2008年2月28日木曜日

締め切りぎりぎり

やっと提出。

申請書は苦手です。文章考えるのがもともと得意でないし、またその内容が「これまでの研究と展望」とか考えるだけで鬱度MAXなことが多いもので。「あぁこれまでろくなことやってないな」とか「展望ほんまたいしたことないな」とかついつい後ろ向きな気分になるというもの。自分のこの数年間のふがいなさに直面させられるようで非常にイヤな気分です。数日かけてパソコン画面の前でフリーズしながら仕上げたところで、当たる確率は(ry。研究そのもので鬱はいることは稀ですが申請書・成果報告書系は毎回ローな気分にさせてくれます。出した後でも「不備あったんちゃうか」とかしてもしょうがない心配する自分の性格がこれまたイヤ。助成金とか科研費とか申請書かくの大変だし、落ちたら「アンタのテーマなんて・・・プッ」っていわれてるみたいでチョーへこむし、いっそ応募しないほうがましなんちゃうかなぁとか毎回思います。これも訓練の一環なんですかね。大学以外で申請書作成能力が必要になる場面なんてあるんだろうか。とりあえず自分の推薦文を自分で書くのには慣れました・・・。

そんなかんじで疲れたせいか久しぶりに凄くローです。しばらく書類作成仕事したくないけど、こんどはCOEの成果報告書が待っているんだよなこれが。なのに来週は奈良出張でつぶれるとかありえん。はぁ~3月って毎年いろいろやばい。ローから早く復帰せねば。

2008年2月27日水曜日

去るものと来るもの

昨日が追いコンで今日が4月から入ってくる新しい4年生メンバーの決定日だった。
なんだろう、周りだけがどんどん入れ替わっていく。去っていく面子が今年は長期一緒に過ごした面々ばかりなもんでさすがに寂しいのぅ。一個下、一個上の学年てのはなんだかんだいって付き合い長くなるから重要だなと思う。まぁ今年でほとんど周りからいなくなっちゃうわけだが。うー取り残された感。

新メンバーに住所がめっちゃ近くの人間がいてびっくりする。同じ区でほぼ隣町。ミナミから通ってるって珍しい。あー、休みの日に超手抜き、髪ぼさ状態で某駅界隈うろついてるのとか見られたらはずかしすぎるなぁ。最近休みの日はものごっつう気を抜いてるからな。気をつけよう。近鉄とかで遭遇しそうやな・・・

書類まだ終わらず。仕事遅い子orz。昨日も飲んだ後修正。今日も微修正。明日でやっと提出の予定。その甲斐あってこれまで作った書類の中では一番キレイな仕上がりなんではなかろうかと。中身はともかく。まぁイラストレーターの力なんだがな。文面はあと2年ぐらい申請書方面に使いまわせそうだし、疲れたけどま、いいか。睡眠不足たたってなんか猛烈に風邪っぽいけど。

2008年2月24日日曜日

増加傾向

はぁーやっと叩き台完成。あとは色つけて教官に見てもらおう。
申請書よりなによりショッキングなことが判明した。久しぶりに体重はかったら増えとる。なんで忙しいのにふえるねん。
まぁ理由は一つだろう。ここ一週間のスイーツ波状攻撃だ。
なんかしらんがこの一週間やたらと実家にスイーツがあふれとる。
六花亭おとりよせやら客がもってきた「なかたに亭」のケーキやら母がタルトメッセのタルト大量購入とかほぼ毎日「賞味期限近いねん」という恐怖の呪文とともにスイーツが食卓へ。その合間に親のおごりでウマウマーなランチとかもあったりでそりゃ体重もふえるわな、って大問題だ。そもそも家の食事が美味しいので基本実家に滞在する時間が増えると太る。今月は学会とか出張なかったし寒いから実家でぐだぐだが多かったからな。反省反省

腐っても女子ゆえ、悩みのデカさ的には体重の問題>>>越えられない壁>>>研究の悩みだわ。春の健康診断に向けてダイエットするか。というわけでしばらく餌を与えないでください・・・とりあえず研究室での間食をやめよう。

2008年2月23日土曜日

白紙が埋まらん

そして、まだ申請書が終わらない。どんなにどんなに書いても四ページが埋まらない~ラスボスは「研究の今後の展開」

申請書も要はお話作りなわけで。これまでこんだけやってきて、こんなにスゲー結果でました。今やってるのはこんな風にアカデミックOR産業応用面で面白くって、しかも私の目の付け所は斬新でだれもやってないんですよ。これからこーんな風に展開していいこといっぱい(スゲーでしょ、お金ください)ていう名文を書かないといけない。スゲー結果ないから、いかにそれっぽくみせるか、別に斬新ってわけじゃないしアカデミックでもインパクトあるわけじゃなし産業応用できる可能性とかないのをいかにそれっぽくみせるかこれすべて文章の力。

