2008年7月29日火曜日

Windows PE

明日が論文締め切り&ポスターのプリントアウトなので明日さえ済めば・・・。
目先にやらなあかんことがあるにもかかわらず、まったく関係ないものに心惹かれて昼間はそればっかり調べてたもんで今必死こいて論文とかの訂正作業している。だって訂正とか苦手なんだもん。細かいミスタイプさがしたりそれを一個一個つぶすって超苦手。性格が大雑把だからな。つい逃げたくなる。

心惹かれてたものはWindows PE。 Vistaの最小構成みたいなもんでできてるらしく、これをベースにしてブートCDとかをつくれるらしい。いろいろ制限はあるものの公認の仮想OSみたいなもんをつくれる。Windows 自動インストールキット(WAIK)をインストールしとくと、VistaPEとかのソフトをつかってVistaのインストールCDがなくても緊急時のブートCD(Vistaベース)が作れるっぽい。合法で。VistaPEを使うとスクリプトを追加することで、自分とこにインストールされてればUltraVNCやPuttyなんかも構成に組み込むことができる。そこでDirectImage XMLっていうソフトも組み込んでおけば、無事動いてるときにHDDをイメージファイルとして丸ごとバックアップしといて、やばくなったときにPEでブート、DirectImage XMLでリストア、としてやると、メンドクサイ再インストールやその他もろもろの設定なんかしなくても元通りてなことができるらしい。しかもタダで。

で、なんか便利そーやんってことで自分用便利ブートCDを作ろうとしたわけだが、なかなかうまく行かない。WAIK+VistaPEで最低限の機能をもったのを作ってVMwareで動かすのはできたんだけど、DirectImage XMLを組み込むのがうまく行かない。スクリプトとソフトのバージョンがあってないとか?調査中。まーDirectImageXMLがだめでもWAIK自体にHDDをイメージとして(wimって形式らしい)キャプチャしてそれをまた展開する機能があるImagexが搭載されてるらしいのでコマンドラインでごりごり作業するのがあれだけど何とかなる模様。WAIKのみでカスタマイズする方法ってこれかhttp://pnpk.net/cms/archives/293 まぁ時間があるときにまた試してみよう。

2008年7月28日月曜日

豪雨

集中豪雨にもほどがある。北摂でもかなりひどくて、なのに予約入れてる用事があったためすさまじい中を駅まで1.5キロ歩く羽目になった。かなり近くに雷とか落ちてなかなか耳が痛かった。下校中の子供がかなりテンぱってた。雷苦手な子は多いんだな。窓から見てる分にはきれいだけど、すげー音してる中歩くのはさすがにちょっと勘弁。まぁ雷より気流の変化でできる竜巻を恐れていたんだがそれはなかったようでよかった。着てる服が重くなるほど濡れ、靴の中まで水浸しとか数年ぶりだ。

長期出張にそなえてPCのバックアップをとる。今の時期PC壊れたらいろいろ壊滅してしまう。データーは取ったけど、システムバックアップをどうしたもんか。HDDのイメージファイルを作る+やばくなったときのブートCDを作るってのが定番みたいだけど、フリーソフトで済ますことはできないものか。お金出して買えば一発で簡単にバックアップ+ブートCDができるよってソフトあるみたいだけど学生としちゃフリーで済ませたいわな(頻繁につかうわけじゃなし)。HDDイメージファイルを作るだけならフリーソフトはあるんだけど、いざ問題が発生したときにつくったイメージファイル使えないよってオチになりそうだ。(システムが逝ってしまわれてたら起動自体できないし)全部フリーで済ます方法が解説されていたのでこれを試してみるか。

2008年7月27日日曜日

朝寝できない休日はつらい

今週末は土日ともに家業の手伝いで休みがなかった。疲れた。しかもあとで見ようとある番組録画してたらなぜか最初の10分にエラーが起きていた。だいぶがっくし。DVDに録画ってエラー起こりやすいのか。

金曜日に就職した友人に久しぶりに会った。理系からおもちゃ会社に就職した変わりもんだ。新製品カタログとか見せてもらったらなんか結構欲しいかもとか思ってしまうのが何個かあった。アイスクリーム製造器とか最近アイスが主食だからだいぶ欲しい。しかし高いな。それにしてもおもちゃにバイオメタルとかいう形状記憶合金系の新材料を投入してたりこの会社なかなか攻めてるっぽい。ぜひこんどは複雑系とか量子効果を。仕事してるとその分野の情報やら先端技術関連の話がようさん入ってくるみたいでそれは面白そうだと思った。

