2008年5月6日火曜日

GrWinとEclipse

ちまちまとやってる甲斐あって、とりあえず連休明けまでに終わらせねばいかん仕事は片付きつつある。C++もぼちぼち学習しつつある。数値積分させるぐらいはできるようになった。
さて、C++は結構強そうな言語なので、手があいたらやってみたい複雑系とかのコードに使ってみたいなとぼんやり思ったりしている。複雑系のシミュレーションであるセルオートマトンとかは、可視化してなんぼなのでC++でグラフィックを描く方法がないものか漁っていたら、GrWinを見つけた。日本の方が開発しているので説明文すべて日本語。超ありがたい。GrWinはフォートランでも使える。すげー。計算物理する人間にはなんてありがたい。

C++のコンパイルにはMinGW+gccを使っているのでGrWinを使うにはちょうど良かった。MinGWのバージョンが5.XでGrWinのターゲットの2.0より後のだったけど、とくに使う分には問題がないようだ。インストールもひたすら「はい」押すだけでよかったし。で、まぁコマンドプロンプトでGrWinのサンプルを起動したりがうまく行ったところで、さて本題だ。

C++のコードいじったりするために、EclipseのC++用のを導入してるわけで、グラフィックをいれたプログラムを作成するときにもEclipse上で作業したいなぁと。エディタのみより絶対ラク。GrWinのデフォルトでは、gwgcc.batというバッチファイルを起動して、GrWinのライブラリへのリンクなどをさせている。Eclipseでバッチファイルをつかってビルドする方法とかがわかんなかったので、コンパイルオプションを付け加えることで対応することにした。

Eclipseでコンパイルオプションをいじるにはプロジェクト名のところで右クリック→プロパティー→C/C++ビルド→設定 とたどり、ツール設定のタブを開いて編集していく。親切なんだかありがた迷惑なんだかしらんが、オプションもやけに細かくフォルダわけされていて、カテゴリーごとに編集することになる。GrWinを使いたい場合には、「MinGw C++リンカー」→「ライブラリー」の、ライブラリー(-l)部分にGrWinを足し、「MinGW C++リンカー」→「その他」 のリンカー・フラグに-Wl,--subsystem,windows -mwindows をくわえてやればいいようだ。適当にやったからこれが最適かどうかわからないけど、とりあえずこれで、GrWinのサンプルコードはEclipse上で動作した。

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