何が面白いとか、自分の研究のユニークポイントがはっきり分かって説明できる学生なんてあんまりいないと思う。大抵、なんか面白そうとかこういうのやったらなんか見えるんちゃうかなぁとか曖昧なあたりをさまよいつつ勉強しながらできそうなことやってみるって感じだろう。まぁ大半は人のをちょっと変えてみたみたいな。卒業するころに全貌が見えてりゃ御の字かなって思ってる。何が面白いとか全部最初っから見えてりゃ勉強する必要ないやろ。

今やってるテーマははじめてから一年ちょい。最初の3ヶ月ぐらいはまったく的外れなことやってて、その後6ヶ月やってた計算もなにかと不十分だから、やったこと無い手法に手を出すことになって、それがらみで面白いのはなんかよく知らん量子相転移っていう現象らしいっていうことが薄々見えてきた状態。それら全て異様に奥が深そうで、下手にここがおもしろいんすよーって適当なこと書いたら地雷踏んでしまう可能性ありまくり。さて、いかに地雷を回避しつつ、可能性を匂わせるか。浅学なワタクシの頭では地雷の在り処すら分からん。文献をあさるも英語のややこしい長文ばっかで頭わきそう。ちゅうか今考えてる展望大丈夫なんか凄い不安になってきた。そもそも基本から間違ってるよキミやったらどないしょ。あーもっと頭よかったらいいのに。自分の能力に糸色望した!とかいってる場合じゃない

2008年2月22日金曜日

イラレに泣く

近づく年度末。この時期は学会準備+送迎会+書類で終わる。なんかやることいっぱいあるよぅ、本業すすまねー。

とりあえず、申請書作成で泣きを見る。キレイに作成しようとおもってイラストレーターに手を出したのがマズかったか。異様に時間かかってるぞ。でもWordよか仕上がりが実にキレイ。申請書も見た目が命だろう。研究とかアカデミックエリアは中身勝負ってイメージあるが、書類何百とある中から、「お、なんかよさげ、読むか」って気分にさせるためにはやはり第一印象だとかおもうわ。たぶん莫大な数の書類あったら読む側も相当うんざりしてるだろうからよっぽど目を引くのじゃないと採択する気にならんだろう。あとフォントの適切なサイズ。

イラレは言うこと聞いてくれにくいっちゅうかofficeとは全く違う概念で動作してるため、えっていうようなことをよくしでかしてくれる。なんてツンデレ。ペンツールほんと優秀だなぁ。あと回転で3D図形つくるとか面白い。意味もなく3Dの図作ってみたり。家にも実家の経費で買ったものの使用されて無い、なんとももったいないイラストレーターがあるのでそれも使ってみたが家PCではちょくちょくメモリが足りないエラーをかまされる。ほかにもいろいろよう分からんことが多いが、これを使いこなせればプレゼンだの資料だのの見た目レヴェルが向上するんだろうなぁ。んー使えるようになりたい。

2008年2月20日水曜日

はじかき

すこしあったかくなるとテキメンに花粉症が凄い。このままだと花粉症と肩こりで病みそうだ。マスクしなあかんかなぁ。マスクって見た目がもうアレだからできればしたくない。
逝ってしまわれた計算に手をくわえて最投入。コンダクタンスまで一気に計算させるように組んだがさてうまく行くのか。3日後ぐらいまで分からない。放置あるのみ。

今回はいままで使ったこと無いfortran90の機能をフル投入してみた。ポインタとか構造型まで使ってる。なんでも、fortran90でもmoduleと構造型で、オブジェクト指向プログラミングができるらしい。本まで出てる。しかもそのドラフト版タダPDFがあがっているので思わずダウンロード。この資料はOOPの話以外にも結構いろいろ使える。C++との比較も載ってる。moduleがクラスみたいなもんで、moduleの内部手続きがメソッドみたいなイメージなんかね。構造型の使い方で確かにインスタンス生成ぽいようなこともするし。話としては面白い。そんなんを垣間見たせいで、moduleの依存関係とかが気になる。手続きをどんなふうに分けたら処理の見通しがよくなるかとか。本業とはあんまり関係ないとこだけどちょっと凝りたくなる。こーゆーギモンにデザインパターンとやらが使えるのかなぁ。

てな風に計算コードをいじるときは大抵音楽聴きながらである。人の話し声が聞こえると集中しにくい性質なのでけっこうにぎやかしい研究室で集中したいときは大抵音楽つき。イヤホンしかも集中してるとほとんど外部の音が聞こえないわけだ。で、えらい目にあった。めずらしく教授が用事があって、呼びにきたらしいが全く気づかずスルー。近くの後輩がけっこうな大声で呼んだらしいが、それもスルー。スルーだけならともかく、そのとき超ノリノリだったのでペンと指で机コツコツ叩きまくってた。しばらくしてから、後輩が「先生用事あったらしく呼んではったけど、ぜんぜん気つきはらへんから「なんか楽しそうにやっとるな」とか笑いながら去っていきましたよwww」っていわれて、もう死ぬかっちゅほど恥ずかしかった。教授に「すんません気づきませんで、なんか御用でつか」って聞きに言ったら「なんか君,机たたいとったなぁwww」とかいわれてさらに恥ずかしかった。恥・・・部屋の出入り口が観測できる机の配置にしたほうが良いかも知れん。ちなみにのってたわりに聞いてたのはRiversideとかToolとかPoSとか鬱系に分類?される音楽の詰め合わせ@ニコ動。TOOLは今まで知らんかったが良い感じ。CDほしいなぁ、生協に注文するか。まぁ今日はそんなわけでTOOLどころかOTLって気分だが。

