっぴいても余りあるよさ。スウェーデンの名物料理が食べられます。ピュッティパンナとかいうジャガイモと肉の角切りをいためたのがイイ。ニシンの酢づけ?みたいなのもなかなか。
・買い物とか
とりあえず物価が高いので・・・ハンナ・ヴァーニングのデザインのポストカードとクッションカバーが買えたので満足です。Ahlens(スウェーデン文字が打てない)オリエンスとかいうデパートの地下の文房具コーナーと上の方のファブリック・キッチンコーナーが秀逸でした。あとはLagerhaushttp://www.lagerhaus.se/ ここはスウェーデン物価にしてはお手ごろ価格でなかなか素敵な雑貨が買えてヨイです。
・ネタ
スウェーデンでは魚卵をすべてキャビアというらしく、スーパーでキャビアが大量に売られてました。ま、チョウザメじゃなくてニシンの卵だったりするのですが。ネタに帰る日に一個買いました。トランクにいれるのもめんどくさいのでそれをハンドバックに入れてると、空港の手荷物の金属探知に引っかかりました。
係員「何かカンとかいれてるか?」
ワタクシ「液体もなんもいれてないデス」
係員再度検査
かばんの隅々まで開けて見られる
「・・・これはなに?」(キャビアinスーパーの袋)
超絶怪しげにキャビアを見る係員。
ワタクシ「キャビアですが・・・」
まぁ無事通ったんですが、キャビアをハンドバッグに入れてる日本人てのが向こうのユーモアセンスを刺激したのか、先輩曰く「指差して笑われてたで」だそうです。はーやれやれ。
あと、クレジットカード使うとパスポートの提示をちょくちょく求められました。むこうは18歳以下のカード使用禁止な店もあるらしく。もしかしてよっぽどお子様に見えたんでしょうか・・・?
ま、そんな感じでしたわ。

2007年7月11日水曜日

スウェーデン・観光編

なんちゅうか日常にもどっちゃったなぁ・・・


ちょっとまだ本調子じゃないし計算とかガンガンする気にはならないので報告書とアブストラクトを書いて論文検索して一日が終わる。


記憶が新鮮なうちに観光編

たぶんストックホルムの主な観光エリアはヴァーサ号とかいう進水式して速攻沈んだ船(なんか縁起わるいような・・・)の博物館以外は行ったような気がする。どんだけー。


まず学会初日。観光というか学会かストックホルム市かが開いてくれた、パーティのようなものに行く。会場が市庁舎。市庁舎といっても中之島にあるようなコンクリのビルでなく、レンガ造りの重厚な建物。


ノーベル賞の授賞式も行なわれるとかいうblue hall?でありがたくご飯をいただく。黄金の間?とかいう金箔モザイク画が壁全面にある広間とかがあってスウェーデンの国力って意外とあるんだなぁとか思ったり。


一日使ってみんなで市内観光へ。


旧市街ガムラスタン地区の王宮+ノーベル博物館&郊外のカクタス塔というTVタワーへ






←この人は王宮の衛兵さん。写真とっても怒られなかった。寛大。










ノーベル博物館では、モデル計算でグリーン関数使ってる人間には「神」的な存在のアブリコソフのサインを椅子のウラに発見して先輩達とテンションが上がって記念撮影。(このサインでテンションが上がっている時点でマニアックな集団かも。)アブリコソフの下のサインはJ.H.Taylorという人で、「重力研究の新しい可能性を開いた新型連星パルサーの発見」をしたらしい。理解不能・・・。ノーベル賞授賞式のディナーで出るとかいうアイスもいただきました。そのときに座ったイスには2006年の物理学賞の人のサインがあったりでなんとも落ち着かない気分に。このノーベル博物館はテンションが上がるのでオススメ。



郊外のカクタス塔の周りはこんなかんじ。遠近感狂います。地下鉄の駅から延々3kmぐらい歩きました。総てがだだっ広い。公園って書いてあるからてっきり噴水とか花壇とかをイメージしていったらひたすら野原でしかもウマが放し飼い。のどかです。大阪とか東京ではありえない。都市からすぐにこんな場所があるなんてええなぁ。






これは、学会の中日のパーティ(パーティが二回ある。)でいったスカンセンというスウェーデンの昔の家とかを展示してる公園の様子。ここはリンネの庭を再現したっぽい。ウェルカムドリンクのお酒がまわってこのとき非常に総てが麗しかった。変なこといってたらごめんなさい。







で、これがそこでとった夜景。これで11時ぐらい。ほとんど日が沈まなくってカンが狂う。調子乗って遊んでるとあっという間に深夜。
でもこの夕暮れの景色がすんごくキレイです。森と湖の感じとか。







