2008年8月31日日曜日

I know

巷で評判のiKnowを我もやってみんとせん。

iKnowってのはSNS機能もついてる(たぶん使わないだろうが)英語学習のサービスらしくてなにより無料ってのがすばらしい。なんかなー語彙力のなさにいつも泣いてるから、これの語彙力つけるでコースをやってみるかと思ったわけだ。

あれだ、論文書くのから現実逃避してるだけっぽいけどさ・・・。いいんだ、論文と学会用のデータ処理はちゃんとやってるし(言い訳)論文かくのほんとにホントに嫌いなんだよぅ。

思ってた以上に高機能だった。不意打ちのチェックとかあって、こっちの闘争心を刺激するようになってるな。なんか「やったるでー」って気分になる仕組みになっている。インターフェースもけっこう丸みがあって。オンラインなので、大学でも家でもできるし。デクテーション(だっけな?)めっちゃできるのがいいね。タイムアウトとか、スペルミス何回かすると没ってのがキビシイ。

これでしばらく英語の勉強がんばるでー(いやーそれより論文なんだが)

Scribd(文章版ようつべ)もちょっと気になる。本業で使えるような文献はあんまりあがってなかったけど。なんか面白い使い方が考えればありそうな気がする。

2008年8月29日金曜日

Mathematica:補間とか

NRGとかの数値計算の結果は基本的に離散的データである。スペクトルをプロットした場合、たとえば有効な近藤温度の指標がほしいとかで、ピークの半値幅が欲しくなるときとかも多々ある。そんなわけで、離散データを補間、近似多項式ゲッツ⇒半値幅の計算をMathematicaでやってしまう方法を探してみた。
補間を自力でやろうとするとスプライン補間法の勉強とかで数日つぶれたり、実装でまた数日つぶれそうなのでとても1から自力とかやる気になれない。MathematicaはInterpolationっていう補間を全部やってくれてしまう関数を持っている。
基本的な使い方は
Interpolation[{{1,2},{2,2.4},{3,4.4}}]
のように、データをリストの形式で代入する。多次元でもおk。
データを手でいちいち代入するとかそんなメンドクサイことをするはずもなく、普通はファイルに用意しておいて、それをテーブルとしてインポートして代入するという方法をとるわな。そうしたいときは、

Import["spec.dat(みたいなファイル名)","Table"]
f=Interpolation[%]

のようにするといい。Mathematicaでは%は直前の結果という意味になる。
さてInterpolationの返す値はInterpolatingFunctionという関数である。通常の関数と同じように扱える近似多項式である。デフォルトでは3次の多項式で近似される模様。次数はオプションで変えることができるけど、あまり次数を上げるとすげー振動しだすと聞く。そんなわけで、半値幅もInterpolatingFunctionの最大値を求めて、その半分になるx座標をもとめてやればいいんでは?というのが私の考え。半値幅を出すのにもっといい方法があるのかもしれないけど、いまんとここれぐらいしか考え付かない。
関数の最大値を求めるFindMaximumと、方程式の根を求めるFindRootを使えばこれが実現できる。
m=FindMaximum[f[x],{x,0}]
FindRoot[f[x]==m[[1]]/2.0,{x,0.0001}]

みたいに。
FindMaximumの第二要素でその近傍での極大を求めるという設定。この関数の返す値は、{{値、その座標}}というリストになっているので、FindRoot内では第一要素を取り出して使っている。
FindRootの第二要素はその点から根を求めていくための基準点で、ここをうまくとってやらないと、欲しい部分での解が出なかったりするので要注意。

そうそう、B4が1人、近藤効果とRKKY相互作用の競合in2重量子ドットの論文をゼミ課題に選んだ。おぉ~私のやってることとがっつりかぶるぜ。後輩が近藤効果を自発的に選ぶのは初めてだな。(ボスが押し付けた例はあれど)結構勉強するのしんどいだろうから、つぶれないようにいろいろ配慮したほうが良いかもなぁ。しょっぱなから2不純物近藤問題を理解しろとかきついやろうし。このまま近藤方面を邁進してくれて私が作ったプログラムとかお蔵入りせず使ってくれると嬉しいんだが。

