知人がハーフマラソンに出るとかで、写真係を仰せつかった。というわけでこの寒波の中、大阪城公園へ出向く。知人(仮にAとしておく)は、私とは正反対の運動大好き人種らしく休日には数キロ軽く走ったりしておるらしい。一度、Aに大阪城公園でのランニングとやらに連れ出されたが、帰りの環状線で身動き取れなくなるかっちゅー疲労に見舞われて以来其の手のお誘いは丁重に辞退している次第。
さて、おいおい20kmも走るんかよ、とか思いつつ大阪城公園に行くとゴール地点は閑散としていた。もしかして遅く来すぎて終了かと思いきや、出走時間を読み間違えていて、逆に早く来すぎていたらしい。暇なので音楽でも聴きつつ文庫本読もうと思ったが、スポーツイベントの横で読書は浮いている気がしたので止めておいた。結局一時間半ほど粉雪舞う中、立ち尽くすこととなり、歯がカチカチ鳴るかという冷えに侵食される。マラソンというのはスピードが早いものなのだな。ゴール直前でもたぶん彼らの速度は私の50m走以上。Aに写真をとるよう頼まれていたが、本人とゼッケン番号を認識した瞬間には50mぐらい先に行ってて結局ゴールする後姿しか撮れんかった。マラソンのことはようわからんが一時間以上走るとかすげぇ。
こういうスポーツイベントを見るにつけ、世の中の人間は体力を持てる者と持たざる者に2分されると思うわけですよ。私が後者なのは言わずもがな。問題は世の中、前者が多数であり、彼らがこちらの事情を解さないということだ。たとえば、体力アリ族の"1"と体力ナシ族の"2"が出かけたとしよう、そうするとこういう展開が待ち受けている
2:「>>1よ、ちょっとどっかで茶でも飲まないか(2時間歩いて疲れた)」
1:「さっき昼食べたばかりじゃないwwwそこの自販機で買えば?」
2(飲み物とかそーゆ~問題じゃなく座りてぇんだよ。わらわが道端に座るわけにゃいかんから茶というてるわけであってだなぁ、ってもう1は500mぐらい先に行ってるし!?)
1:「キャッチボールしようよ」
2:「(なしてキャッチボール???謎い)あぁ・・ええよ」
数分後
2:「1よ、このグローブなんかおかしくないか?ボールつかめないぞ」
1:「え、普通やと思うで、見せてみて」
→握力が弱すぎてグローブの皮(というのか?)を曲げる力もなかったというオチ
以上、実話でお送りしました。
とりあえずさすがにもうちょっと体力つけようとは思うのですが、基本、運動嫌いなもので。マジョリティへの道は遠いですな。
2008年1月27日日曜日
柄になくマラソン見物、酷寒の休日
投稿者 hanky&panky 時刻: 20:21
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