2007年9月30日日曜日

9月もオワタ

9月も終了。早すぎる。忙しかったから一ヶ月が2週間ぐらいに圧縮された気分。D入ってからますます日時がすぎるのが早い。年取ったってことか。いや、忙しいせいだと思いたいところ。

10月も忙しくなりそうな悪寒。昨日帰ってきてメール見たら、東大の物性研(ISSP)からLT-STMの研究会参加と発表申し込みの受理のお知らせがきてた。ここのひとは土曜も働いているのか。

東京だ、わーいとか思って場所調べたら千葉の柏。ってどこですかー?羽田空港からバスで75分とか言うすごい立地らしい。その立地で近所にビジネスホテルがあるのに驚くわ。そして旅費は、向こうが出してくれるらしい。うはー気前いいなぁ東大。飛行機で行ってマイル獲得じゃ。土曜まる一日つぶれるんだからそれぐらいの役得を・・・。ポスター運ぶ筒もちこまなあかんしクラスJ利用とかアリかな?

で、その3日後にまた阪大で学会発表あって、プロシーディングスかかないと。英語で4枚程度か。一ヶ月のうちに発表2回+論文一編とはなぁ。これからしばらく毎月学会発表あるんだけど、たぶんすべて同じネタの使い回し。こんなんでいいんだろうか。

そして、3月の物理学会に向けて新計画たてんと。今使ってる計算方法がマズいので全く新しい方法を試さないといけないかも知れない。その候補が数値くりこみ群。はぁ聞くだになんかヤバそう。Wilsonはこれでノーベル賞。ちょろっと勉強はじめたが相転移とかから話が始まるので道のりは果てしなく遠い気がする。

そういえば、量子コンピュータがらみでなんかすごい実験がされたとかなんとか。
それを知ったのが某まとめサイトなのは研究室では言えないな。
一応、申請書とかで自分の研究の応用例に無理やり量子コンピュータもほりこんでいるので元ネタのNatureの論文もげっつ。ちゃんと読んでないからよう分からんが、光子で量子ドット間の情報伝達する回路に超伝導体つかったらウマくいったぽい。最近は電子スピンの情報を光子の偏光面の情報に変換して送るとかいうのがあるらしいがその発展か?
量子コンピュータとか量子暗号ってめっちゃデリケートそうで使い道あるんかいなとか思ってたけど結構人気ジャンルなんだなぁ。ちなみに物理系以外の人に量子力学ベースのことやってるっていったら大抵量子コンピュータについて聞かれる。残念ながらよくわかんない。もうちょっと調べとかんとあかんなぁ。

2007年9月26日水曜日

北海道からの帰還

昨日帰ってきた。
今日はもう疲れ果ててぐだぐだ。月の半分を出張してりゃつかれるってもんよ。休めるのは学生の特権ね。非常にぐだぐだした一日を過ごす。



ところで北海道4日目は旭山動物園と美瑛を強行軍した。

旭山動物園めっちゃ遠い!車で二時間ってどんだけよ。



でも行く価値あります。展示方法がうまい。動物をめっちゃ間近で見れます。もうかわゆすぎ。さりげなく解説とかも豊富で知らんうちにいろいろ知ることができます。
ペンギン館とかは必見ですね。ペンギンが水中を飛んでるのを手でつかめるんちゃうかってぐらい間近なかんじで水中トンネルから見れる。すごいインパクトを受けた

もうじゅう館も気に入った。









ユキヒョウの肉球に萌え・・・。でも上からヨダレたれてきました。餌と思われてる?



そして蝦夷鹿の小鹿がかわいかったです。









旭山動物園ええわぁぁぁ。




そして美瑛。本州ではぜったいありえない広大な景色。日本じゃないみたい。


この景色も見に行く価値ある。北海道ってやっぱりなにかとスケール違うなぁ。


というわけで北海道を満喫してきました。スイーツもおいしく、食べ物もおいしく、景色もよくいいとこです。また是非行きたい。今度は知床いきたいなぁ。
ちなみに最後に新千歳空港でLetaoのチーズケーキとプリンと超レア限定菓子じゃがポックルをげっとしました。すべて非常にオイシイ。北海道はすごすぎるよ。

