2007年7月10日火曜日

スウェーデン・ガッカイ編

報告書もかかにゃいかんので下書き代わりにガッカイの記憶をメモメモ。たぶん内容は同じ領域以外の人にはつまんないんで読み飛ばしてください。

うーん観光のインパクトの方が強くて学会の内容を忘れつつ・・・だめじゃん。

やっぱりノートとっといてよかった。寝るの防止&復習用に最近はノートとるようにしてる。しかしあまりに乱雑すぎて自分でもところどころ理解できない。今回は講演番号をちゃんと記録してなかったのがミス。後から見て誰の発表やら分からんのが何個か。


今回聴いてて一番スゲーと思ったのがRoland Wiesendangerっていうドイツの人の講演。ひげが印象的。声が大きい。講演というより演説なノリ。SP-STMの実験の人らしい。学会で知り合った人曰く、有名人。あともう一つ、Klaus Kernの講演。こっちもSTMの実験。こっちも有名らしい。表面に磁性原子の微細構造をつくってSTMで(ryはよく聴く話だし何本か見たことある論文が紹介されてたが、加えて表面特有のスピンと軌道のカップリングでラシュバ効果がどうたらで発散?が観測されるはずとかいう初耳なことも言ってた。スピンと軌道のカップリング@表面は理論からも面白いのでは。やってる人いるかもしれんしチェックしてみようかと。


この2人の名前は直接は知らなかったが、読んでて主に参考にしてた論文の出所がこのグループだった。あー聞いといてよかった。単独で研究してると、業界で誰が有名とかの情報がなかなか手に入らない。「~~さんのグループが・・・」とかいわれて「それ誰っすか?」てのもしばしば。


自分の発表の話。いつも通りポスター発表。口頭とか無理っすわ。一度は挑戦したい気もするけど。質問には8人来てくれたけど全員日本人。なので日本語しかしゃべってませーん。物理学会とかわんないね。ちなみにIVCは実験のひとが多いのか、「two impurity Anderson model」の文字をみて立ち去っていく人が多かったです。その反面、backgroundにあげた実験の参考論文が客寄せになってて理論方面の人間としてはちょっと複雑。この参考論文書いたグループが有名らしい。IVCにも関係者きてたみたいだが見られなくてやれやれデス。


さてストックホルムは学問関係に寛大なのか、学会参加者には交通フリーパスが支給されました。会場がちょい郊外なせいもあるかも。しかしこれ観光にも大活躍。郊外に行く電車はこんなの↓
で、最終日に車内で知らん外国人に「今日で学会終わりでハッピー」みたいなことを話しかけられました。欧米人はテンション高いですな。まぁ学会はそんな感じで。

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