あとは郊外の王宮行ったり。王宮も非常にきれいだったのですが、内装が装飾過多な感じでした。壁、天井に隙間なし。シンプルな北欧デザインじゃなかったのかー!って感じです。置いてあるのも脈絡なく中国のツボだったり、ポンペイの遺跡の模型だったり・・・。置く場所に困ったものをほりこんだのかっていう勢い。ちょっと息が詰まるような・・・


そんな感じでいろいろ観光してきました。ストックホルム、超オススメです。私の中でかなりまた行きたい都市。冬は寒さがヤバそうだけど。湖があって、ちょっと郊外にいったら自然があるとことかが恵まれた都市だなぁと思いました。水辺が多く歩いてて気持ちよい。空気もいいし住んでて気持ちいいんじゃないでしょうか。もうちょっと物価さえ安けりゃね。というわけで北欧、また行くチャンスをうかがってます。

2007年7月10日火曜日

スウェーデン・ガッカイ編

報告書もかかにゃいかんので下書き代わりにガッカイの記憶をメモメモ。たぶん内容は同じ領域以外の人にはつまんないんで読み飛ばしてください。

うーん観光のインパクトの方が強くて学会の内容を忘れつつ・・・だめじゃん。

やっぱりノートとっといてよかった。寝るの防止&復習用に最近はノートとるようにしてる。しかしあまりに乱雑すぎて自分でもところどころ理解できない。今回は講演番号をちゃんと記録してなかったのがミス。後から見て誰の発表やら分からんのが何個か。


今回聴いてて一番スゲーと思ったのがRoland Wiesendangerっていうドイツの人の講演。ひげが印象的。声が大きい。講演というより演説なノリ。SP-STMの実験の人らしい。学会で知り合った人曰く、有名人。あともう一つ、Klaus Kernの講演。こっちもSTMの実験。こっちも有名らしい。表面に磁性原子の微細構造をつくってSTMで(ryはよく聴く話だし何本か見たことある論文が紹介されてたが、加えて表面特有のスピンと軌道のカップリングでラシュバ効果がどうたらで発散?が観測されるはずとかいう初耳なことも言ってた。スピンと軌道のカップリング@表面は理論からも面白いのでは。やってる人いるかもしれんしチェックしてみようかと。


この2人の名前は直接は知らなかったが、読んでて主に参考にしてた論文の出所がこのグループだった。あー聞いといてよかった。単独で研究してると、業界で誰が有名とかの情報がなかなか手に入らない。「~~さんのグループが・・・」とかいわれて「それ誰っすか?」てのもしばしば。


自分の発表の話。いつも通りポスター発表。口頭とか無理っすわ。一度は挑戦したい気もするけど。質問には8人来てくれたけど全員日本人。なので日本語しかしゃべってませーん。物理学会とかわんないね。ちなみにIVCは実験のひとが多いのか、「two impurity Anderson model」の文字をみて立ち去っていく人が多かったです。その反面、backgroundにあげた実験の参考論文が客寄せになってて理論方面の人間としてはちょっと複雑。この参考論文書いたグループが有名らしい。IVCにも関係者きてたみたいだが見られなくてやれやれデス。


さてストックホルムは学問関係に寛大なのか、学会参加者には交通フリーパスが支給されました。会場がちょい郊外なせいもあるかも。しかしこれ観光にも大活躍。郊外に行く電車はこんなの↓
で、最終日に車内で知らん外国人に「今日で学会終わりでハッピー」みたいなことを話しかけられました。欧米人はテンション高いですな。まぁ学会はそんな感じで。

2007年7月9日月曜日

帰国


はぁ~帰ってきましたわ。
スーツケースが恐怖の20kg超過でした。
係員の人がおおらかなのか、特に超過料金を取られず。
一体何がそんなに重かったのだろうか?



今回は長かった。




7時間の時差+10時間以上のフライトはさすがにきついっす。いまはだら~っとしながら報告書のネタ考えたり物理学会のアブスト考えようと試みたり。TAあるんで明日からフツーに大学行かなきゃってのがしんどいですね。半分仕事でいってる+助成金もらってるので報告書が2つあるのもちょっと面倒。


ストックホルム、良いとこです


絵に描いたような町並みですね。ご飯もそこそこおいしい。物価は超絶に高いです。だいたい総てにおいて日本の2倍。円が安いのか税金が高いのか?


参加した学会、IVCも非常にタメになる感じで。自分の計算しようとしているような系の実験の人の講演とかその世界ではネ申の人を見たりすることができて「ちゃんと聞かな」って気になるのが多かった。招待講演の偉い先生の話とか結構面白い。レヴェル高い人の講演はやはり内容濃くて面白いなと。理解ほとんどできて無いんだけど。たぶん前行ったECOSSよりだいぶ真面目に参加した気がする。


まーそれでも今回も観光はバリバリ行った。
これは王宮の衛兵交代式のようす。

他の観光とか詳細はぼちぼちアップ予定。