2008年2月19日火曜日

Mathematica使ってみた

研究室の計算鯖が落ちたので、一週間前と、2日前からしてた2つの計算がお亡くなりになった。やる気下がるわ。
とりあえず、学会に向けて、グリーン関数の数値計算のほうを再度走らせる。普通にUの摂動展開を使って自己エネルギーを求める場合、どうしても多重数値積分と主値積分が必要になってくるんだが、この2つが厄介者である。超単純に、区分求積みたいなのしてるがこれでいいんかい度Maxである。数値積分のやり方をいちいち勉強してらんないので、Mathematica使ってみることにした。運営交付金からライセンス料はらってもらってるんで年度内に一度は使わないと怒られそうだ。

Mathematicaも厄介だった。まずはMathematicaにバッチ処理させる方法を調べる。
明らかに直訳な、本家サイトを漁った結果、「mathはスタンドアロンのカーネルを実行する」という文があった。はぁ?攻殻とケンタッキーしか思い浮かばん文章だな。日本語で(ry。まぁとりあえず

math< 実行文を書いといたテキストファイル

ってやっとくとファイルの中身を読み込んで実行してくれるぽい。
実行文の例

kb=861734231*10^-13
T=4
beta=1/kb/T
fermi[x_] = 1/(1+Exp[beta*x])
outfermi=OpenWrite["fermi.txt"]
For[i=-100,i<100,i++,Write[outfermi,FortranForm[N[fermi[i*0.1],10]]]]
Close[outfermi]
Quit

ちなみにこれはフェルミ分布関数を計算させてみた。
とりあえず分かった超基本事項のメモ

変数の代入はkb=・・・みたく変数名=数値でよい
関数の定義は fermi[x_]=・・・のように関数名[変数名_]=関数の式
結果の出力は
ストリーム名=OpenWrite["ファイル名"]
Write[ストリーム名,出力データ]
Close[ストリーム名]
終了は
Quit
コメントアウトは(*・・・*)
1/2みたいに小数点がない形式で書くと、厳密な数として扱われる
小数点がある形式にすると、近似した実数とみなされ、それが入った関数の処理は機械精度で行われる
ループ、条件分岐etcもつかえる
N[数値,桁数]で内部の数値をその桁数の値に変換してくれる

で、本題の積分もさせてみたんだが、特異点のある関数に対する積分なんで収束しにくいとかいうエラーメッセージでるわ、明らかに傾向が変だわで私の腕ではMathematicaでこれを計算させるのは無理な悪寒。知識が十分ありゃMathematicaは最強のツールになるんだろうがねぇ。しかも、今のライセンスでは、分散ノードから使えないぽいから、時間かかる計算できないやーんってオチ。

2008年2月18日月曜日

毛玉

寒い時期の必需品といえばニットだが、一つ困ることがある。毛玉だ。
基本ずぼらで大雑把だが、ニットの毛玉は許せないというかやるせない。アンゴラ混とか手触りに惹かれて買ったものほど毛玉ができやすいし値段が高いという矛盾。せめて2~3年は着ないとコストパフォーマンス悪すぎるだろう。できれば毛玉のついている服は着たくないんだが、毎年クローゼットの中身を総替えするわけにもいかんので、しょうがなしに我慢している。

そこでこのたび、毛玉とりブラシなるものを購入した。電動式の毛玉カッターも試したことがあるんだが、これはどうもよろしくない。毛玉とれないし、力入れたら生地に穴開きそうだ。伊東家でやってたとかいうスポンジで毛玉とりも試してみたが、これもとれない。毛玉は表面のケバがよれてできるものだから、ブラッシングは逆効果なんではという声も見かけたが、のこるはこれぐらいしか手段が無い。

この毛玉とりブラシ、なんでも宮内庁にブラシを納めている老舗の商品だとかで、結構な値段がした。最安値を探しまくって結局amazonで購入。amazon何でもうっとるな。マーケットプレイスは送料の罠があるから要注意だ。今日届いて早速試したんだが、これまで試した毛玉対策の中では最も良かった。さすが値段だけの事はある。(とはいえ服買うより安い。)キャッチコピーのように新品同様とまではいかないが、毛玉まみれ状態が人前に出て恥ずかしくないレヴェルにまで復活してくれるので満足している。