HPのTouchSmart PCに惹かれる。CM見ててっきりAppleかとおもった。iPod touchをでかくしてWindowsとOffice積んだような。とりあえず見た目がよい。欲しい。メーカー製でOSが64bitとはめずらしー。しかしタッチパネルでぐいぐい操作できるの面白そうだけどタッチパネルの強みを生かせるソフトがどれだけあるねんとか考えるとだいぶ謎。いまんとこタッチパネル連携なのはオリジナルアプリケーションだけだろうしなぁ。ブラウザもタッチパネルでとか紹介されてたけどfirefoxじゃないだろうし。アドオンでいろんなソフトにタッチパネル連携機能追加できたら可能性は膨大だけどな。ちなみにタッチパネルは光学式らしい。前見たノートPCでタッチパネルのはディスプレイになんか妙なビニール膜感があったがあれは感圧膜式かな。光学式は枠部分に赤外線センサーが仕込まれてて、赤外線がさえぎられることで反応するらしい。位置情報の検出にはやはり干渉とかつかってんのかとか考え出すとぐるぐるするが、こっちのほうが耐久性高そうだし画面もきれいそうだ。こないだみたエイリアン展の、ディスプレーじゃないフツーの面に画像を投影してるのにタッチパネルのような挙動をしてたのもこれか。

2008年7月24日木曜日

中休み

爪ケアしたはずがなんか痛いような・・・っていう不安を見て見ぬふり。さて、目先の準備はほぼ済んだので、次に向けての準備をまったりと。次の学会のために、次の次の学会のために。
久しぶりに論文読みつつ解析的な計算。まったり焦らず思考を進めるのはとても贅沢な気分だ。大抵、「うー今日中になんとかせんとやばい」とか胃キリキリしながらやってるからな。焦りがなかったらわりと楽しくやれるんだけどなぁ。このまったり期間に長らく、やらなあかんのは分かってるけどなんか嫌やなぁと避けてた磁化率あたりの議論にそろそろ踏み入るかと。まぁ近藤効果やってるのに磁化率の計算してないとかちょっとアレだしなぁ。(電気伝導度メインだからスペクトルしか計算してない)なんで磁化率がいやかというと、定義が何個もあってわけわからんからだ。名前も帯磁率とか磁気感受率とか、ほかにも動的なのがあるとか意味フ。磁化率の方が一般的らしいけど、なんとなく帯磁率のほうを使ってしまうかな。
磁化率のもともとの定義は、磁場をかけたときにどれだけ磁化が発生するかてのの比例係数らしいんだが、それだと、理論では計算しづらいので、「磁化のゆらぎ」を用いて定義した式のほうをつかう。カノニカル分布下では磁化率が磁化ゆらぎの2乗に比例するんだと。まーたしかにこっちの定義だとNRGでは超計算しやすいな。動的帯磁率についてはいまんとこさーっぱり。皆、この量を計算してるっぽいけど、なににいいんかいまいちよくわからん。そんなこといってるレベルではさすがにヤバイ気がするので、しばらくその辺をお勉強するか。

2008年7月23日水曜日

爪きり

この数年、私は自分で足の爪を切ったことがほとんどない。

というとなんかすごい誤解されそうだが。巻き爪気味なので、フットケア専門のところに行って切ってもらっている。巻き爪はつらい。歩くたびに脳天まで抜けるような足の親指からの痛み。経験者にしかわからんだろう。つま先踏まれたときとかもう死ぬかと。足裏のツボ?的には足の親指は頭に相当するらしく、そんなの聞くと痛いのほっとくと頭の働きが悪くなりそうな気がする。準備がいろいろ一段落して、結構のんびりモードになってきて時間がとれたので、今日はその巻き爪をなんとかしにいった。ここんとこちょいちょい痛くてヒール低い靴しか履けなかったからな。なんだか巻き度はそこまでじゃないけど、皮膚が柔らかい方だから痛みを感じるんだそうだ。そういやサンダル素足で履いたりしたら一発で足の甲とかの皮がめくれるんだがそれも皮膚が柔らかいせいか。痛いのが解決してすっきりしたので調子乗って2駅分あるいたらへたばった。

そしてピカチュリン。うちの研究室でもオープンキャンパスにむけてなんかナノテクとか燃料電池な研究室紹介用キャラつくろーぜってのがこないだ昼ごはんときに話題になって、そのときに出たアイデアがピコチュウとナノチュウだった。(あとは水分子型の某ねずみキャラそっくりな”すいそくん”とか)どこも同じような発想かw。よし、我々もなんか新しいのを発見して痛い名前を・・・。

作業用BGMで聞いてるせいかNightWishにまたはまってる。ターヤいいな。欲しい曲がいくつかのアルバムに分散してるので買うのに躊躇。ベスト版買っちゃったからかぶるのもあるしなぁ。でもOceanbornはほしいなぁ。ボーナストラックのNightquestがいいのでそれつきのをAmazonで探したら3~5週間かかるって、出張にまにあわんがな、うー。

2008年7月20日日曜日

説明するのは難しい

昨日は4時間ほどクーラーのない空間にいた。そのせいで物凄く消耗したらしく今日は昼からひたすら寝てしまった。汗をかくと老廃物がどうこうとかよく言うが、同時に栄養分も流れ出してしまう気がする。チョコラBBでも飲まねば。サマソニとか興味あるけど絶対無理だわと。