2007年9月23日日曜日

小樽など



で、結局一日の行動をまとめると

テレビ塔に行く→とうきび食べる→北大観光
北大の博物館は普通に展示品が面白かった。阪大もなんか博物館つくってたけどどうなんだろあれ。一度行ってみるか。オリジナルグッズとか買ってしまいばっちし罠にはまっている。北大ってなんかブランドイメージよくってよいよな。キャンパス内もどこの公園よってぐらいきれいだし、農学部ゾーンはきれいな大正時代とかの建物のこってたりしてちょっとした明治村みたい。










その後小樽へ。
小樽は10年ほどまえに行った。懐かしいのでそんときと同じようなルートをたどってみる。美園アイスパーラーは10年前とあまりにも一緒でびっくりした。
運河みて、堺町通りを南へ。北一ガラスとかのぞく。醤油さしとかランプとか衝動買いしそうになるのを我慢。ガラスもってかえるの怖いし。醤油さしのキレがほんとにいいのはいったいどういう仕組みになってるんだろう。
小樽の寿司イメージがつよくて食べてみたいものの学生身分だしってことで回転寿司に入ってみる。ウニとサーモン三昧注文。結果、場外市場>>小樽の回転寿司。おいしいけどやっぱ場外の一善てとこで食べたのが最強だ。
小樽といえばLetaoの菓子だろってことでLetaoのカフェにも行く。しかしなぁ、甘いもの食べすぎだろ。毎日一個以上甘物たべてるぞ。そしてLetaoは異様に混んでた。目当てのチーズケーキも売り切れ、なので店員さんのお勧めのロールケーキ食べたら非常においしかったので満足です。
観光客めっちゃ多かったです。それさえなきゃレトロビルも多くまたりと歩くにはすてきなとこですな。小樽。


晩御飯はジンギスカン@サッポロビール園。まじおいしい。焼肉きらいだけど、ジンギスカンならいけるわぁ。はまりました。でも自分からラム臭がただようのが難点。しばらくにおうかも・・・

でその後、藻岩山から夜景みました。札幌の夜景は広大。迫力がすごい。寒さもすごい・・・

そんなこんなで今日の歩いた距離は11.9km。筋肉痛になりませんように

札幌3日目

昨日で自分の発表も終わったしもうあとは自由行動な感じで。
ポスター発表は結局人が途切れず来たので講演時間外も説明してて4時間立ったまま+しゃべり続けるてのでものすごく疲れた。10人以上に同じ話をするのはちょっと面倒。理論の話だけどなぜか実験の人が見に来る。表題から実験と思い込んでる人もいた。この話は実験の方にウケがいいようだ。理論で来てくれたのは大半となりの研究室の人=顔見知りだったりする。
情報収集もしたし。ま、いろいろ話が聞けてよかった。

札幌満喫中。
北海道はやはり海産物とスイーツがおいしい。
昨日の朝は中央卸売市場場外市場にいってきた。うにイクラ丼を食べて、本気でおいしかったのでイクラを家に発送してしまった。衝動買い・・・さすがにうにやイクラは高い。
毎日高コレステロールな気がするぞ。
今日は市内観光と北大内の観光と小樽にいく予定。

2007年9月20日木曜日

北海道初日

札幌入り。
宿泊したのはアパホテル札幌すすきの。シングル予約したのにツインのシングルユースでラッキー。風呂やたら広いしジャグジー付きで大満足。
今日は学会まだ始まってないので、時計台と旧道庁みて雪印パーラーでアイス食べて、すすきののSHO-RINってとこでスープカレー食べて終わる。どっちもウマーだった
部屋ネットつかえるのでいつもどーりネットで遊んでしまうのが難点だな。
電車賃うかすために明日から歩きまくる予定なのでもう寝なくては

2007年9月19日水曜日

明日出発

明日から北海道~
学会だけど北海道は嬉しい。2日間はマジメに会場行くけどその後は・・・言うまでもない。会場が北大なので、すでに観光ムードやね。そして北海道やで、絶対会場に人少ないと思う。基本的にわたしはアタマわりーから学会行ってもあんまり話よくわかんないし。某シンポと私の発表の時間がかぶるので教授陣こないだろーしリラックスムード全開だ。
こないだの摩擦シンポみたいにおもしろそなのあればいいんだけど。光誘起相転移ぐらいかなぁ。専門じゃないけど相転移は手だしてみたい。とおもって今ちょっと勉強してる。ちゅーかふつーに面白そうなのが自分の発表の時間とかぶってるのが残念。貼り逃げしよっかな。