2008年8月28日木曜日

月末だ

ふと気づけば8月がほとんど終わっている。全部終わるとどっと疲れが。ヨーロッパとか家業とか式典とか緊張が続いてたせいか、すげー疲労してる。疲れってこういうことなのねって感じで芯からだるい。普段はあまり疲れないように生活してるからなぁ。あぁでもプロシーディングの訂正締め切りが明日だ・・・やらねば。明日が終わればしばらく寝て過ごそう。じゃないと本気で寝込みそうだ。なんか8月結構ハードだわー。9月10月も学会シーズンで地方への出張が待っている。それに向けてのデータ整理とか教授からずっと言われてる論文書いたりとかなーんかこの後もバタバタしそうでいろいろ予定を考えると、さすがにうぉぉーやべーって気分になる。ぼちぼち後半の戦略も立てなあかんし、一度頭を切り替えるのが必要だなぁ。焦った頭じゃろくな考えが浮かばんだろう。山篭りでもしてくるか。

高校時代の友達から、「検索したら記事出てくるで」って言われてあわててYahooった。本人ぜんぜん知らんかった。Yahooのほうがググるよりヒット数多いのが不思議。アルゴリズムとかの違いか?検索エンジンって不思議だなぁ。新聞関係とかは提携の仕方とかが違うんだろうなぁ。国内ニュースだったらYahooの方が強いということか?あー実名で検索してなんか出てくる、しかも画像つきかよって若干怖いなぁ。ここで怖いって感想持つ時点でかなりアレな傾向があるよな。しかしなんか私1人笑いすぎやろorz。微笑にしときゃいいもんをやたら「いえーい」って感じだもんなぁ。上品とか色気と常に程遠いキャラを行っているなぁ。こんなことだから(ry

2008年8月27日水曜日

やっぱりオチがつく

前からちょっと触れてるかもしれないんだけれども実は研究関係で賞をとりました。賞の名前とか書くと本人特定されそうで書けないけど。アホーなこと書きまくってるから火種は避けたほうがよし・・・。で、授賞式があるというので行ってきました。

学術の賞というと地味ーなイメージで授賞式っちゅうてもさらっとしたもんと予想していったら、予想外にゴージャスというかすごい本格的で本人びびりまくりです。外資系大手の力ってすごいなぁ。だって会場にシャンデリアとかばんばんあるし。ブーケとかまでもらえるとは。
すごく丁寧な進行といいヘアメイクしてもらったり、こんなに大事に扱ってもらってよろしいのだろうかと恐縮&緊張でがくがくしまくってました。↓は懇親会会場(終わりかけ)














母親が喜んでたのが何より嬉しかったな。

自分がやってる研究内容であるとか、能力であるとか、結果に自信が全くないので、受賞の通知が来たとき、「なんかの間違いじゃないのか・・・」とか思って、当日も不安と場違い感に苛まされていた。紹介の前に、選考委員の先生が、選考理由をスピーチされるんだが、そこで、自分の研究で一番実は苦労してて、時間もかかってるけど他人が分かってくれない部分が選考理由の一つだったことを知って、泣きそうになった。そうか、ちゃんとその部分も選考されてるんだ、分かってくれるひとがいるんだなと。何か好きなことや興味あることを続けることは無駄ではないのだな。感動するのがそこってやっぱりずれてるのかな。
(ちなみに自分のスピーチは自分の趣味とかと絡めたので1人だけ浮いてたかも・・・やっぱ普通は研究内容をメインに言うのか。んーまぁ毛色が違うのがいたほうがおもろいだろってことで)

そしてもう一つ嬉しかったのが、懇親会に東京にいる後輩が来てくれた事だ。仕事忙しいっぽいのであーむりかなぁと思ってたら最後10分前に来てくれた。いいことがあったときに、利害関係なく祝ってくれる仲間がいるというのは本当に嬉しい。同業者はどうしても「自慢かよ・・・」とか思われそうで、素直に嬉しいとかこういうことでいえない気がする。嬉しい気持ちを素直に言える相手というのは大事だな。

ちなみに大阪帰ってきて電車乗ってるときにこの後輩がくれた癒し系?音響グッズが突如パッケージの中でなり始めてホーホケキョ、カッコーカッコーとか言い出してちょっと焦った。このグッズ、見た目が木炭なのでパッケージから出してると明らかに怪しい。へたに動くより「電車の新しいBGM」と周りに思い込ませるのが得策と思ったのでそのまま降車駅まで鳴らしておいた。周りにばれてたんかなぁ・・・まぁあとで自分が爆笑できたからなんでもいいや。

