2008年3月31日月曜日

今年度最後の日

神戸行ってきた。
ひきこもってたら母に連れ出された。
神戸行くのは実に数年ぶり。なんか大阪で大抵のものは揃ってしまうので神戸まで足を伸ばす用事がなかなかない。つーかいまやネットあるしなぁ。
県庁前の中華料理「杏杏」で昼食べた。皮がぱりっとなってるチャーシューが超おいしかった。やっぱり神戸の食は魅力かもしれない。とくに、中華。中華街ではなしにちょっとはなれて群愛飯店とかむしろベトナム料理だけど鴻華園とかウマー。あとパン・菓子類。エストローヤルのシュークリームはいまや梅田阪急でも買えるしコムシノワも高島屋にできたけどいすずベーカリーとかは神戸にしかないもんなぁ。カファレル本店とか神戸は甘モノの誘惑強すぎる。まぁどこいっても甘モノ食ってる気がするが。

って食べてばっかりのようですが、食品以外にも買い物を。ルームコロンなど少々。よくみかけるのは香りのきっつい眩暈するようなのばっかりで敬遠してたが嫌味のないさわやかな香りのがあったので。爽やかな新学期を迎えられそう。

そう明日から新年度。親しいメンツが去ってまだ新入生が来ていない研究室に行くのはちと寂しい。ふりかえると今年度は超忙しかった。修士2年分を一年に圧縮したような勢いだった。研究のペースも結構ハードだったと思う。のわりに論文は書いて無いけど。来年度は勝負の一年だと思う。博士論文のコアになる部分を完成させる必要がある。で、その結果で来年度こそしっかりした論文を書き、PRBとかに投稿したいもんだ、それを目標にがんばろっと。いまそのベースとなるコードを三ヶ月かけて作っていて結果を無事返すようになってきた。だいたいウマく行ってるんだがあるパラメーターについて極限をとった場合がウマく行かない。その原因をここ数日探っているがもうわけわかんなくて大変。数値的な誤差が原因なのかなという気はしている。これをクリアせんことには気持ち悪くて先に進めない。新学期早々ヘビーな課題だ・・・。

帰りの電車でみたサクラが綺麗だった。いま私は猛烈に花見に行きたい。

2008年3月28日金曜日

かってに休暇

しばらくボスも応物学会に行ってていないことだしここぞとばかりに自主休暇である。
とりあえず午前中に用事で心斎橋に行き、帰りに大丸の地下をうろつき頼まれていた晩御飯の惣菜を買う。平日の昼にデパ地下をうろつくのはすいていてゆっくりいろいろ見れて楽しい。土日とかはありえない混雑でうんざりする。デパ地下のなかでも心斎橋大丸は特に好み。神戸開花亭とか翠園とか他の百貨店で入っていない店が多い。翠園のあんかけ焼きそばがうまい。パン屋が4店舗もある。ヴィタメールとパティスリーコーイチが入っている。横のそごうと併用すればかなり強力なラインナップが揃っていて吸引力がダイソンなみである。下手に外食するよりこの辺で買って家で食べるほうがウマーだったりする。たまに寝過ごしてゆっくりめに大学行くときに心斎橋で昼ごはんかって行くのが楽しみだったりする。阪急の洋菓子コーナーと阪神の魚と近鉄の野菜もなかなかのもんだけど、惣菜とか昼ごはんの調達では心斎橋大丸がベストな気がする。
で、家帰ってきたら気がついたら4時だった。しらんうちに寝てたらしい。普段昼に寝ることがないのにこれはよっぽど疲れたまっとるな。疲れのせいか、歯が痛いのが続いている。そもそも歯がいたいのかどうか分からんが、なんだか奥歯のあたりが痛いような気がする。虫歯だったらいやなので歯医者にもいったが、原因がよくわからんかった。歯科医によると不必要な部位に力がかかっているのが原因で痛いのではないかということで、歯を一部削って調整することを勧められたが、歯を削るのを想像してものすごくイヤになったので辞退した。 そんなわけでまだ痛いままである。歯痛でググると非歯原性歯痛症状だとか非定型歯痛というのがあるらしい。歯が原因じゃない歯痛とかよーわからん歯痛ってわけで、首のコリとか頭痛とか心臓の痛みが歯痛として認識されたり神経の混乱で痛いように感じることがあるらしい。首のコリが半端ないし、痛かったり痛くなかったりするしたぶん私もこれじゃねーかなぁと思っている。それにしてもとくに問題ない部位を痛く感じるとか人間の知覚は面白いことをしてくれる。