夜になってやっと活動する気になったのでとりあえず連休中に仕上げないといかん発表用のポスターをまったり作る。A0で横で作るのは初なので図の配置とかの勘がなく戸惑う。こないだイラストレーターでA0ポスター作ってPDFにしてプリントしたらなぜかプリンターとの相性か、余白処理とかがうまく行かなかったので、図をイラストレーターでつくってそれをパワーポイントに貼り付ける方法にしてみる。イラストレーターは数式は支援してないので、Texで書いてそれをepsに出力してそいつを貼り付けるという方法をとる。epsの図にしてもイラストレーター側では数式をフォントもしくはアウトラインとして処理できるので編集できるみたいだ。数式の処理に関しては、ココのサイトが詳しく書いてくれてる。ちなみにこうやって作ったepsの図はやたらバウンディングボックス?がでかかったりするが、パス消しゴムツールでボックスの先のパスを消してやればコンパクトな形にまとまった。

ポスター作りながら、自分のやってることの説明を考える。たまに研究内容はどんなこと?的な話になることがあるんだが、うまく説明できたことがあまりない。キーワードは2不純物近藤効果とNRGとSTMで、物性(理論)の人間にはこれだけ言えばほとんど通じるんだがそれ以外の人に説明するとなるとむずかしい。とはいえ、後期は院の学生に自分の研究内容を平易に説明せよという「レビュートーク」とやらがあるのでいい説明を考えねばいかん。せめて、なんでこれをしようと思ったのか、何を面白く思ったのかが伝わる説明を考えたい。

ちなみにいまやってる研究で一番力いれてるのがNRGという計算手法の理解と応用だったりする。物理屋として現象より計算手法に興味深々(というか萌え)なのはどうかという気もするが、そうなんだからしょうがない。なんでNRGかというとその原理が素敵だからだ。

NRG(数値くりこみ群)は、なんとなくスーラの絵とかドット絵に似ている。すごい目を近づけて見ると、単なる点々しか見えないんだけどちょっと遠ざかってみると、絵柄が見えてくるというアレ。つまり、視点をどんどん遠ざけていくことで、枝葉末節を省き、大局的にどうなるかを見ようとする技術といえるかもしれない。物理だと、微視的な条件が、マクロな物理量にどう影響するかっていうのを探るっていうことに相当する。量子論とマクロの世界をつなぐ強力なツールだと思う。量子の世界の決まりがどうやって自分たちが感知するマクロな世界に影響するのかっていうのはずーっと疑問に思っている。マクロな物質である磁石が磁石になるかならないかなんてことも実は量子な相互作用が原因とかそりゃー理論を追ってけば式とか言ってることは理解できるけどやっぱり不思議な気がする。というわけでミクロとマクロのギャップをつなぐような話にはなんか惹かれるわけだ。
ライフゲームなんかも、微視的条件だけを与えて、マクロなレヴェルでどうなるかを調べる話ってのでつながる気がする。くりこみ、パーコレーション、セルオートマトン、フラクタルあたりはこのあたりで密接に絡んでて、わかればなんかすごく面白そうだと思っている。とはいえ全部理解できる日がくるんかねぇ。

2008年7月17日木曜日

てふの壁

夏風邪っぽい。夏風邪はバカが引くってかorz。

プロシーディング書くのに追われる。なんとか一通り書いてみた。フォルダに以前書いたきりなぜか投稿してなかった日本語のがあったので式を転用できて2日でなんとかなってしまった。論文書くのってやっぱり苦手だなぁ。普通のプロシーディングを初めて書いたけどフルペーパーと違って制限枚数が4枚とかやたら少ないので逆にこまる。やってることの特性上数式が多いので、結果の図と式でほとんど制限枚数に達してしまう。Discussionとかかなりさらっとしか書けないけど、こんなんでいいんかいなって感じ。まぁいいや、向こうから帰ってきたらもうちょっとちゃんと考察して一本論文書こう。
そして英語の壁。言い回しとかよく分からないよな。同じような文章ばっか書いてたり、厨房な言い回しちっくなのしか出てこなかったりがっくしするわ。ネィティブの人がチェックしてくれるのは実にありがたい。卒業したらこの辺も全部自力でやらなあかんのか。厳しいな。

論文書くときに使うのは最近もっぱらTex。Texはいろいろオプションとかコマンドあってややこしい。修論とかで使ったけどいまだに使いこなせてはいない。Tex使う場合は、パッケージを使うといろんなことができる模様。ここのサイトがそのへん凄く詳しい。自分の場合、引用文献の番号を[1-3]のように表示させたいのでcite.styをよく使う。そのほかにもcaption.styとかは普通に便利そうだ。

あと、文献リスト作成にはソフトウェアを使うのが普通みたいだ。しらんかった。EndNoteとかいうのがメジャーらしいけど、お高い模様。Windowsフリーソフトしかも日本語で、Ref for Windowsというのがあるらしい。とりあえずダウンロードしてみた。なんかBibtexとくみあわせると論文書くときにラクになるみたいだ。文献管理をそろそろちゃんとしないといけないことだし、Bibtexとかぼちぼちしらべるかね。

2008年7月16日水曜日

誕生日

誕生日だったりする。うはー今日で2X歳かぁ。昭和は遠くなりにけり。

この一年で自分はなんか変化したんだろうか。

研究は結構進んだが。まさかNRGのプログラム自分で一から実装とか去年の今頃は予想もしてなかったわ。

たまに会った人に「変わったね」といわれることもあるがまぁ髪伸びたせいだろう。一部からは「とある方面にずいぶん(ry」とかも言われるね。それも否定はできないな。そしていろいろあって休日の引きこもり指数が高くなった。だめじゃん。