どんなイベントでも最後にオチがつくあたりがやはり大阪人なのかね。

2008年8月24日日曜日

多忙な8月

実家の繁忙期も今日でおわり。やれやれ8月は忙しい。実家が終わったと思ったら次は自分の用事が待ってます。火曜日にちょっととあるブツの授与式に東京へ赴かねば。普段東京に行く用事(学会)に比べれば至極めでたい用事なんだが、そこでスピーチとやらをしなくてはいけないらしい。はー、たとえ短いとはいえ、記憶力がいけてねぇ自分にとってはきつい話です。学会発表もだいたい内容覚えてはなすけど、スライドがあるからそれ見てれば自然と話思い出すよな。ちょっとぐらい「えー」とか「あー」とか言ってもOKだし。スピーチって原稿ガチ見でやるわけにもいかんし・・・。今から必死で覚えます。大阪人としてはなんかネタを入れなければならんのだろうか?日程的にもその日はいろいろ体調不良におちいってそうだし、壇上で貧血⇒昏倒とかなったらまたいらん伝説が・・・。(院試とか阪急で実際「貧血⇒もうだめぽ」を経験してるだけに)とか考えると、うぁぁ超不安だ。そんなわけでめでたいはずの出来事でものごっつう不安におちいってるというだめじゃんな状態だったりする。

まぁそれもしかり、なにがショックって日本の食事がおいしいせいで、せっかくオランダであまり食べずに減った体重が増えてたことだ。日本のご飯おいしすぎ。そして実家に頻繁にいるせいで、アレも食え、これも食えとめっちゃたくさん食事が出てくるのも原因だ。ふつー夏は食欲減退して痩せるはずが真逆かよ・・・。最近涼しいしなぁ。早く通常の院生生活にもどらないと研究も体重もヤバイ~。

2008年8月22日金曜日

居場所

今日は実家の仕事を手伝ってから登校という結構しんどい一日だった。まぁ実家の仕事のほうが正直性格にあってない接客メインなので研究を理由に早い目に切り上げて研究室に引きこもりしてるほうが精神的にはラク。
昨日から母方の祖母が泊まりに来てて昨日の晩は家の隣にあるバーに女三代で飲みに行くというわけのわからんイベントがあった。母方の家系は酒が強すぎる。祖母、母の酒のキャパシティは私をはるかに凌ぐ。今日が締め切りの仕事があったんで私は早い目に帰ったが、その後も盛り上がってたみたいであまりに帰りが遅いから心配して迎えに行った。家で待つほうの心配な気分とかがちょっとわかった。

手伝いながら「この産業の今後の展望は・・・」とか考えてさらに疲れる。接客するというのは疲れる。向いている人もいるんだろうが。主導権やペース配分が自分になく、他人の都合にひたすら振り回されるのが苦手なんだろう。そもそも人と会話するの苦手だし。久しぶりでもないんだけど研究室に行ってPCの前に座り、調べものとか考え事してると「あぁ心が平穏だ・・・」とかおもってしまった。理論物理の研究だとある程度はマイペースにできるし、自分でちょっとづつわかんないことしらべたり、数式といたり、プログラム作っていって空白を埋めていく感じが、箱庭とかレゴに通じるような、なにかをこっちがコントロールしてるような感じがあっていい。そりゃ締め切りとか論文書け圧力とかもあるけど時間の使い方とかはある程度自分で決められるし。やっぱり理論系でアカデミックやってくのが向いてるのかなぁとか思うこの頃。営業とか対面販売とかは無理だなぁ。

2008年8月20日水曜日

院試シーズン

研究室の院試打ち上げがあった。大学院入試はなんだかんだいって科目も多いし大変だ。自分が受けたのはもう何年も前のことだし、試験から離れて久しいなぁ。今回の場所は、千里阪急ホテルのプールサイドのビアガーデンだった。明らかに、同じく院試打ち上げのグループがもう一組いた。ビアガーデンでも場所がホテルだとなんかちょっと落ち着いた感じがする気がしていいかも。いいホテルのラウンジとかは重厚感としーんとした感じが結構好き。紅茶1杯1200円とかだからおいそれとは行けないけど。料理がラムのジンギスカンで、ラム肉結構好きなのでよかった。好き嫌い多いくせに結構くせある味のものも好きだったりする。