藻岩山の夜景と旭山動物園と場外市場と小樽は行こうと思っている。海鮮丼食べよっと。
ということで準備して寝ます。

2007年9月18日火曜日

A0ポスター

ガッカイ用ポスター印刷。今回はA0版というドデカイ紙に印刷。ゆえにあのいかにも工学部筒を持って飛行機に乗り込むことになります。アレ持ってるとあからさまに学会関係でビミョーなんだが、一度持ってみたかったりもする。応物は製図がないので筒もったことない。低身長ゆえ筒もつとバランス崩れるわぁ。
A0にするとなんとなくちゃんとした感が漂う。まー中身は今日も教授にボロクソにいわれたしょっぱい計算なワケですが。セルフエナジー二次摂動じゃ微妙とかそんなん最初に言ってくれよホンマ。なわけで一応準備もすんじゃっていま何もする気になりません。

FLV(youtubeとかが使ってるファイル形式)をダウンロードできるyoutubeと某nico動に対応したブラウザおとしてみました。tubeplayerといいます。もちろんフリーソフト。ちょーっと不安定かもですがFLVをボタン一発でダウンロードできるって素晴らしい。あーゆー動画サイトの動画ってすぐどっかいっちゃったり検索めんどいから面白いのはPC上に保管しときたい。コメントまで抜き出すのは不可能だけど。コメントとFLVファイルは全く別物だから両方落として重ねて再生って言うなかなか大変なことをしてくれるソフトを導入せにゃならんぽい。そこまで中毒じゃないのでFLVとれればいいや。

2007年9月17日月曜日

ばてばて

暑くてばててる。胃腸の調子わる~。木曜から北海道ってやばいよ
学会にいる必要最低限のことはやった。ポスター作成、あと教授からのツッコミに対してまとめレポートも作って送信。やれやれ。
計算方法をやっぱNRGにせにゃならんのかとか、電子正孔対称でいいんかよとか帯磁率とかは今考える気にならん・・・

それはともかくDAEMONtoolすごいな~。ウワサには聞いていたけど、やっとインストールしてみた。アヤシイtool barがついてきたので一度アンインストールして入れなおし。ネットで調べると、アドウェアがついてるって評判になってるらしい。最近なんでもtool barとかつけるのはやめてほしいよなぁ。大抵邪魔になる。
それはさておきISOファイル普通に再生できるなんて。320Gの外付けをつけた甲斐があるってもんだ。高画質のバックアップ置いといてDVDに焼かずに再生できるもんなぁ。DVDの再生ってよく飛ぶし、重いしやっぱHDからこーゆーツールつかって再生する方がいいや。パソコンってやっぱり凄いな。ますますTVいらんわ。
DVDdecrypter+DVDshrink+DVD43+DAEMONtoolで結構快適にいろいろバックアップとって再生できそうだ。

2007年9月16日日曜日

気分転換が必要

奈良出張中にかなりイヤ~なことがあったので、だいぶ研究のやる気をそがれているワタクシ。
学会発表直前に激しくやる気なくさせるようなこと言う指導教官っていったい・・・?
コーチングの真逆をいってるやん。ま、大学のセンセていうのはだいたいそんな意識ゼロゼロなんだろけど。凹まされてそれでも這い上がれるような精神力がないとこの業界は無理なのかなぁ?私は精神力が弱いので無理です。

この連休中は精神的苦痛の復旧に当てることにします。
昨日も研究とは程遠い一日を楽しく送って、今日もマターリと過ごしている。とはいえそろそろ必要な作業しないとな。
友人からかりたDVD8巻の誘惑がすさまじいが、これに手を出してしまうとやばいのでそれは封印している。
漫画が突然読みたくなったので本屋へ。本屋をゆっくりと見て回るのは久しぶり。
「ギャラリーフェイク」と「オトメン」と「水木しげるの神秘家列伝」のそれぞれ1巻を購入。なんちゅうバリエーション。とりあえず「ギャラリーフェイク」読んだ。やべー面白い。美術関係の知識盛りだくさん。続きを大人買いしてしまいそうだ。
「アップルシード」も欲しいんだがこれは本屋になかった。amazonかな。