誕生日だがフツーに大学いってたとも。計算機がBus Error出してびっくりした。Segmentation faultはしょっちゅう見るけどBus Errorは初見。他のノードで実行したらすんなり終了したので、ハードがなんだか怪しい気がする。

誕生日なので早退してエステとやらに行ってみる。さすがにお肌の曲がり角なんで手入れしとくかねってことだ。女友達とも「若さのキープに足掻いていこうぜ」と団結。まぁそんなに手入れしても見せる相手いるのかって問題はさておきね。エステは確かにきもちよかったんだが、途中から爆睡してたので何が行われてたのかさっぱり。顔をけっこうマッサージされたような気がする。覚えてないってもったいないな。そして人に顔の手入れをしてもらうって気恥ずかしいな。すっぴん状態で毛穴とか見られてるんかと思うとな。本質的にオタ気性なので化粧品情報とかがっつり収集して自宅でチマチマ探求するほうが向いてるかもしれん。化粧品の効果だって生化学の反応なんだろ?データを解析すれば最適解があるはず。

とりあえずAmazonのラインアップが最近化粧品ジャンルまでアツイことになってる。個人的に興味深々なオーガニック系とか他じゃあんまり扱ってないジャンルもすげー沢山ある。AgronaturaとかPatikaまで扱ってるんか。ポイントもたまるし家まで配送してくれるしなぁ。あぁますます出かけなくなりそう。

2008年7月15日火曜日

災難

学会にむけて着々と準備をこなし、結果も出し、あとはデータまとめて、考察して論文と発表用資料を作れば・・・という段階に来たところで、またかよって感じのことが起こる。研究は嫌いじゃないけど、ときどき起こるこういう厄介ごとはいやだ。しかも今回はお金がらみ。額が額だけに今回はさすがに焦った。しかも向こうが言ってきた理由が理由だけに、こっちが嬉しく思っている出来事をすごく嫌な感じに使われた感じがしてとても嫌な気分になった。向こうには向こうの論理があるのだろうし、言ってもしょうがないけど、なんかおかしい気もする。論理、タイミングいろいろ腑に落ちない。
6月の激鬱から回復したばっかりだっちゅうのにこれを引き金にいろいろ思い出した。金になる研究してないし、どうせいいように思われて無いんだろう。これまでにもいろいろあったしな。もうええわ。淡々と事を進めるのみ。

やっぱり、学生って足場が不安定だ。こういうときに思い知らされる。そのへん思いつめだすと、とても落ち込むので普段考えないようにしているけど。ちょっとしたことや人の都合で、自分の計画がふっ飛んだり、振り回されたりする。ちゃんとしたポストや自分が自由につかえる研究費がほしい。探して申請しよう。

まぁぐだぐだ考えてんと、やることやらんとな。

そういえば血液検査の結果、脂肪肝の疑いありっていわれた。酒も飲まんし肉も食べんし脂っこいものも食べんし、通学で結構歩いてるんですけどって言ったら、炭水化物の取りすぎの可能性がっていわれた。ほとんど毎日、朝も昼も米オンリーでしのいでるからなぁ。食欲ないし炭水化物だめなら何たべたらいいんだろう。豆乳?ソイジョイ?

2008年7月12日土曜日

ライフゲーム

物理の業界にもビジュアル的に面白い話が結構あってその一つが「ライフゲーム」
最近ちょっと興味を持っている。
ライフゲームはいわゆるセルオートマトンの一種らしい。かなり昔からある。有名なのがコンウェイのライフゲームというヤツで、原理はオセロみたいなもんだ。オセロ盤に白黒の駒を敷き詰めて、自分が白のとき、周りの八つのうち2個もしくは3個が白なら次も白、自分が黒なら周りの八つのうち3個が白のときだけ次に白となる、という至って単純な規則のみで離散化された、しかも2状態しかない小宇宙の時間発展を決定する。こんなに規則は単純なのに、白黒の模様はとんでもなく複雑な挙動をする。複雑系とか、量子論との絡みもありそうで、なかなかアツイ話で色々適応できそうだと思ってるんだけど。(セルオートマトンの手法で流体力学の問題を解こうって話もあるしね)面白そうなんで参考図書ぼちぼち読んでたら自分とこのPCでシミュレートしたくなった。

まぁそんなこんなで、本業で同じことばっかりやってるのもだいぶ飽きたので、週末はこれで遊ぶことにした。規則は単純だから、コード自体は書くの簡単とはいえ、ライフゲームは可視化してなんぼ。可視化部分を考えるのが経験ないためメンドクサイ。そこでExcelつかうことにした。ExcelのVBAマクロで書けば、VBAの組み込み関数でセルの色や罫線とかをいじれるから楽勝。
作ってみたところざっとこんな感じ