すげぇ嫌々やってた訂正もやっと一段落。家でやるとき、一時間やっては一時間本を読みてなペースで作業してたので、ずっと読もうとおもって放置してた「西の魔女が死んだ」と「鴨川ホルモー」を読んだ。西の魔女、良すぎ。あぁぁあのときこうしておけばていうマジ後悔(それから救われる瞬間の表現がいい)とか家庭内のすれ違いとか誰しも大なり小なりあるような内容なせいか、頭に残る部分がさらっとした文章なのに結構ある。映画化もされてるっぽくて興味あるけど見たら目から汗でそうでやだ。同じ作者の「村田エフェンディ滞土録」もいい。なんでこの作者あっさりした文章なのにこっちの弱いところを突いてくるかね。
「鴨川」は鹿男と同じ人で帯の文章から想像してよりずっとファンタジーした内容だった。さらーっと面白く読める娯楽な作品。鹿男同様ドラマとかにしたら面白いかもなぁ。

2008年8月19日火曜日

2時間

論文の訂正とかいう実に自分が苦手とする作業をせねばならんので、ついぐだぐだモード全開になりそう。暑くてよく寝れないので効率わるー。

そういえば、なんとも珍しいことに映画を見に行く機会があった。その前に映画見に行ったのはたしか「亡国のイージス」だったはずなので実に3年以上ぶりか。しかし、直近でみたのが「イージス」ってどうなん・・・。しかもあんまり覚えてない。ラストが原作とちがうぜーっと思ったぐらいか。今回も偶然原作を読んだことのあるものだった。そしてラストが原作とまた違った。映画版のほうが終わり方としては好みだった。全体的な雰囲気とかも。原作では私の読解能力の問題なんだろうが、主人公はなんだか「自分って理解されないだろうし、ずーっと同じような毎日が続く、このまんまなんだろうし、でもそんな自分って(ry」な自分と(もう1人?)で勝手に世界が完結しちゃってる風が漂ってて、読んでて「はぁ~さいでっか、好きにして」と、どうも話に入れなかった。やたら殺すやら死ぬだのワードがでてきてなんかあいたたたって気分になるし。死ぬとかおおよそキレイなもんじゃないだろうしそんな軽くに使われてもね。現代の若者を描写したつもりなんかもしれんが、現代の人間だってもっと生に執着してあがいて生きてるとおもうぞ。

映画のほうは、抜け出せない不条理なルールの象徴的なものに無理なのは分かってても対抗してあがいてみるシーンがあったり、「終わりのみえない単調な日々、社会の閉塞感、不条理。でも自分の日々の行動でなにかがちょっとづつでも変わるかもしれないんだし。同じように見える毎日でもすこしづつ違うんだろうし」みたいなもうちょっと諦めずになんかやってみようぜな先への希望ある流れを勝手に感じた。作った側の意図がどうかはしらないけど。とくに最後らへんで。やっぱり主人公やメインの登場人物に感情移入や共感はできないけど。原作のラストよりずっといいとおもった。小説と違って主人公以外の第三者目線から見てるようになっているので、主人公以外の感情とかが描かれてるのも。いろいろ意味深ぽかったので、あーどういう意味でこのシーンもってきたんだろとか見ながら無駄にいろいろ考えた。何回か出てくる金属の円盤つかったオルゴールは閉じた円の上を針がまわるように同じことが延々繰り返されるってことの暗示で部屋の住人の絶望を表しているんかねとか。しかしまぁ2時間もスクリーンを見続けるのは結構しんどいな。ところでこの感想だけで何見たか分かったらその人は凄いかも。

2008年8月17日日曜日

ぼちぼち日常へ

まだなんか頭ぼーなのは時差ぼけか暑さのせいなのか。もともとぼーっとしがちだが。

ここのとこ昼食や夕食を実家で食べているので、そのときにオリンピックがらみの映像をよく見る。そして父親がなんかぎゃーぎゃー横で言ってて騒がしい。私は真逆で基本スポーツ見ててもあんまり熱くならないけど日本の選手が勝つとうれしいな。レスリングとか水泳はおもわず箸をとめて画面見た。それにしてもスポーツ選手ってすごいな。私がやっとこさ50m走る時間で100mとか走るんだろ。ハンマー投げの室伏選手はD論まで書いてるらしい。凄い。