2008年2月17日日曜日

fortran90関連:変数・関数の精度など

しょっちゅう忘れるわりにあんまりまとめが見つからないfortran90の精度関連のメモ。数値計算するときゃ精度が命だ。とはいえ自分以外に参照する人間がいるとは思えない。

・変数の精度について
倍精度は十進で15桁なので大抵の数値計算はこれで良いのだが、倍精度の変数を宣言するときに注意しないといけないことがある。変数の精度は一般的に種別パラメータにより決定される。普通、倍精度の種別パラメーターは8であるので、
倍精度実数 real(8)
倍精度複素数 complex(8)
で大抵は何とかなるが、コンパイラがフツーのじゃ無い場合、種別パラメーター8が違うものをさす場合がある。一番シンプルな解決方法は組み込み関数kindを使って、
倍精度実数 real(kind(0d0))
倍精度複素数 complex(kind(0d0))
てな風にすることだが、見た目があんまり麗しくない&計算の全体の精度を変更したときに、大量に修正する箇所が出てくるという嬉しくない事態が起こりがち。そこでselected_real_kind関数を使うと言う方法がある。selected_real_kind(p,r) のpは有効桁数(10進数)であり、rは指数範囲である。
この組み込み関数の戻り値は整数で、これが、p,rで決められた必要な桁数をみたす種別パラメーターを返している。p,rは省略可能。
module precision_dp
integer,parameter ::dp=selected_real_kind(12)
end module precision_dp
みたいなmoduleを作っておいて、手続き側でuse文でこのmoduleを呼び出して
real(dp) :: xみたいに変数を宣言しておけば、精度の変更がらくちん。

指数形式は
単精度なら 1.345E-03
倍精度なら 0.24577650003D-03
のような表現で可能。

変数の桁の保障は(要はこっちが決めてないところはその桁までちゃんと0を入れておくっていう指示になるぽい)
1.234560000_10
のように最後に_と桁数を書くことで可能になる。桁数は上で出てきたselected_real_kind()の戻り値を使って表現することも可能。しかし、指数形式の倍精度版とこの表現の併用(つまり1.3479847D-04_dpとか0.006D-02_8みたいな)はうまくいかなかった。指数形式をEで書くと、そういう表記も使えるし、桁数を大きくとっておくと値はその桁にあわせた精度で返ってくる。よくわからんなぁ。指数形式をDで書くとそっちのほうで倍精度てのが決定されるからだろうか?

・関数の精度について
fortranの算術関数exp,cos,sinなどは基本的に引数と同じ精度の戻り値を返す。倍精度専用のdexpとかもあるが、非標準になってるコンパイラとかもあるので総称関数exp等を使うほうが無難だ。

気をつけないといけないのが、変数の型の変更とか複素数がらみの組み込み関数である。実数型に変換するreal,複素数の虚部をとるaimag、複素数に代入するcmplxあたりが代表格。aimagは総称関数であるので、とくに注意せずこれを使ってれば問題は起こりにくいが、realとcmplxがやばい。この2つはデフォルトで戻り値が単精度なので、倍精度変数にこれを使ってしまうと、精度ががた落ちという悲しい事態が起こりうる。realの倍精度版dbleは標準になっているので、これを使えばよい。しかし、悲しいかなdcmplxは非標準。じゃあどうするかというと、実はcmplxの引数は第3まであって、第3の引数によって戻り値の精度を制御できる。用はcmplx(1.0d0,2.0d0,kind(0d0))みたくすれば倍精度の戻り値を得られる。

2008年2月16日土曜日

枕を買いに

最近朝起きると首と肩が凝っている。さわやかな目覚めとは無縁な状態である。睡眠が休息になっていなくてどうするよ。こないだ食事時にぼけぇーとTVを見ていたら、枕の話をしていた。なんでも頚椎の角度がちゃんとなるような高さの枕で寝ないと、肩凝りがひどいとかそんな状態になるらしい。うーむ枕が合っていないのか、というか寿命2~3年の低反発ウレタン枕をもう5年も使っているのがよろしくないのかもしれない。母も同じようなことを訴えていたので一緒に枕を買いに行く。

某近○百貨店の寝具売り場には枕をフィッティングしてくれるコーナーがある。頚椎のアーチ具合を測ってもらい、そのアーチにあう高さの枕を試すなんてことができる。どうやら、私の頚椎はフラットなほうらしく、なのにちょい高めの枕を使ってたのがよろしくなかったようだ。これで首の痛みから解放されるかねぇ。

とか百貨店をうろちょろしてたら、カーディガンの前を止めていたブローチを落とした。うっ、気に入ってたのにとかちょいへこみつつ遺失物の係に届け出てみたら、しばらくしてから、落し物として届いたとの連絡。ほっとしながら、「忘れ物センター」とやらに向かう。この「忘れ物センター」が凄いところにあった。