2008年3月27日木曜日

初USJ

研究室メンツでUSJ行ってきた。
卒業おめでとう&学会お疲れ様ってことだ。ちょうど春休みシーズンは3時以降に安く入れるチケットもあることだしな。

電車で30分弱の位置にすんでいながらUSJは行ったことなかった。ディズニーシーは行ったことあるのに。テーマパークにつきものの行列にならぶという行為にだるさを感じるからだ。近さゆえにそのだるさをふりきってまで行くテンションにならんというか。ノリで研究室で行くかーってなってなかったら一生いってないんじゃないかと。

でも結果を言うと、非常に楽しかった。こんな近場でこうも非日常であそべるのか、学部生の暇人なときにいっときゃよかった。
平日とはいえ世間は春休み。入った3時ごろには大半のアトラクションは1時間半まちとかがザラだった。後輩で何回か来てる子のナビに従い、まず乗り物系じゃないショー的なものを見てまわる。ウォーターワールドは面白かったな。夕方日が沈んでツアー客が引き上げだしてから乗り物アトラクションを。一番面白かったのはスパイダーマン(キノコ狩りの男とか思ってしまう私逝ってよし)のだな。3D+乗り物が動くってのは相乗効果でかなりおもしろい。しかしあの3Dはどうやって立体にみえるんだ?レンズが偏光板になっていることは今日確認した。

夜になってからは大半のアトラクションがスムーズに乗ることができて、主要なものはほとんど回った。そして恐れていた事態が発生する。皆が「ジュラシックパーク」に乗るというのだ。これが急流すべりであることは知っていた。急流すべりとか重力が少なくなる系アトラクションは大の苦手。ジェットコースターとかすんごいユルイのでもぎゃあぎゃあ言うよ。ここでかたくなに拒否るのもKYなので念のため水よけポンチョも買って戦いに臨む。口頭発表とかの比じゃない緊張感ですぜ。乗ってからも最後に待っている落下の恐怖でナレーションとか耳にはいってねぇ、ちゅうか恐竜に水かけられた。最後の瞬間パニックったんかなんか知らんが中腰+バーに頭くっつけてる状態で絶叫しながら落下して鼻打った。急流すべりで鼻打つ人とかあんまりいないと思う。たぶんこれってそーゆー系ではユルイほうなんだろうけど私は終わったあとしばらくぼーっとしてたよ、まぁ恐怖に勝った達成感?はあったがな。フリーフォールとか乗っけられたら気絶するね、たぶん。

といった感じで初USJ満喫しました。アトラクションめぐるのに忙しくて写真ほとんどとって無いです。ちょっともったいない。USJのパークそのものの建物も作りがきれいで、まったりぶらぶらしても楽しげです。こんだけ近いし、うまく日にちを選べば満喫できそうなんでまた行ってもいいかもしれない。

2008年3月26日水曜日

解放

はぁ~口頭発表おわった。さすがに一年ぶりに物理学会で口頭発表は緊張するわ。最近A0版ポスターにこっててポスターばっかしだったからな。しかも発表2個って疲労のきわみ。今回のパワーポイントのテーマは「早春・癒し系」ってことでパステルカラーで統一、っていうか内容に凝れよ・・・って気もするが、発表資料の見た目は大事だと思う。

学会ちゅーのは売り込みの場でもあるんで聞いてもらって興味持ってもらってなんぼだと思う。そして、いくら領域わけされてて、ある程度聴いてる人間が絞られているとはいえ、とある発表に対して専門的知識を持っていてある程度理解できるよって人の割合は聞いている人口の2割以下だと思う。とくに、理論と実験の溝は深い。そんなわけで、発表するときにはまず「基礎知識」、「研究背景」、「自分の研究のキャッチフレーズ」てーのを最初に丁寧に解説しないと拒否反応が出ると思う。(というか私はしょっちゅう拒否反応を起こしている。)ここが丁寧だと、聞いている側はなんとなく分かったような気になる。分かったような気になる発表の方が聞いていて快適だし記憶にのこると思う。で、マニアックかつテクニカルな解説はキーワードと参考文献を提示する程度で端折って、結果を丁寧に解説するのが良し。だって表面・界面は圧倒的に実験家のほうが多いし。と、私は考えたので今回はその辺に力入れて発表した。

