2007年10月6日土曜日

翼竜

「世界最大の翼竜展」
通学の電車で見かけるたびにちょっと気になっていた。
翼竜、そんなとこをついてくるとはなかなかマニアックな展示会だ。開催地は長居公園。ご近所だ。行くしかない。ということで行ってきた。

そういえば小学生時代、恐竜が好きだった。恐竜展とかよく行った。親族が買い与えた本が「新恐竜」だったり古生物の図鑑だったりしたのが原因だ。頑是無い女子小学生になんという刷り込み。小学生だけに生物学上のムズカシイ記述はよく分からんかったが、図鑑のヴェロキラプトルだの無顎魚類の絵だのを模写して遊んでいた。(のちの引きこもりである。)このころ古生物学者になりたいとか言ってたが、どこかでフィールドワークがひたすら多いことに気付き、日焼けが嫌な私は中高時代の黒っぽい歴史を経て別の道に進み今に至る。まぁそんなわけで、今でも古生物関係には興味ある。

翼竜展は面白かった。展示物はそう多くないものの、翼竜とか恐竜展いってもあんまり取り上げられてないジャンルだけに初めて知るようなことも。ばかでかいケツァルコアトルスはかなりの迫力。ちなみにプテラノドンをずっとプラテノドンだと思い込んでたことが判明した。(20人に1人はそう思い込んでると思う。)あの蝙蝠っぽい皮膜を支えていたのは人間でいうと薬指にあたる骨がめっちゃ伸びたものであるとか初めて知った。薬指が異様に伸びて、そこと足の間に皮膜が張ったような構造になっている。なんだか脆そうな気がするんだが。翼がそういう構造をしているため、翼竜が地上におりて歩くときの姿を再現したものは想像してたのと全然違う格好をしていて意表をつかれた。鳥とは全然違う。異様に歩きにくそうだ。

というわけで、会場での説明VTRに使われていた「ウォーキングwithダイナソー」(ディスカバリーチャンネル制作)がとっても欲しくなっている。

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