Sub lifegamerun()
' ele は全要素の数
' shape は変換後の列数の数

Dim col As Integer, row As Integer
Dim r_on As Range, setrange As Range
Dim limitr As Integer, limitc As Integer
Dim n As Integer, m As Integer
Dim r As Integer, c As Integer
Dim shape As Integer
Dim sr As Integer, sc As Integer
Dim i As Integer, j As Integer
Dim timing As Integer, itrmax As Integer
Dim ele As Integer
Dim a() As Integer, b() As Integer

col = Application.InputBox(prompt:="列(横)の数を入力してください", _
Title:="列数", Type:=1)
row = Application.InputBox(prompt:="行(縦)の数を入力してください:", _
Title:="行数", Type:=1)
Set setrange = Application.InputBox(prompt:="ライフゲームの表示をする部分の設定をします。左上のセルを指定してください", _
Title:="on", Type:=8)
sr = setrange.row
sc = setrange.Column
limitr = setrange.row + col - 1
limitc = setrange.Column + row - 1
Range(Rows(sr), Rows(limitr)).RowHeight = 10
Range(Columns(sc), Columns(limitc)).ColumnWidth = 2

With Range(Cells(sr, sc), Cells(limitr, limitc))
.Interior.ColorIndex = 19
.Interior.Pattern = xlSolid
.Borders.LineStyle = xlContinuous
End With

'初期化'
ReDim a(row, col)
ReDim b(row, col)
For i = 1 To row
For j = 1 To col
a(i, j) = 0
b(i, j) = 0
Next j
Next i

MsgBox "初期状態を設定してください。On状態にしたいセルをクリックしてください。範囲外のセルを指定すると終了します"

Do
Set r_on = Application.InputBox(prompt:="onのセルを指定してください", _
Title:="on", Type:=8)
r = r_on.row
c = r_on.Column

If r > limitr Or c > limitc Or c < sc Or r < sr Then
x = MsgBox("初期設定を終了しますか?", Buttons:=vbYesNo)
If x = vbYes Then
Exit Do
End If
End If
If r <= limitr And c <= limitc And r >= sr And c >= sc Then

With Cells(r, c)
.Interior.ColorIndex = 10
.Interior.Pattern = xlSolid
.Borders.LineStyle = xlContinuous
End With
a(r - sr + 1, c - sc + 1) = 1

End If

Loop
itrmax = Application.InputBox("回数の上限を設定してください", "動作の回数", Type:=1)

timing = 0
timestep row, col, a(), b(), sr, sc, limitr, limitc, timing, itrmax

End Sub

Sub setmatrix(row As Integer, col As Integer, a() As Integer, b() As Integer)
Dim i As Integer, j As Integer
Dim def As Integer
For i = 1 To row
For j = 1 To col
def = 0
For refi = i - 1 To i + 1
For refj = j - 1 To j + 1
If refi >= 1 And refi <= row And refj >= 1 And refj <= col Then
def = def + a(refi, refj)
End If
Next refj
Next refi
def = def - a(i, j) '自分自身のカウントを引く'
'for debug'
'Cells(i, j) = def'
If a(i, j) = 1 Then
If def = 2 Or def = 3 Then
b(i, j) = 1
Else
b(i, j) = 0
End If
Else
If def = 3 Then
b(i, j) = 1
Else
b(i, j) = 0
End If
End If

Next j
Next i

End Sub

Sub timestep(row As Integer, col As Integer, a() As Integer, b() As Integer, sr As Integer, sc As Integer, _
limitr As Integer, limitc As Integer, timing As Integer, itrmax As Integer)
Dim i As Integer, j As Integer

setmatrix row, col, a(), b()

For i = 1 To row
For j = 1 To col
a(i, j) = b(i, j)
Next j
Next i

For i = 1 To row
For j = 1 To col
If a(i, j) = 1 Then
With Cells(i + sr - 1, j + sc - 1)
.Interior.ColorIndex = 10
.Interior.Pattern = xlSolid
.Borders.LineStyle = xlContinuous
End With
Else
With Cells(i + sr - 1, j + sc - 1)
.Interior.ColorIndex = 19
.Interior.Pattern = xlSolid
.Borders.LineStyle = xlContinuous
End With
End If
Next j
Next i
timing = timing + 1
If timing > itrmax Then
Stop
End If

timestep row, col, a(), b(), sr, sc, limitr, limitc, timing, itrmax
End Sub

あまり洗練されたインターフェースではないけど、一応動く。ペンタデカスロンの挙動をみたりなかなかおもろい。しばらく遊べそうだ。Excelは結構やれば使えるツールな予感。しかしBloggerってなんでインデントしてるの全部左寄せにしてしまうんだ。見づらい

2008年7月11日金曜日

早退

今日は早々に帰宅した。コード本体ができて、ある程度目星がついて数値計算にのりだすと、ひたすら計算機の結果待ちって感じなので研究室に居てもしょうがないしね。早く帰ったので血液検査を受けに行く。なんか甲状腺があまりよろしくないとかで、数ヶ月に一度検査行くようにとのことでメンドクサイ。最近妙にだるいし、髪の毛がやたら抜けるのが心配でもあったので海外出張前にいっとくかと。

早く帰れたから何をしてるかというと、某V*ohに夏目友人帳があがってたので見てた。英語字幕すでに付いたのがアップロードって仕事早すぎだろ。見た友人の感想が「ぬるい」とのことだったので、んーあーどーしよかなぁと思いつつ、今日は何もする気がおこらんので気分転換がてら。

