2008年2月11日月曜日

惰性の季節

寒いので出かける気にならない。3月に泣きを見たくないので、ぼちぼち学会の準備もしないとなぁ。今度の発表は昔の計算結果の精度とか出力を変えてしのごうっていう方向で固まったので、いま必死こいて勉強してる計算手法とはあんまり関係ないのでなんとなくそっちの作業はやる気がでない。7割できた時点でやる気をなくすいつもの悪い癖。基本なるべく楽したいサボり症。現在進行中のは3月までに新規な結果だして発表なんてーのはまず無理だし。だけどついついそちらに目が向くのよな。今日も休みだというのに、出力の計算結果の確認とかしてる。手作業で何十個と計算とかだる~い作業なので、ときたまごろごろ休憩できる家のほうが良い。

床暖房をがんがんにつけてごろごろしつつ漫画なり本なり読むちいと怠惰な時間が冬場は至福。おやつにアイスがあったりすると最強だ。最近、業界マンガっちゅーのか、ちょっと特殊な専門分野を取り上げたマンガが多いらしい。というわけで?生け花と上方落語の業界を扱ったものが実家にあったので読んでみた。生け花のが「百花日和」で上方落語が「たまちゃんハウス」(せりふがばりばり大阪弁でイイ)という作品だ。生け花も上方落語も「ザ和風・古典芸能」ってかんじで自分とは超無縁な世界だ。いちおう茶道と着付けは習ったことあるがすでにすべて忘却の彼方だし、古典と名のつく芸能は総じて見ていると睡眠の世界に引き込まれる。昔、クラシックのコンサートや人形浄瑠璃に連れて行かれたことがあるが、当時の私はどちらも爆睡してもったいないこと甚だしかった。専門用語がなんか異世界用語だよなぁ。
マンガそのものも面白いこともさることながら、業界マメ知識とかをうかがうことができて、ほ~って思うことも多かった。落語で扇子のチェンジとかトリッキーなことやってる人いるのか。んーちょっと興味。一度も聞いたこと無いし大阪にすんでるんやから一度は天満橋の繁盛亭にいってみるかね。

まぁそんなこんなで弾みがついてマンガとか本を無性に読みたくなってる。多分に迫る三月の恐怖からの現実逃避。さ、Amazonのサイト見に行くか。

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