その結果どうやら好評?だった感じ。結構質問された。でも、計算パラメーター聞かれて焦った。うろ覚えで言ったのを聞いた人はメモっていた、まちがってたらさーせん。実験の人はやはり数値とかが気になるんだな。モデル計算の理論屋にとってはパラメーターなんてオーダーがあってりゃいいかってなもんだ。パラメーターをやはりある程度リーズナブルな値に設定する方法が必要やなぁ。

そんな感じで学会は無事終了した。さて残る三月の日々は少し遊ぼうかと。遊びつつ今後の課題やら展開をぼちぼち考えるか。次の学会のために、次の次の学会のために。

2008年3月23日日曜日

早春のイベントといえば

学会ハジマタ。
本来は昨日かららしいが、昨日は合同講演会とやらなのでスルー。今回は日本数学会と合同開催らしい。こないだは情報と合同だったな。しかしあれだ、数学の学会っていったいどないな講演内容なんだろう。超絶マニアックそうな気がする。(物理も人のこといえんが)ちと見てみたいかも。今回の場所は近大。自宅からは大学行くより近い。近場はラクでいいわ。今回は忙しかったから大阪じゃなかったら死んでたかもしれない。やはり旅行とか遠出はあまり好きではないのかも、めんどくさい。

地元だというのに超方向音痴の私はすでに鶴橋で目的地をロストしかける。近鉄には奈良線と大阪線がある。さてどっちにのればいいんだ?とホームで逡巡していると明らかに物理学会関係者の一群がいたのでそれにくっついていったら近大までたどり着けた。毎回こうして会場にたどり着いている。学者っちゅーのは数メートル先からでもわかるなんか独特な雰囲気を放っている気がしてならん。リュック率が高く、年齢不詳、身なりにかまわないのか、ジャケットだけど足元スニーカーだったりジャケットのポケットにやたらモノが入ってたり。

午前中は後輩の代理発表。発表には口頭と、資料をボードにはってその前にぼへーっと立って、来た人に解説するというポスター発表の2種類があって幸いにも後輩のはポスター。こっちみんなオーラ全開にしてたが5人ほどに説明する羽目になった、ああしんど、自分のじゃないからどっかで嘘言ってそうな気がする。午後からは部活の後輩が発表するというので見に行く。スピンホール効果とかいう専門外の分野だったので詳しくは分からんかったが、ごっつう大変そうな計算をようやったなぁと思った。ゲージ場とか聞くだにマニアックだわ。それをやりとげる根性がすげー。彼も卒業して就職してしまうんで「理論系しんどいよな」トークで盛り上がれる数少ない相手が1人へりそうで寂しい限りである。就職先でもマニアックな理論計算続けてくれることを期待。

近大の近所に手打ちの讃岐うどんの店があった。宇野製麺所。なかなかウマい。それにしても近大周辺は「キッチン ホイミ」(なんか回復しそう)やら「キッチン カロリー」やらネーミングセンスに驚く食堂が多いことよ。

2008年3月22日土曜日

明転暗転

昨日は後輩の追いコンだったので早々に切り上げて豊中へ行って来た。キャンパス間の移動は授業が無い期間はなんとも不便だ。さよなら公演を見る。ばたばたしてて期間なかったろうにみんなようやるわ。趣向がそれぞれにあって楽しみました。なんというか、こういうことができちゃう、いい意味でおばかなところが素敵であり強みだな。社会人になっても彼らからそーゆー面白味がなくなりませんように。

飲み会の方は参加しなかった。下手に行くと最年長者とかになりそうだし(てゆーか去年追い出された側だわ)、知らん人多いし、浮きそうなもので。しんみりしちゃってもイヤだしな。締めの言葉とかうまいこといわれて年のせいでもろくなった涙腺が刺激されてもかっちょわるい。卒業、はいさよならって言っても、約一名とは3ヶ月もしないうちに会うことになりそうだし。あえて別れをいわないことでずるずるとこれまでとかわらん付き合いが続けばいいなと期待している。ていうことで追いコンに来たはずが結局来年もいる面々とご飯食べて遊んでた。久しぶりの気分転換。