原作読んでるから話は知ってるんだけど、割と楽しめた。なんというかイメージが「夏休み」。意味分からんけど絵とか全体の雰囲気が夏休みな感じで今の時期見るにはいいんじゃないかと。すげーアクションとか山場があるわけじゃなく、切なくしみじみな感じ。原作はばりばり少女漫画だもんな。個人的にはこういうのもありじゃないかと。登場人物の心情にフォーカスした描写が多いのは結構好きだ。なによりニャンコ先生がかわいすぎるので、来週も見ていることだろう。丸っこい形とか肉球の感じとかパタリロみたいな口とか動きとかかわいすぎやろ。原作読んでても動いてるニャンコ先生みるだけで見る価値アリでFA。

2008年7月10日木曜日

バランスボール

なんか、結果が出てきつつある。ざっとデータをプロットして見たところ傾向としては間違ってないぽいのでだいぶホッとしている。有効な近藤温度の変化は、摂動展開より遥かに正確にとれているみたいだし。さすが数値くりこみ群。もうこの数ヶ月やばく大変だったけど、それだけのことはあるぽい。これでなんとか学会で発表する内容を作り出す目処はたったかねぇ。あとはどこまで精度面や、話をつめるか、そしてプロシーディングを書けるのか、その辺が問題。まだ課題は山ほどあるけど、このへんで一休みせんともたんわ。

さて、こんなんしてるとどうしても運動不足になる。肩こり何とかしたい+夏場のパンストとか耐え難いからミニ丈にハイソックスでしのぎたいので足ヤセせねばということでここんとこバランスボールの運動をしている。ちょっと前から家ではPC作業のときに椅子代わりにバランスボールに座ってるんだが、座ってるだけじゃおもしろくねーなと思って、これでやる運動の参考図書を漁ってみた。バランスボールの運動をいうと地味っちい筋トレちっくなのが多いぽいのだが、中に一つバランスボールで有酸素運動をするという変わった趣向のDVD付きのHowto本があったのでアマゾンで1クリック。これがなかなか面白い。座ったまま有酸素運動とかグータラかつ体力ない人間にはありがたい。バランスボールの上に座ってぽよぽよ弾むのがメインなのでなんか楽しいしな。運動とかエアロビ系が嫌いな理由の一つは、なぜか自分ひとりテンポがずれたり動作についていけず恥かくからなんだが、家でパソコンでDVD再生して見ながらなら誰が見るわけじゃないのでテンポ遅れようが間違えようが全然平気だ。パソコン前の狭いスペースでも大体大丈夫な動きなので、夜とか気が向いたときにできるのでなんとか続きそうだ。そんなわけで、行き詰るとボール上で弾んでいる。この振動でなんかアイデアが降ってくるかもしれん。大学の椅子もこれにしたろかな。

2008年7月9日水曜日

ムペンバ効果

最近ちょっくら忙しくて、一週間のうちテレビ見てる時間がおそらく2時間以下なこのままだと仙人になれそうな生活だったりする。もともと見ないほうだけど。(そして見てるものもアレですし・・・。)そんなわけで、オリンピックがいつからとか、家の近所のエリアで暴動があったとか最近まで知らんかった。
今日は計算機の結果がなかなか返ってこなさそうなので早めに家に帰ったので、食事時にテレビついてた。ぼへーっと見ていると、面白いことを耳にした。同じ条件下なら水より熱湯のほうが先に凍るらしい。

は?意味フとか思ったんだが、ムペンバ効果(Mupenba effect)というれっきとした名称があるらしい。英語版WikipediaにもトピックあるしScientific Americanが取り上げてるみたいだしそこまでトンデモ科学じゃないっぽいな。アフリカ、タンザニアの高校生ムペンバ君がアイスクリーム作ってて発見とかマジですか。牧歌的だ。料理的なことしてて物理学の新発見とかそんなんあるねんな。

原因は気化熱だとか対流だとか過冷却だとかいろいろ言われてるぽい。一番ありそうとされてるのが過冷却みたいだ。熱湯を冷やすと過冷却状態になりやすいので一気に氷になるとかなんとか。水⇒氷は相転移の一種なので、一応相転移みたいなことやってる人間にはなんか興味深い話だ。実は裏には量子的な効果があってそれが水分子の長距離秩序を~とかだとなお嬉しいけどまぁないだろうな。ちなみに水の量子論ベースのシミュレーションは難しいらしい。