マジメな本では
多世界宇宙の探検 ほかの宇宙を探し求めて
ワープする宇宙―5次元時空の謎を解く
が面白そうだった。
こーゆー理系本は大学図書館にあるだろと思って家帰ってOPACしらべたらなかった・・・しょぼいぞH大付属図書館。古い本しか置いてないよな。とゆーわけで自腹買いか研究室にたのむか図書館にリクエストか迷ってる。うーん量子とか物性系じゃないから研究室にってのはむりかなぁ?トンネル効果とか出てくるらしいけど宇宙論だもんな。まずは安いし似たような内容の「リサ・ランドール異次元は存在する」買って読むか。

2007年9月14日金曜日

たまる疲労

帰ってきた。
携帯は相変わらず復旧せず。auショップいったが、代替機がないとか。他の店舗に問い合わせしてもなかなか在庫見つからず。聞けばこの機種電池が膨れるという事例多発とか。大丈夫か三洋?

疲労の極み。もう風呂入って寝よう。

あーゆーワークショップいくと、自分って勉強嫌いなんかなって思う。講義後も異様に熱心に質問する受講生とかにかなり引いてしまうチューターの私。そーゆー人多くて、ビビるわ。そしてそーゆー人は苦手だ。そっちが標準なんか?なら私はやはり研究者に向いてないのかもなぁ。。ご飯時まで研究の話とか、懇親会で話題がマジメに研究の話とかありえね~と思うんだが。にぎやかに騒いでるウチの研究室とかがまたひたすら浮いてました。そっちのほーが楽しくていいやん。そもそも勉強とか研究なんて一人でするもんだろ。(とかいったらこのワークショップの意味ないけど)集団のときは楽しく盛り上がった方がええよ。

ちなみに自分が受講した時の感想→「あと五分か~はやくおわんねーかな、長い質問とかやめてくれよ~」
第一原理計算キライだし。
とにかく授業聞くのキライで受講したときも大半寝てました。知りたいことがあったら自分で本読んだりした方が確実に早いし。授業1回聞いて理解したことなんてないしなぁ。すわっておとなしく一方的に人の話を聞くのが苦手なのかも。要はガキ?スタッフでいる方が給料もでるし、働いて、時間の無駄感がすくなくてよいです。というわけで、これからもよっぽどじゃない限り講習会とかにはまず行かないことでしょう。

2007年9月12日水曜日

災難の連続(奈良編)

こんかいのCMDワークショップは私に災難がやたら降りかかる。

昨日の晩から耳が聞こえにくい
⇒耳鼻科いったら耳の中に炎症とのこと

そして携帯の電池が異様に膨れてきた。
爆発すんじゃねーかととっても怖いのでとりあえずはずしてある。
当社比1.5倍増しの膨れっぷり。
充電しすぎとか正規以外の充電器つかうとこうなるっていうけど、そんな心当たりもなし。
欠陥品じゃないのか・・・・?

2007年9月11日火曜日

奈良にて

けいはんな学研都市に来てる。
年2回ある計算機シュミレーションのワークショップのチューターのお仕事。研究室の仕事やな。まぁ日給はそこそこ、そこまでハードじゃないはずだったんだが。
なんか留学生の人が一人だけいて、授業の同時通訳しなあかんので初日から疲労の極み。

+ブートキャンプ30分でいま十時前なのにめっちゃ眠い。

学会のポスターも手をいれて大体完成させたし、健康的に寝るか・・・

2007年9月10日月曜日

結果出たぽい

計算結果それっぽいのキター
フェルミ面に近藤ピークぽいのでてるし、STMチップポジションによって微分コンダクタンスのピーク形状の数値計算結果も窪み、ファノっぽいの、ピークっぽいのってなるし、いい感じなんじゃないの~?てゆーか、11月の真空学会までこの結果で乗り切れそうやん~

とかテンション上がってる。
こんなことでテンション上がってる自分がアヤシイ人だとは思うけど、レポート用紙数束つかってごりごり計算して式立てて数値計算のプログラム書いてそれなりの答えが返ってきたらやっぱりめちゃ嬉しい。わ~い。ファイル数冊分の計算した甲斐があるってもんですわ。