あーこないだの会議に出した論文のレフェリーコメント帰ってきた。早いな。もうちょっとゆっくりでいいのに。めずらしくヤバイ状況ではなかったけど、「ミススペルが多い」って書いてあってどうもすんませんことでって感じだった。うわー急いでかなり雑に書いたからなぁ。いいわけがましいけどTexはワードと違ってスペルチェックしにくい。なんかいい方法をさがさないとなぁ。やっぱ本文はワードで書いてあとでTexに貼り付けるのがイイのかもしれない。訂正締め切りが29日とかきっつぅー。26日に東京いかなあかんしそれがらみの書類がごたごたとあったり、この時期なんか忙しい家業とも兼ね合いさせなあかんし結構日程がタイトです。。20日ぐらいまでは一応休養するつもりだったんだがあんまりほっとくとやばいので今日ぐらいからぼちぼち仕事開始してる感じ。で、あと1ヶ月でまた学会っすよ。その1ヶ月先にもまた学会あったりする。今年もいっぱい旅できそうだ。まずは物理学会@岩手で小岩井牧場にいって心癒すのだ。

2008年8月14日木曜日

帰国

帰ってきた。すごい時差ぼけ。私の場合、時差ぼけは胃腸に来る。
そして暑い。アムステルダムはこっちより10度ほど気温低くてずっと「寒っ」ばっかり言ってたので気温差がこたえる。
で、日本のニュース10日分しらねー。オリンピック始まってるし。
今回の旅はほんといろいろ起こってなんかトラブル対応能力が鍛えられた。英語でガチで交渉とか盗難届けとかほんましんどいわー。隣の研究室に混ぜてもらってなくて単独やったらだいぶやばかったなぁ。感謝。ホテルの代金支払いにJAL提携のVISAカード使えないとかありえないよ。1人で海外はまだ無理やなぁと。そしてやっぱMasterカードも作ろうかな。

おもえば結構あちこち観光に行った。会議の内容があまり関係ないの多かったし。日数も多かったしなぁ。IVCのときの半分ぐらいしか会場いってないや。まぁ自分の発表はこなしたし。何度目かの国際会議にしてやっと外国人の客がポスターにきて、英語でディスカッション的な流れになった。4人も外国人来ると疲れる。はたして私の言ってる内容は通じてたのか?日本人を入れると説明した相手10人越えてる。すごい疲労した。

電車つかってアムステルダム以外の都市にも行ったり(国境も越えたり)、今までにない行動範囲だ。お隣のグループの行動力はすごい。行った中でもハーグがよかった。アムステルダムより道幅が広く、池とかの水がきれい。チャリが暴走してない(アムステルダムはすべてがチャリ優先)。なんとなく北欧チック。カフェのご飯が比較的うまかった。マウリッツハウス美術館が凄く良い。
マウリッツハウス美術館はフェルメールの「真珠の首飾りの少女」って絵が有名らしい。もともとマウリッツさんとかいう偉い総督の家を美術館にしただけあって内装もゴージャスで中ぐるぐる回るだけでもいい上に、作品も有名どころがそろってるぽい。いろいろ見た結果わたしはどうやらレンブラントとかよりもその前の北方ルネサンス?(よく知らん)な明るめでのっぺりした絵が好きであるらしい。このへんの時期の画家の肌とか体の書き方ってなんかすごくいい感じだと思う。ホルバインって人が書いた女性の肖像画が妙に気に入った。肌の質感の感じとか合わせた手の書き方とか清楚系なんだけど艶っぽいっちゅーか。なんちゅう感想だ。

以下ハーグの写真

2008年8月11日月曜日

ハプニングな日々

学会で海外にきてたりする。場所はアムステルダム。
実は会議の内容は関係するところは少なく、自分としては本丸は9月の物理学会とかVASCCAAなのでLT25は休暇代りにしよっかな~とか思ってたんだが。休暇にしてはなんというかハプニングフルな事態になっている。
まず初日。ホテルについたら「バスルームが壊れたから一泊別のところにいってくれ」
はーまじっすか。別のところってのがまた、シャワー・トイレがほかの部屋と共用とかいういままで泊まったことないニュータイプだよ。やれやれ。一人だけべつのところってかなり心細い。初日から日本に帰りたくなる。
その次の日からはもともと予約してたホテルに泊まることができて、ここはわりとまともだったのでいいんだけど、昨日ベルギーのブリュッセルまで遠出したら財布すられた。うー現金全部やられたやん!まぁ2万ぐらいだけど。なんか犯罪うんぬんよりしてやられた感が悔しい。あー海外何度目かってことで油断してたな。こんどは財布にもチェーンとかつけまくろう。保険も現金には適応されないっぽいしな~。すごい損した気分。
そんなこんなで結構涙目です。観光は面白いんだけどね。
こっちいるのもあと2日ほどなんだがこれ以上アクシデントが起こりませんように。