2008年7月7日月曜日

マイナーチェンジ

とりあえず、試作品にいろいろマイナーチェンジを試みる。前の経験から、NRGで励起スペクトルを求めるにはN/N+2 trickといわれる方法を使うと、分割幅がでかくなっても連続的なスペクトルが得られるというのは分かっている。対数分割をCampoの方法でやって、それにz-trickを適応して、スペクトルをN/N+2で求めれば、そこそこ高水準とされるやり方になるんじゃないかと思って2channel system用の拡張の仕方を考えている。
そりゃ、単純に格納用の行列の数を2倍にして全く同じに作ればできるんだけど、どうするのが一番効率よく動くプログラムになるんだとか考え出すと悩みが。2channelはタダでさえ計算時間が異様にかかるので。結局同じ動作を二回繰り返す部分が増えるので、一時的な保持に使う配列は使いまわしにして、行列を引数として渡してサブルーチンを二回呼び出すのがいいのか、アホみたいだけど、作用する行列が違うだけの同じ動作をべたに書いてしまうのがいいのかとかとか。まぁ計算なんて基本動けばいいんだけど、なんとなく。見た目、賢そうなのは関数やサブルーチンに汎用性が高いものを作ってそれを何回も呼び出すタイプな気もするのだけど、呼び出しのときに、Fortranだと形状引継ぎ配列を引数として渡すと、サブルーチン内の仮変数として配列コピーが作られて、サイズがでかい配列を渡すのはメモリ使用量が上がるとか言う噂もあるしオーバーヘッドとかも聞くしどうなんだろう。たぶん専門的にやってないからよく知らないけど、一般的なルールとか、ノウハウがあるんだろうな。そもそも変数名のつけ方とかも無茶苦茶だしな。
せっかく本業で結構使うんだからその辺のことも、もうちょい詳しくなりたいなぁ。後期は演習のTAも飽きたし計算機実験の担当になろうかな。ただ問題は、計算機実験の言語がJavaなことだ。3年のときパソコンもろくに使ってないのに、「ハイじゃあJavaで一週間で課題のプログラム作ってきてね~!」とかやられて散々だった。「一生プログラミングなんてするかい!」ってそのとき凄く思った。(計算物理にプログラミングがいるなんて研究室入ってから分かった、思わぬ落とし穴だった。)それ以来なんかオブジェクト指向系には苦手イメージがあるんだな。使えりゃ便利そうなんだけど。

2008年7月6日日曜日

ソーシャルアノテーション

本業がらみでも調べ物は大抵ネットなわけで、そうするとしょっちゅう見るページが出てくる。論文のPDFファイルが公開されてるとこだったり、Fortranについてやけに丁寧に解説してるサイトだったり。在り処はブックマークとか使えば登録できるけど、あ、この部分大事だなと思っても、Webページには普通マーカー引いたりできない。Googleノートブック使えばそっからコピペ&アドレスを記憶もできるけど、ダイレクト味にかけるよなぁ、っていうか大抵後で必要になるのはその周辺に書いてあったような事柄な訳で。たしかFirefoxのアドオンでWeb上に付箋ぺたぺた貼る感じで使えるのもあったけど、ブラウザのアドオンであるだけに、家と大学のFirefoxの同期が取れなさそうで、2台とも結構使う状態では若干不便そうだのと思って導入しなかった。

で、「コモンズ・マーカー」を某記事で知ったので導入してみようなわけだ。Firefox3対応、やった。他にもある的なことが紹介されてたけど、これは日本の人が開発してくれたので、説明が日本語ってのがまず超イイ。英語とかだとどうもね、垣根を感じる。Webサービスで、Webページにマーカーが引ける+コメントがつけれる+それを共有できる。うーん、ちょうど欲していた機能がなんだか揃ってるではないか。del.icio.usも便利やなと思ったが、サイトの中身見るためにまたページ開いて、いるとこさがしてていう過程が必要。これはページ開いたままで、いろんな人のコメントをざーっと見れる感じがよさげ。ブラウザのツールバーにボタンができて、それをポチっとすると起動。右サイドにコメント一覧が出てくる。ちょっと自分のブログ内にもマーカー引いたり使ってみた。かなりサクっとあっさり、使いやすい。そしてあんまり重くないみたいだしタブごとにOn・Offされるのがいいかなぁと。あと公開・非公開が設定できればいいんだけど(全て公開になるみたいだ。)まだ本格的に使ってないからどんなものか分からないけど、いろいろ可能性があると思う。いろんな人のガチで文章化してどっかにアップするほどじゃないプチ知識みたいなのを共有化できるツールはこれまであんまりないような気がするし。製品の使用感想とかも書いてくれないかなぁ。本業ジャンルが近い人でこれを使ってる人が居る可能性はまだ低いだろうから本業に役立つかは謎だが・・・。

2008年7月5日土曜日

暑いので

暑すぎる。なんかすでに夏ばてしそうな勢い。そして髪の毛長いとそれだけで体感温度が数度上がる気がする。冬場は天然マフラーな感じで快適なんだが夏は最悪だ。切るかどうかこの時期悩むところ。

暑いし、昨日微調整して出てきた結果がいいんやらわるいんやら見当つかんしで、がしがし先にすすめるぞ~てな気分にならんので、本屋に行ってお気軽に読めそうな本を探す。「心霊探偵八雲」ていうシリーズが文庫本化されてたので、一巻目を買ってみる。なんかちょっと多重人格探偵サイコを連想するタイトルと表紙絵だなとか思いつつ。腐っても理系なはずなのに、幽霊やら妖怪やらでてくる話は好きみたい。あぁ、でも実話系はあんまり好きじゃないかも。話を転がすネタに幽霊やら妖怪やらが出てくるのが面白いんであってそれだけで完結されてもあまり嬉しくない。