修士2年間で出した結果より今回半年かけてやったほうが、頑張った感あるなぁ。そりゃ~磁性原子間距離でコンダクタンスのピーク形状が変わりますよって結果は、2不純物アンダーソンモデルの過去の研究事例から推測はできそうなことだし、実験でも見れてるから今回の結果の物理的に目新しいことはなんなのさって聞かれるとちょっとイタいかも知れないけど。温度グリーン関数の扱いとかコーシーの主値積分とか数値計算の勘所とか今回の研究は得るところが大きかったように思う。なんちゅうかちゃんと理解&把握しつつ進めた感じがあって自分の研究したって感じがする。修士時代のは自分の手法の弱点とか把握できてなかったし。今見直すと理論にぼこぼこ穴がありそうで嫌だ。

あとはチップ位置依存性とか、温度依存性とか実験ではあんましこだわってない部分について計算してみるか。理論の強いのはパラメータをいじるだけでいろんなバリエの計算ができるとこだ。帯磁率も計算せんとなぁ。あと、表面+磁性原子みたいに近藤温度が低い系ではクーロン相互作用が大きいので摂動論はやっぱりちょっと定量的にはビミョーっぽい。NRGのテクも身に着けたいところだなぁ。やることまだまだいっぱいあるな。

ま、とりあえず今回+αの結果で一編論文書くつもり。すくなくとも10月に阪大で開かれるちっちゃいCOEがらみの国際会議?のプロシーディングも作成せんといかんぽいしな。がんばらにゃ~。

話は変わるが、初音ミクすごすぎ。(←YAMAHA開発の合成音声)Ievan Polkka歌わせてる動画見て驚愕。もうアタマから離れない。合成音声がここまでできるとは。http://www.nicovideo.jp/watch/sm976493
youtube↓

2007年9月7日金曜日

もやっと

今日は月1で行っている、漢方薬も出してくれるとこの診察があったので、大学を休む。昼間にいかないと行かんので、終わってから行っても着くの夕方とかで半端になるし

最近ボーっとしすぎ。さっきメールチェックしてたら某機構の事務から「出張手続きに必要な書類の提出がまだなんですけど・・・」ていうメール来てた。やっべー。そんな書類のメールきてたことすら気付いてなかった。学会とかなんかでテンパリすぎだ。いまから記入して速達で郵送するしかねーわ(-_-;)

そして夕方にコンパイルして実行した結果がどうなってるかチェックしようと研究室の計算機にログインしようとしたらできない。そうか、電源落とすとか言ってたな・・・。私の計算はどーなったの!?うわぁ今週末で終わって発表用ポスターも完成で脱修羅場とおもってたのにぃぃぃぃぃ。

なんかもーやだ。
やる気ないし書類の締め切り忘れてるし自分がダメ人間な気がしてちょっと落ち込む。
他にもいろいろ忘れてそーな気がする。
ボスから論文査読たのまれて、とりあえずWeb上でやって、なんか上手いこといかんので編集部にメール送ったけど、あとでファイル添付するの忘れてるのに気がついたがめんどくさいので向こうからの問い合わせまちなんだけど、さっぱり返事ないので放置してるのもやべーよな・・・とりあえず月曜に再送してみよう。

自分が提出した論文もどうなってるのやら。

あーとりあえずまずは21日から始まる物理学会乗り切らんと。てかその前に来週は実習補助でけいはんな学研都市に缶詰。うぉーいつ学会の準備するんだ?まだまだ修羅場が続きそう・・・
しっかりせんと

2007年9月5日水曜日

学会前はこんな日々

数値計算の速度向上完了。必要な配列要素とか計算回数の数とか考えていかに効率よく計算させるか。とか考えるのが結構重要なことにいまさら気付く。とくに重積分の計算とか入ってる時には、ヘタすると1ポイントの計算に1億回の計算が必要だったりする・・・。doループの罠。細かくサンプリングすりゃー精度上がるやろとか適当にやったら異常に時間かかったりして焦った。改良バージョンがうまく行ったのでちょっと嬉しい。