観光とかについて詳細に書くには学会会場の無線LANが弱すぎる。日本帰ってからまとめよう。

2008年8月3日日曜日

トラブル

準備おわったとかほざいてたら大問題が発生した。ホテルからギャランティーにつかってるカードが認証されないから予約が保証できないとかいうメール来た。まじでか!
代わりのカード番号送れとか言われてメールでおくるんかよなんか超危険な香りだよなとか思いつつ送ったのち、「おいまてよ釣り詐欺じゃ・・・」という懸念が頭のなかでぐるぐるしてきたので昨日の深夜に現地は昼だろうからと電話してみる。日本とは違う変な呼び出し音のあとおそらくオランダ語と思しき言語で挨拶かまされてびびる。とりあえず「はろー」っていってみるテスト。
メールで送ったのもうまく認証できなかったらしい。結果的に悪用とかできない番号送ってたわけでセキュリティ的にはよかったような?よくわからんが「電話くれたから予約は確保しとくよ」てなニュアンスと思しき発言げっとしたのでまぁええかとひたすら「さんきゅー」言って切る。でまた、使えるカード番号できれば送ってくれっていうメール来てたのでさっき電話したら「いま担当のマネージャー非番だから10時間後にまた電話してくれ」てなったのでまだ解決してない。10時間後ってこっちは朝5時か・・・。ていうかほんま海外に電話とかほとんどやったことないんでガクブルすぎる。こっちの英語もすんげー片言だから向こうに通じてるんか不安だ。これもう一回せなあかんのかと思うと真剣に気が重い。でも確証とっとかんと行って宿がないとか涙目すぎるしなぁ。やっぱケチらず代理店を通したほうがラクだな。

で、なんでカードがダメだったかというと、切り替えされてるのに手元にあるのが古いままでその古い有効期限を伝えてたのが原因っぽい。えー新しいの届いた記憶ないんだけど。間違えて新しいほうほったとか?ぼけてる。それも再発行手続きとか明日行ってこなくては。うーん向こうで限度額大きいほうのクレジットカード使えないとか痛すぎるぞ。なんで直前になるとこういろいろややこしいことが起こるかなぁ。教授からも出発直前になって「論文書くように」とかいうメールくるし。だから旅行嫌いなんだよ。仕事じゃなきゃ100%遠出なんてするかい。

2008年8月2日土曜日

ロード完了

しあさってから出発なのだが、準備がほとんどできてしまった。
基本的に、どんな用事でもその何日か前に準備が完了するように物凄く前から動くほうだ。子供のころ、いろんなことをギリギリまで放置してひどい目にあったことが何度もあるので懲りているらしい。体力がないので直前のスパート(徹夜とか)が効かないし。準備が行き届かず、何かに不自由することに対する恐怖みたいなものが強い。なので常に「今度これがあるからそろそろ今週中にあれをこうして」みたいな風に用事に追われている感がある。予測、結果参照、予定修正の繰り返し。

おかげでまぁなんとか必要事項はクリアしてるけどなんかあんまり心休まる時間というのがない。用事済ませちゃって休んでいい日を家でぼーっとしてても「は、あと一ヵ月後にまた学会やん、ぐだぐだ寝てたらあかんがな」⇒結局なんかしてる、みたいになる。ヒマしてたり本業から離れると超不安になるな。

この傾向の弊害がもう一つ。先のことを考える能力は必要なんだけど、それが過ぎると現在に集中する度合いが減る気がする。特に、楽しいはずの時間に仕事と同じように先読みしだすとよろしくない。旅行中とかにありがちな、どっか観光しながら「このあとどう回って・・・」みたいにプランニングしたり。ツアコンじゃないんだから今見てるものに集中したほうが楽しめるだろうに、ついどうやれば効率が最大限になるかとか考えてしまう。たまにはリフレッシュせんなぁ。国際会議に行くといやでもしばらく日常から切り離されてものすごくヒマしそうだからいい機会かもしれない。

誕生日から自分の色とやらを見つけて性格とかを占ってくれるサイトとやらがあると聞きやってみる。
http://www.colorstrology.com/
べつに占いが超好きってわけじゃないけど、このサイトはなんか良い。なにがいいって、色合いがキレイ。パントンという色見本をつくってる会社が作ってるだけあって。インターフェースもFlashでサクサク動いてなんかよいぞ。自分の誕生日の色はピンクベースの、夏場にしちゃちょっと暑い目な色だった。結構好きな色だからいいや。だが性格=passionateは自分には当てはまってないと思う。