2007年10月15日月曜日

多忙

忙しいのでちょっと愚痴はいってる。またポスター発表。Atomic fabricationって全然関係ないジャンルで発表。まぁ来年の予算獲得とかいろいろ絡んでるんだろう。ポストCOE的なブツが絡んでるとおもわれ。アカデミックでも予算は大事だ。学会旅費自腹とかいやだもんな。とはいえ突然プロシーディング書けとか言われても無理。こないだは書くなっていったやん。朝令暮改ってやつですか。そーゆーのって凄い不信感の元なんだけどな。3日で英文A4で8枚とかどう考えても無理。どーせしめきり伸びるんだろうけど。その場に編集委員の先生がいてプロシーディングの数たりないとかぼやいてたから、あれは教授のパフォーマンスだったのだろうと考えておこう。こっちもやるだけやってみました(けど無理でした)的なパフォーマンスで返すのが得策かな。

くりこみ群が難しすぎる。まぁとりあえず相転移と臨界現象がなんなのかはわかった。臨界指数とかの用語にも慣れた。一次元Ising模型のくりこみ群の方程式も一応導出のしかたが分かった。二次元になって、ブロックスピン変換になったとこで教科書の記述が飛びすぎててこける。しかもこれって解析的なやりかたで数値計算じゃなさそう。数値計算的な方法載ってる文献も見つけたがそれはパーコレーションの視点から書いてある。パーコレーションは希薄磁性半導体とか超伝導とかにも使える応用範囲が広い手法らしいが、また果てしないエリアに踏み込むことになりそう。数値計算にはモンテカルロ法もつかうらしいしほんま果てしない。くりこみ群とパーコレーションとフラクタルは密接に関係してるぽく、まぁどれも魅力的なんだが、やってたら3年じゃ終わらなさそうだ。しかも書いてあるの実空間くりこみ群だから近藤効果で使われてるのとはなんかちがうっぽいしなぁ。このまま進んでいって狙ってるものと違う道にずれてってないか不安なところだ。全体像がわからん。なにから手をつけようか。

そんなわけで最近やることだけはいっぱいある。

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