どんな施設にも、職員以外が立ち入らない場所てのが存在する。「忘れ物センター」は地下食料品売り場のバックヤードにあった。舞台裏てのは楽屋をはじめ、一種独特の雰囲気があるが、百貨店のそれもなかなかのものである。売り場の明るさとは対照的になんだか殺風景で薄暗く天井の低い構造、天井を這うごついダクト、緑のリノリウムぽい床、「安全」とか「清潔」等の標語。むしろ工学部の実験施設に近い。そして、表からは想像しえないほどの意外な広さ。その一角の小部屋に机がポンとおいてあってそこに2人、人が座っていて、遺失物を管理している。物凄い違和感を感じつつ、受取証にサインして、「手を殺菌して無い人は売り場に出てはいけません」という主旨が書いてある大きな扉から表の世界へ戻る。身近な施設でも関係者以外立ち入り禁止の扉一つ向こうは全く知らない光景が広がっている。そういうとこを垣間見るのは「本来居てはいけないはずのとこに居る」ていう要素のせいか、なんだかちょっとどきどきする体験だ。なかなかに面白い経験をした。

2008年2月14日木曜日

いわゆるバレンタイン

さて2月14日といえば、バレンタインデーである。殉教者の命日がなんでチョコレート贈る日に化けたんだかさっぱりわからんが、そういう風習なんだからしょうがない。常日ごろツンばかりでデレがないと言われる我も世に習いチョコレートなんぞ修論等々でテンパリングな方々に差し入れしてみる試み。もちろん「日が日だからね」ていうツン台詞付だとも。というふうに日々を過ごしているとデレの出し方を忘れる。たまに出すと、引かれるもしくは華麗にスルーという憂き目に会うこともしばしば。おそらく、力加減を誤って、探信音一発のはずが魚雷発射してたり、変化球投げるはずがおおきく空ぶって足元にぽてっと転がるってなオチなんでしょうな。そんな人種は多いはず。ゆえに「品格」シリーズの次にくる実用新書は「デレの出し方」だな。参考文献は源氏物語からハルヒまで幅広く、関連書籍の売り上げ向上で書店もデレなはず。とかアホウなことを考えつつ阪急百貨店に昨日いざ行かば、異様なまでに混んでいた。

とりわけ特設売り場が尋常ではない。女殺油地獄ならぬ女殺チョコレート地獄だこりゃ。圧死するかと思った。たゆたう一種の怨念を感じたため、早々に引き上げて、結局通常の地階の売り場で買い物。家族用には多分自分も相伴に与ることを踏まえてまえから食べたかった五感の「純米ルーロ」ていうロールケーキを購入。美味しかった。ロールケーキはなんとなく好き。聞くところによると節分にロールケーキのまるかじりをっていうタイアップがあったらしいがさすがにそれは無いと思う。そんなこんなで、自分用にも珍しいチョコレート買おうとか思ったが、とてもそんな状況でなかった。空堀のエクチュアあたりに騒ぎが収まってから行ってみよう。

2008年2月12日火曜日

最初で最後

後輩の質問に付き合うという稀有な事態がここのところちょくちょく起こる。修論の締め切りが間近とあって、研究室における唯一の弟子?的な後輩と結果の物理的考察をどうすりゃいいかって言うミスってはちとまずそうな問題で頭を悩ます。自分のならミスっても取り返しつくけど、人のんしかも後輩のだからあんまりええ加減なこと言えんしなぁ、修論発表会で自分が提案したその考察で他研究室からfull凹られたりしたらどぉしようとかこっちも胃が痛い。相談相手私でええんかい・・・。まぁこれが先輩としての最後の仕事になるかもしれん。研究室における、こういった系統の計算をする学生の系譜は彼で途絶えそうだ。いわば最後のモデル計算族。弟子的な後輩がいないっちゅうのはラクそうだがそれはそれでさびしそうである。彼をはじめ研究室において一個下の学年は、なにかとバリエに富んでいて会話の大半はその学年相手だったので、もうすぐいなくなるのかぁと思うと随分さびしい。そういえば部活でもそうだったな。どちらにおいてもこっちが年上だというに結構助けてもらっていた気がする。来年は随分口数が減りそうだ。ちとアンニュイ。

2008年2月11日月曜日

惰性の季節

寒いので出かける気にならない。3月に泣きを見たくないので、ぼちぼち学会の準備もしないとなぁ。今度の発表は昔の計算結果の精度とか出力を変えてしのごうっていう方向で固まったので、いま必死こいて勉強してる計算手法とはあんまり関係ないのでなんとなくそっちの作業はやる気がでない。7割できた時点でやる気をなくすいつもの悪い癖。基本なるべく楽したいサボり症。現在進行中のは3月までに新規な結果だして発表なんてーのはまず無理だし。だけどついついそちらに目が向くのよな。今日も休みだというのに、出力の計算結果の確認とかしてる。手作業で何十個と計算とかだる~い作業なので、ときたまごろごろ休憩できる家のほうが良い。