てーかんじで気分よく過ごしてたら研究室の後輩から電話くる。研究室の人間が電話してくるなんてよっぽどの緊急時なのでかけてみるとやはり、非常事態だった。発表を代理ですることを依頼される。聞けば、本来教授が代理で発表する手はずになっていたのに、昨日突然「そんなんしらんで、なんで俺がやらなあかんのじゃ」と言い出したらしい。最終鬼畜教授。それ言い出すの2日前とかwwwしかない。発表資料送ってもらうも、教授がてきとーに色々押し込んだ部分とかのせいで、こんな資料の前でさらされるなんてどんな恥辱プレイってぐらいPPTがひどい有様なのでつくり直さなくては。用紙からはみ出てるとか、背景不統一とか突然英語のシート混じってるとかはんぱねー。ボスは本当にこれで発表するつもりだったのだろうか、PPT修正めんどくさくなって押し付けたんでは?小一時間問い詰めたい。ていうわけで土曜なのに朝もはよから仕事でんがな。発表日曜の朝ですがな。昨日遊んで機嫌よくなってなかったらキレてるかもな。まぁ唯一面倒みてた後輩の最後の依頼だから快くひきうけるとしませう、いちどかかわったものは最後まで面倒みんとな。

2008年3月20日木曜日

くたばりんぐ

案の定、体調壊した。この2日、完璧にくたばってる。風邪+花粉症とかなにもする気がおこらない。頭にずーっともやがかかってる感じで考え事は100%無理、うっとうしすぎる。だのにまた申請書を書く必要があるっぽい。どんだけ申請するねん。てーか締め切りが月末ってもうすぐ学会発表(口頭)もあるんですけど・・・。すべてどうでもよくなりそうだ、3月はよ終わってくれ。

そういえば、4月から「アルバイト」をする。某機構との共同研究のお手伝いで、共同研究中で唯一の「強相関電子系」に絡みそうなテーマだ。修士のときやってたのともかなり絡んでくる。たぶん本格的に働くのは下半期からだろうけど。上半期のタスクはたぶん私とはぜんぜん関係ない話っぽいし、うは給料泥棒状態になりそ。しかし例のアレはほんとうに強相関電子デバイスなんかねぇ?個人的には最近興味深々なパーコレーション理論とかかわってくるんじゃねーかと思って、それを勉強する理由につかえそうなのが魅力。実際使わないと勉強する気にならんわな。パーコレーションは相転移とかとも密接だし繰り込みがわかっているなら組み合わせて使えるぽいから知っといて損はないと思う。パーコレーションを簡単にいうと、「パチンコ玉(金属クラスター)とビー玉(絶縁体クラスター)をどれぐらいの割合でばらばらに混ぜたら電流を流すパスができるようになるか」ちゅう話だ。そのほかにも色々と応用が利くらしい。来年度もいろいろやることありそうだ。

2008年3月18日火曜日

一つの区切り

終わった。
疲れた。
シンポジウムだの研究会の座長ちゅーのは疲れるな。セッション一つしかしてないけどさぁ。大抵質問せなあかんはめになるから話まじめに聞かなあかんし。久しぶりに人の話をまともに聞いた。しかも専門外の話多いから、専門家にしてみりゃおそらくプッなあほーんな質問しかできないわ・・・やでやで。でもこういうのにも慣れておかんとね。いきなり本番よりかはミスっても大丈夫なこういうとこでこなしといたほうが良い。自分の発表も2件あったりでなかなかにハードじゃった。A0っていう馬鹿でかいサイズの紙によるポスター発表があったので、自分の身長の半分以上ある筒を抱えて移動するのがめんどくさい。黒くてでかい筒なのでなんか武装してるみたいだ。そしてストラップがしょっちゅうすっぽ抜ける。そんなん抱えて朝のラッシュ時の御堂筋線乗るとかもう不審者すぎる。

自分がやってる手法と同じことやってた人と交流。前から知り合いだったけどいろいろ情報交換。そこの研究室のM1が私とおんなじように1からコード組むらしいのでそこの話しも聞けたらなお面白そうだ。そこの教授が前に学会であったらおぼえててくれたのか、有益な情報くれた。てゆーかB.A.Jones=ネ申の1人って女性だったのか。バーバラさんだったのね。しらんかった。親近感。いまでもNRGの計算を現役でやってるのか。以上マニアックなトークでした。教授とも学生とも面識できたし一度訪問して話聞きたいな。うーでも豊中なんだよな、その研究室。訪問するチャンスがなかなかない。ていうか他の研究室に突撃するっちゅうのはなかなかに度胸がいるよ・・・。どうやってアポとったらええんやろ?

