2007年9月10日月曜日

結果出たぽい

計算結果それっぽいのキター
フェルミ面に近藤ピークぽいのでてるし、STMチップポジションによって微分コンダクタンスのピーク形状の数値計算結果も窪み、ファノっぽいの、ピークっぽいのってなるし、いい感じなんじゃないの~?てゆーか、11月の真空学会までこの結果で乗り切れそうやん~

とかテンション上がってる。
こんなことでテンション上がってる自分がアヤシイ人だとは思うけど、レポート用紙数束つかってごりごり計算して式立てて数値計算のプログラム書いてそれなりの答えが返ってきたらやっぱりめちゃ嬉しい。わ~い。ファイル数冊分の計算した甲斐があるってもんですわ。

修士2年間で出した結果より今回半年かけてやったほうが、頑張った感あるなぁ。そりゃ~磁性原子間距離でコンダクタンスのピーク形状が変わりますよって結果は、2不純物アンダーソンモデルの過去の研究事例から推測はできそうなことだし、実験でも見れてるから今回の結果の物理的に目新しいことはなんなのさって聞かれるとちょっとイタいかも知れないけど。温度グリーン関数の扱いとかコーシーの主値積分とか数値計算の勘所とか今回の研究は得るところが大きかったように思う。なんちゅうかちゃんと理解&把握しつつ進めた感じがあって自分の研究したって感じがする。修士時代のは自分の手法の弱点とか把握できてなかったし。今見直すと理論にぼこぼこ穴がありそうで嫌だ。

あとはチップ位置依存性とか、温度依存性とか実験ではあんましこだわってない部分について計算してみるか。理論の強いのはパラメータをいじるだけでいろんなバリエの計算ができるとこだ。帯磁率も計算せんとなぁ。あと、表面+磁性原子みたいに近藤温度が低い系ではクーロン相互作用が大きいので摂動論はやっぱりちょっと定量的にはビミョーっぽい。NRGのテクも身に着けたいところだなぁ。やることまだまだいっぱいあるな。

ま、とりあえず今回+αの結果で一編論文書くつもり。すくなくとも10月に阪大で開かれるちっちゃいCOEがらみの国際会議?のプロシーディングも作成せんといかんぽいしな。がんばらにゃ~。

話は変わるが、初音ミクすごすぎ。(←YAMAHA開発の合成音声)Ievan Polkka歌わせてる動画見て驚愕。もうアタマから離れない。合成音声がここまでできるとは。http://www.nicovideo.jp/watch/sm976493
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