床暖房をがんがんにつけてごろごろしつつ漫画なり本なり読むちいと怠惰な時間が冬場は至福。おやつにアイスがあったりすると最強だ。最近、業界マンガっちゅーのか、ちょっと特殊な専門分野を取り上げたマンガが多いらしい。というわけで?生け花と上方落語の業界を扱ったものが実家にあったので読んでみた。生け花のが「百花日和」で上方落語が「たまちゃんハウス」(せりふがばりばり大阪弁でイイ)という作品だ。生け花も上方落語も「ザ和風・古典芸能」ってかんじで自分とは超無縁な世界だ。いちおう茶道と着付けは習ったことあるがすでにすべて忘却の彼方だし、古典と名のつく芸能は総じて見ていると睡眠の世界に引き込まれる。昔、クラシックのコンサートや人形浄瑠璃に連れて行かれたことがあるが、当時の私はどちらも爆睡してもったいないこと甚だしかった。専門用語がなんか異世界用語だよなぁ。
マンガそのものも面白いこともさることながら、業界マメ知識とかをうかがうことができて、ほ~って思うことも多かった。落語で扇子のチェンジとかトリッキーなことやってる人いるのか。んーちょっと興味。一度も聞いたこと無いし大阪にすんでるんやから一度は天満橋の繁盛亭にいってみるかね。

まぁそんなこんなで弾みがついてマンガとか本を無性に読みたくなってる。多分に迫る三月の恐怖からの現実逃避。さ、Amazonのサイト見に行くか。

2008年2月10日日曜日

大雪の後

昨日・今日と大阪とは思えない雪景色だ。路の溝に溜まった雪、屋根に残る雪、大阪人にはすこぶる違和感のある光景。実家に戻ると屋根の雪のせいか、底冷えがする。ここは氷室かいな。底冷えの中、法事を手伝ったためか我が臓腑の反乱軍が蜂起しそうだ、ええい乳酸菌を投下せよ、いいえケフィアですとか言ってる場合でない。

なんとなくテンションがおかしいのは昨日のアルコールが残っているせいか。

昨日は部活の先輩が開いたマジックバーにアポ無しで訪問。お店の詳細は→http://cardshark.jp/
久しぶりに手品見て、お酒飲んで、けんきゅーにまみれた日常とは無縁の時間をすごして楽しみました。プロの人はやっぱり凄いです。基本、私はテンション超低ーーい人種なんですが、いろいろウケて笑ってた。相手のテンションに引っ張られるというか雰囲気に巻き込まれるというか、それができる人ってすごいなぁと思います。もち、手品も面白く堪能。やっぱり予想して無い物が出てくるクライマックスはおもしろいなぁ~~素直にびっくり。(とかこんな感想持ってる時点でヒネクレ人種か)そして帰り際、テレビでよく見るあのプロの人も来店されてて、うはーでした。

というわけで、非日常な体験したいでー、とか普通に酒飲むの飽きたーという方にぜひぜひ行ってみることをお勧めいたします。フツーに居酒屋いって飲むのと変わらない金額で、大きな+αがあるんですから。居酒屋とちがってちゃんとバーテンさんがカクテル作ってくれますし。手品見るっていうイベントがあるから会話のつなぎにあまり困らないですし。

2008年2月8日金曜日

空が見れない

最近、肩こりがやばいぐらい堆積してる。とうとう上を見上げると鈍痛が・・・てなレベルになってきた。空を見上げられないなーんてしゃれにならん。原因はパソコン(しかも超姿勢わるい)+通学電車で読書だろう。こないだ買った恩田陸の「三月は深き紅の淵を」がつい面白かったので電車で集中してよんだらその辺から肩こりがひどくなった。肩こりにはよくないが、この本、入れ子構造になってたりあちこち凝ってて特に第三章がよかった。最後の第四章がなんかほっぽり出された感で、宙ぶらりんな気分になるが。

とういわけで、整体に行ってきた。ご近所の桃谷によさそうなところを見つけて今回二回目。整体院とかだとベットが横並びでカーテンで仕切ってあるだけだったりするが、そこは個室になってて、個人経営なので担当してくれる人が変わらないってのもいい。ただ、あれだ、美容院をはじめ、こういうとこに初めて行くと大抵「仕事なにやってるんですか?」っていう質問がくるのがつらいね。学生っていうと「どんなことされてるんですか?」て返ってくるわな。とりあえず「物理の専攻で~超ちっさいモノに電流流したらどうなるかシミュレーションしてます~」って答えてる。だいぶ省略してるが嘘ではない。ただ、ここまでマイルドに答えても、相手さんが明らかに反応に困ってる風になってる瞬間てーのがちょくちょくあったりしてつらい。あー自分って極めてマイノリティなんだのうって感じるわ。一度「事務なんです」とか答えてみよかな。上司がウザくてーとか自分の状況を捏造しまくるのも面白そうである。

