さて三連休。
なのに風邪っぴきです。からだのあちこちが筋肉痛っぽいなんだこりゃ。
研究室の事務の方がこのブログをちょくちょく見ているらしいんですが、「最近パソコン関係ばっかしでよーわからん」とのコメントをいただきました。では気分を変えて漫画の話でも。
実はウチは母も私も漫画好き。母はしかもAmazonヘビーユーザーなので、ときたまAmazonで仕事関係のまじめな本と同時に漫画を10冊とか大人買いしてます。購入履歴カオスすぎる・・・。私は高校のときに部屋を埋め尽くすほど漫画溜め込んで以来、懲りてあまり買わないようにしてますが。まぁそんな感じである日家に帰ると、また例のダンボールで漫画が届いてました。
それが「夏目友人帳」1巻~4巻
これ読んでみたらすんごくよかったデス。表題からは何の話かさっぱりワカンネって感じですが、なんとなく百鬼夜行抄に似た話。内容をテキトーに要約すると、妖怪が見える少年、夏目が、同じ力をもった(ドS)祖母が(八つ当たり的に)妖怪から取り上げた名前を書いた「友人帳」を遺品として引き取った。名前を「友人帳」に書かれた妖怪は持ち主に生殺与奪を握られるため、「友人帳」を返せだのよこせだのと妖怪が日々夏目のところにおしかける。といったところか。一話完結型。
妖怪とか出てくる話は結構好きですね。そしてこの漫画、登場人物の心情の動きとかひじょーに細やか。漫画で妖怪がでてくるというとどうしても対決モノや退治モノみたくなって話がワンパターンになりやすそーな感じですが、これはそんなことなくて、むしろ妖怪の話という体裁をとってるけど人間社会にそのままあてはまりそな、「他者との関係」がテーマになったような話が多くて、惹かれます。絵柄も線が細いシャープな感じで、きれい。てなわけでここ数年で読んだ中でだいぶ上位に入る勢いです。時間あって漫画でも読むかって人は読んで損はないかと。
2008年1月12日土曜日
漫画「夏目友人帳」
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