そして近藤効果のお勉強。
以下チラシの裏的なメモ。今現在私の頭はこんなことで埋まってる状態。

近藤効果は要は局在電子と伝導電子の混成により磁気モーメントが消失するっていう現象が中心なんかねぇ。

混成の早さ(←寿命ってやつか?)がΔ=πρV^2で決まり、しいてはU=0の時のフェルミ面にできる混成準位のピーク幅を決める。Uが大きくなってくると、その準位に電子が入っている時に他の電子が入りづらくなる影響で、電子が入れ替わる速度が遅くなってくる。結果近藤ピークの幅の狭まりを招く。磁気モーメントが消失するという現象もこの電子の入れ替わる早さと観測時間(→温度)の競合によりきまる。電子が入れ替わる速さより早い時間スケールで観測すれば、↑または↓のモーメントを観測することができるだろう。しかしそれより観測する時間スケールが遅ければ、平均値としてモーメントが0という結果しか観測されない。

観測時間と温度の関係というのは不確定性原理に由来するらしい。不確定性原理、思っても見ないところで絡んでくるな。物性は量子論に支配されている。(時間とエネルギーが共役量で温度がエネルギーの指標だからといわれりゃそうだが、なんか気持ち悪いよな。)温度Tの系が持つエネルギーはkbTなので、観測できる最も短いスケールはh/kbTぐらいである。Uが十分でかい状態では電子のいれかわる速度はkbTk(Tkは近藤温度)(→近藤ピークの幅もそのスケールになる)。というわけでTがTkより大なら磁気モーメントが観測され、TがTkより小さければ磁気モーメントが消失する
じゃあ2不純物ならどうなるか考えてみる。2不純物が強磁性的相互作用を持っているときは、スピンの入れ替わりはもう片方のスピンに影響を受ける。とういわけで、必然的に1不純物の時より、速度が落ちるだろう。温度でいうと、近藤温度の低下を招くことになる。ま、結果ピーク幅も狭まるだろう。反強磁性相互作用が十分強ければ、最初から磁気モーメント=0が実現してしまっているので、遮蔽も何もないでしょうと。(ちょっとした反強磁性なら、遮蔽しやすくなって、近藤温度が上がる?いやでもスピンの速度とかいう話になってくると・・・わからん。強磁性のほうが理解しやすいなぁ)

とまぁ、なんとなくな理解はできるんだけどその、速度がどうとかいった話が今やってる摂動展開のどのへんに絡んできてるのかとか考え出したらぐるぐるしてくる。こんがらかってるわぁ。スッキリに到達したいもんだ。

2007年9月4日火曜日

物理的解釈

計算はだんだん計算機からそれらしい答えが返ってくるようになって、まぁなんとかなりそうな気配なんだが、問題は結果の物理的解釈・・・

傾向とかが物理的に正しいのかってのをまず見極めないといけないんだけど、「物理的に」ってなんなんだろ?バルク中の不純物問題に関する参考論文読むも英語だし、位相シフトがどうとかスタガード帯磁率がどうとかっさっぱ意味不明っす。理論物理で磁性やってるけどどうも帯磁率っていう物理量がよくわかんなくて出てくるとやる気が減る。モデル計算ではなにかっちゅうとすぐ帯磁率もとめるのはなんでなんだ?静的量だからとか聞いたけどそれもよく意味わかんないなぁ。電磁気の定義と線形応答理論から出てくる定義が形がまったくちがうし。グリーン関数にしろなんにしろ電子相関あつかう時は他のジャンルでつかってるのと同じ用語で定義式が違うってのがおおくてややこしい気がする。というわけでさっぱ理解できなくて中学・高校時代数学・物理が不得意だった人間が応用物理学専攻ってことに無理があるんだぁぁぁ・・・。とかへこみスパイラルに突入しそうです。

今、もっぱら専門にしようとしてるのは近藤効果っていうもの。狭義では磁性不純物がはいった金属が普通の金属とは違う抵抗の温度依存性をもつって言う現象を指します。まーそのほかにも同じメカニズムでいろんな現象がおこります。理論的に最初に解明したのが日本人の近藤淳先生なんで近藤効果は日本人のファンが多いみたい。後輩がパワーポイント中で近藤先生の名前を改行で切って表示してたら教授にどやされてました。そんぐらい神な存在みたいです。で、この近藤効果がなかなか理解できん。一個一個の説明は理解できても、全体像が見えない。しかも今やってるのは不純物が2つ。焦るとよけい思考の精度が鈍ってますますわけわかんなくなる。スパッと理解できたらすんごいスッキリするだろうな~とおもいながら、泥沼であがいてるような気分のする毎日です。毎日愚直に努力することでそのうち分かるようになるんかなぁ?先が見えない気がしてちょっとしんどい