あと、なんで洗濯機とかの修理たのんで、メーカーの人に来てもらうと、「奥さん」て呼びかけられるんだ?すげえ疑問。いちいち訂正するのもうっとしいからスルーしてるけど勘弁してほしいわ。生活苦ただよってる??昼間っから家にいるから??とはいえ、うちらぐらいの年齢の女性に呼びかける言葉はそれぐらいしかないかねぇ。「お嬢さん」は変だしな。「お姉さん」も仕事上で使うにはビミョ。日本語は年頃の女性への呼びかけの言葉の種類が乏しいちゅうか偏ってるね。

2008年2月7日木曜日

予想外

今週はまたーりするはずが、結局なんのかんのといろいろやらなあかんことがわいてくる。ゆっくり過ごす決意を決めたはずが用事が多いってシチュはなんとなくだるい。うー気晴らししたい。

計算の初期パラメーターいじったらぶっとんだ答えが出てきて超あせった。収束しねぇ、え、まだバグがあったんかい!!って焦ったが、パラメーターの設定が無茶すぎただけっぽい。胃が縮むわ。強結合固定点にマトモなイテレーション回数で収束するにはクーロン相互作用と混成項のエネルギーの比がそれなりの値でないとあかんのだな。ま、近藤温度を考えたらそりゃそうなんだが。まだ物理的意味とか良くわかって無いからなぁ。固定点近傍でのくりこみのフローとかこの辺の話わかったら相転移とか有効ハミルトニアンとの絡みとかいろいろ分かっておもしろそうだのぅとは思うが、難しい。それにしてもイテレーションを重ねるとクロスオーバーしていくってのが見ててなんとも不思議だ。やっぱり数値繰り込み群は面白いかも。

VMware playerもなかなかに面白い。つい研究ほっぽっていじってしまう。画面描写が異様だったのはVNCのせいみたいで、リモートじゃなく直で操作したらサクサク動いてくれた。フォントをインストールしてMathematicaもXwindowつかって使えるようになった。Mathematicaを使おうと思ったら、ギリシア文字とか含んだそれ専用のフォントをインストールする必要があるらしい。Vmware上のLinuxに何かをインストールなんてのができるのかと思ったが、普通にいけた。ちなみにUbuntuはデフォルトではrootがなくて、ユーザーがsudoていうコマンド+自分のパスワードでroot権限で実行できるらしい。知らんかった。この分だとg95とかも搭載してLapackほりこんで数値計算できるんじゃないかと。

そういえばUbuntuをダウンロードするためにFoxtorrentを導入した。BitTorrentの利点は速さってなことを聞くが、あんまり速く無い気が。Firefox閉じてもかってにダウンロードしておいてくれっるってのが便利は便利な気もする。ただBitTorrent自体、仕組みがよくわからんしP2Pだし大丈夫かいな~という不安感。なんか自分とこがかってに配布元とかになったりするんじゃ・・・シーダーとかの用語が不安感をあおるぞ。BitTorrentつかうと良くも悪くもいろいろ便利そうではあるんだけど。

2008年2月6日水曜日

備考

電車で寝てて、口に違和感を感じて目覚めたら、髪の毛をくわえてた。この前は鞄のもち手をくわえていた。コートをかんでいたこともある。べつになんか食べてる夢を見たわけではないが。よっぽど餓えているのか私。

作業関係のメモ

Winsowsにてエディタで編集してLinixのviとかで見ると、あちこちに^Mというへんな記号がてんこ盛りの時が多い。これはWindowsで使われている改行コードCRをLinuxが認識しないだからだそうな。Linuxが認識する改行コードはLFのみ。このヘンな^Mのせいでたまにコンパイラが文句を言ったり、プログラムがまともに動かなかったりする。CRの正規表現は\rでLFの正規表現は\nである。なのでLinuxに転送する前に正規表現で検索できるエディタで\rを置換しておいたほうがいいぽい。

VMware playerのイーサネットのタイプは3つあって、ブリッジとNATとホストオンリー。フツーの環境ならホストOSと違うIPアドレスを使うブリッジが良いみたいだが、研究室はIPアドレスの管理が厳しく、あらかじめ割り振られたIPじゃないとネットワークに入れないのでネットワークを使うときにホストのIPにゲストOSのIPを変換して使うNATを使わないといけない模様。VMware playerの画面の上部にあるイーサーネットのアイコンを押して、接続済みにチェックを入れた後、NATを選択するだけ。外部からはホストOSから接続しているように見える。サーバーへのSSHもいけたし、emacsも使えた。これでMathematicaやらGNUplotのGUIが使えるかな。ただし、Vmware player+Ubuntu7.10しかもVNCかませてリモートっていう環境では遅い、なにより画面描写が遅く、マウスの動きとポインタの動きがあってない。かなり不気味。Ubuntuが遅いのか、Vmware playerが遅いのか、VNCが悪いのか。ちなみにUbuntuの一個前のバージョンの仮想マシンは、最初に作ったパスワードを受け付けないというわけのわからんエラーに見舞われて使うのをあきらめた。