話はタイトル通り、幽霊が見える主人公が事件を解決していくのがメイン。主人公がいろいろあって性格ヒネてる(けど根は良い)だったりとか相方が女の子で、刑事が単純なキャラだったり設定は、んーなんかどっかでも見たような、だったりするのだがその分受け入れやすく、話の展開が早いし、流れが嫌な方向(グロとか)に行ったりしないので読んでて楽しい感じだな。ニヤニヤな展開もあるし若干ライトノベルよりなのかもしれん。気分転換によい。それにしても気に入る本の主人公は性格ヒネてる場合が多いのは何でかね。

夕方に結局二巻目も買いに行った。ついでに夏目友人帳の6巻も出てたので買った。これも妖怪が出てくる漫画でなんか気に入っている。もうすぐアニメ版も放映が始まるとかいわれるとそっちもなんか見てしまいそうでやだな。

2008年7月4日金曜日

試作

プロトタイプとして作ったプログラムが一応形になって、一応それっぽい動きをするようになった。なんかパラメーターの設定とかをちょっと勘違いしているっぽいのをなおせばもっとそれっぽくなるだろう。やれやれ。しごく単純化したプロトタイプとはいえ、叩き台があるとないとでは気分的に違う。お決まりのすげー鈍痛に数日耐えて作業した甲斐があったというもの。女ってやっぱり損だよなと思う。思考するとかプログラムつくるとかさほど男女差はないと思うけど、持続的に痛いのは集中力とか思考力とかやる気を奪う。痛み止めは眠くなるし。生産性がスケジュールとかやる気とか関係ナシに下がる日が数日ある分やっぱり不利だと思う。しんどいときは無理せず・・・とよく言うが、今休むと後々テンパるとかワケワカランくなるのが目に見えているときは休むとか無理でしょう。痛かろうがぼちぼちやるしかないわけよ。

この試作品の拡張がうまく行けば、半年ちょっと前からやってる研究テーマの出口がそろそろ見えてくるはず。そんなわけで、逆に不安だ。この半年が無駄でした~とかだったらどぉしようとか。一から自分単独でやってるだけに、精度やら手法がなにかと不安だし。まぁ計算の特性上しょうがないんだろうけどmulti-channelにした瞬間、収束が悪化してるしなぁ。そして8月頭までに間に合うのかってのも不安だな。どうか誕生日までにある程度目星がつきますように。がんばろ。

後輩の発表資料につかうムービーを作るために、Windowsムービーメーカーをいじってみた。シミュレーションの結果から出てくる静止画像をつないで表面に分子が近づいていく様子をムービーにするのに挑戦。フリーにしちゃ意外といろいろできるソフトだな。WMV形式のが速効作れる。んー作り方わかったところで自分のやってるような分野にはムービーが無縁なのがちょっと悲しいな。

2008年7月2日水曜日

fortranメモ

fortranにおいて

do i=1,10
inner : do j=1,10
・・・
 end do inner
end do

みたいに、ループに名称をつけて制御するとき(特定のループをぬけたり、いろいろ便利)、対応するend doの後ろに名称をつけておかないとエラーになる。そのエラーメッセージが分かりにくい。

サブルーチンの引数を書き忘れているエラーがなぜかコンパイル時にチェックされず、すんなりコンパイル通っちゃうけど、実行するとサブルーチンの呼び出し自体が行われない(プログラムそのものは動く)というトンデモなことが起こることがある。(コンパイラが悪いのか?)見た目はなんとなく動くので性質が悪い。サブルーチンごとにちゃんとimplicit noneを書いておくと、コンパイル時に引っかかりやすいので防ぎやすい。

2008年7月1日火曜日

毎日新聞

毎日新聞変態報道騒動の勢いすごいな。痛いニュースとか2chとか見ているはずのないウチの母まで知ってた。どこから聞いたんだろう。

まえから、「なんか卑猥なこと書いてる」ってのはちらちら取り上げられて知ってたけど、騒ぎになってから、出てくるのがこれまたひどい。日本の主婦は皆コインランドリーで売春してるとか、日本の若い女の子はファーストフード食って性狂乱状態とか読んでて気持ち悪くなる。大手新聞のくせにようこんなん書くな。2ch以下な内容だ。本紙じゃなくて英語版とはいえ運営は毎日新聞だろ、チェックしてなかったか、むしろ「日本人で英語版とかよむやついねーだろうし、ネタ乗っけといたほうが外人が釣れてええわ」てなモンだったのかね。何年にもわたって垂れ流された大量の「日本人=変態、エロ」記事が海外のいろんなサイトで引用されてるらしい。引用元=日本の大手新聞って、やばいだろ。実態は海外の嘱託の適当な記者が書いた、トイレの落書き以下としても、妙な信憑性がついてしまうがな。そのせいで日本女子のイメージがなんかすげー方向に傾いて、出先で嫌な目にあったらどうしてくれるんだ。学会とかで海外行くこともあるっちゅうのに。

お詫びとかもてんで的外れだよな。読者に不快感とか信頼がどうこうより、新聞社が歪曲した変態記事垂れ流しでそれを海外のサイトに引用とかされて、誤解を招いてるかもしれんし、それで被害でるかもしれんちゅーのが問題なんだろうが。なによりまず、エロ物扱いした日本の女性にあやまったほうが・・・