2008年2月5日火曜日

微粒子の敵

立春すぎて花粉の季節です。
私の杉花粉抗体は気象庁の測定機器よか過敏である模様でもう目だの喉だの耳だのが痒く。なぜか私の花粉症は喉と耳が痒くなる。耳鼻科に以前いって、「花粉症で耳がかゆい」と訴えたが「花粉症でそんな症状は聞いたことが無い」とあしらわれた。ヒスタミンさえでてりゃどこが痒くなってもおかしく無かろうに。花粉症で熱でたこともあるぞ。調べてみると、花粉症には目のかゆみやらくしゃみ鼻水以外にもすごくいろいろ症状があるらしい。耳の痒みもちゃんとあったぞ。そのほかにも胃腸障害なんてのもあった。

痒みで集中力の削がれること甚だしいので薬のんだらそのせいか一日中眠くだるくてたまらん。痒みかだるさか究極の選択。研究室も後輩たちが修論の締め切りでばたばたしててなんだか落ち着かない。春の初めはなんだかすべてに落ち着きが無い。なんだか頭ももやもやして考えがまとまらない。効率が超悪い。

そんなこんなでモーローとしながら登校すると工学部のどこかの水道管が破裂かなんかしたらしく、大規模に断水していた。研究室が入っている建物も影響を食らってトイレが使えないとかいろいろ不便でしょうがない。復旧まで休暇をとってやろうかな。花粉の無い北海道あたりにしばらく避難したいな。

2008年2月4日月曜日

息抜き

一段落ついてほっとしたので昨日から廃人ライクな生活を送ってしまった。makeも通ったし、人力で計算して間違ってた部分を計算機にさせるようにコード改良するのも土曜で済んだしな。一段落っちゅうてもやっとスタート地点に立てたぐらいのレベルなんだがこれが出来上がらんことにはどうしようもなかったからなぁ。昨年末からストレスフルだったぶんちょっとは気抜きたいところだ。ていうわけで平日昼間っから梅田をうろつく。たまに休日にもがんばっとるから平日にやすんだっていいだろと自己正当化。
阪急百貨店の上にある食堂街?で食べられる天丼があいかわらず美味しい。そしてバーゲンをまだやってる。さすが大阪だ、二段階値下げのマジック。残り福てか服を手に入れる。阪急は男物をすべてナビオのメンズ館とやらに移したので近々6階まで全部女性向けのフロアになるそうだ。

時間がまだあったので、梅田のでかいブックファーストへ行く。紀伊国屋よか品揃えが良い。しかもすいている。そして妙に理工系の本の品揃えが良い。御大、山田耕作センセがコンパクトな岩波の入門書シリーズから一冊出してるのを見つける。「凝縮系における場の理論」。中身は「電子相関」の内容をおもいっきし圧縮したような感じだが、書き方が簡単だし、要る式が大半載ってるし、Flex近似まで載ってるし値段1300円で安いしだいぶお買い得。忘れがちなフェルミ流体論系統の式が簡単にまとまってる本ないかねぇと探してたので自腹購入してしまった。そんにしてもこのシリーズ、著者が豪華だ。研究室でまとめて買ってくれんかな。スピングラスの話書いてあるやつもなんとなく面白そうだった。スピングラスの理論が画像修復に使えるらしい。どういう理屈なんだろ。

2008年2月2日土曜日

Makefileメモ

FortranでもGNU makeが使えるようなので試してみる。
線形代数の計算ライブラリLapackのせいでコンパイルオプションをどうするかでてこずる。結局Intelのフォートランコンパイラ+インテルMKLでLapackを使うときはMakefileは以下のようにしておけば良いようだ。

TARGET=出来上がりの実行ファイル名
OBJECTS=生成される分のファイル名.o 
F90=ifc
FFLAGS= -lmkl_p4 -lguide -lpthread -L/opt/intel/mkl61/lib/32 \
-lmkl_lapack -lmkl_def\
COMMON_MOD=モジュールファイル名
.SUFFIXES:
.SUFFIXES : .o .f90
.f90.o:

${F90} -c $< ${FFLAGS}

${TARGET} : ${OBJECTS}

${F90} -o $@ ${OBJECTS} ${FFLAGS}

${OBJECTS} : ${COMMON_MOD}


コンパイラオプションの-pthleadとかはたぶんあんまりいらない気もする。
あとやりがちなミスが、実行文(${TARGET} : ${OBJECTS}とか)の前にタブを入れ忘れること。タブが無いとGNUmakeは実行文を認識してくれない。とある参考文献のmakefileの例も実行文の前にタブはいってないぞ・・・最初それをそのまま試して、私は撃沈した。