2008年3月17日月曜日

難所をひとつクリア

若干疲労のキワミっぽいんだが・・・3月やっぱあかんわ。休めん行事がつまっとる。こうして毎年三月末は寝込むはめになる。

計算うまくいきつつある模様。たぶん絶対0度での計算はうまくいった。エネルギースケールが変換されていく効果と縮重度をスルーしてたのが全ての原因だったぽい。数値繰り込み群、奥が深いな。さらに工夫したら3日かかっておわらなかった計算が20分で終わるようになった。かなりの満足感。周りにやってる人が皆無なので精度とかほんとにあっているのかちゃんとたしかめる術がないのが不安。まぁ近藤ピークでてるからたぶん大丈夫だろう。0からのスタート、研究室で他にやってる人いない状態で意外となんとかなった。まぁまだ行程の3分の1ぐらいだけど。プログラミングもド素人でも意外となんとかなるもんだ。はぁなにこれ宇宙語?な論文読むというか解読するのから初めて、素人が雛形ナシでアルゴリズム考えて1000行オーバーのプログラム組むのは超絶しんどかった・・・。(やってるとこに方法ききにいったら「論文に書いてある通りに組めばいいじゃん」てな返しされて、それ以上どうしようもなかったので結局全て自分で考えて作った。)研究というかほとんど修行だ。寝てるんではなく瞑想してるんだよ。モデル計算は考えているとき傍からみると単にボーっとしてるようにしか見えないってのが問題だ。物理面勉強しつつコード自作とか、かなりしんどいんだが研究室で苦労を語っても同士がおらんため分かってもらえん。自分用の用途が限定されたコード作るのでもこないにしんどいので、パッケージとかソフトウェア作る人は凄いと思う。オープンソースとかする人ほんま凄いわ、畏敬の念。いつか自分のもキレイにパッケージ化して配布できるレベルにできればなとか思いつつ。

正直、延々こんなんやってる自分は相当粘着質でマニアックなのではないかと疑う。そんなしんどいのになんでつづけるかっちゅうと、うまいこと行ったときの満足感と、ちょっと分かりだしたりひらめいたときのどきどきするような感じのせいだな。そういった感覚はこの業界から足洗えなくさせるほど魅惑的だと思う。まぁそんなふうに研究が面白くなったのはD入ってからで修士のころはほんとイヤで鬱入ることもあったのだけど。なので学部、修士で出て行くのはちょっともったいかもしれんぞとか思う。もうちょっと続ければもっと面白いとおもうことがあるかもしれないのに。あんまりこんなことを公言していると変人なので黙っとこう。

2008年3月16日日曜日

休日終わってしもた

次なる山場である励起スペクトルの計算がうまくいかん。週末も結局それに潰える。気になると、週末だろーが深夜だろーがある程度きりいいとこまで進めないと気持ち悪くって気がつけば休みが終わっている。休みのはずが結局ずーっと考え事に終始してなんだか疲れた。まぁ合間合間にインドアな楽しみでだらだらと気晴らしはしているもののこんなことでいいのだろうか。大学いってなかったらすごく引きこもっていそうな気がする。

「3月のライオン」が手に入ったので読んだ。ハチミツとクローバーの作者の新作らしい。前作がどうだったのかは読んで無いから知らない。結構暗い話だと思うが、ちょくちょく入る和やかなエピソードだの絵柄で救われる感。濃いキャラもいるしな。ちらほら救いの影が見えてるので最後はハッピーエンドだろうなぁと勝手に推測している。なんだか続きが気になるし次の巻が出たら買おうとおもっている。のだめの新刊も読んでしまった。のだめにしろ3月~にしろ読んでるのなんだか職人的というか一方向にマニアックで濃いキャラが出てくる漫画多いな。

2008年3月14日金曜日

白い日

研究室が統合するとかで統合先との顔合わせとかがあったり。会社じゃあるまいに統合ってなんじゃいな・・・って感じだが。向こうの嫌がってる感じが伝わるような出席人数と空気だった。こっち側が倍以上の出席人数とかなんかなぁ。まぁグループが違うことになるから外から見たら一つでも中では二分されてるって感じになっていままでとはあんまりかわんないとは思うけど嫌がられてる感満載なのは先行き不安だ。うちらとしての利点はボスが向こうに「こっちのグループのほうが環境ええで」とアピールしたいらしく共用PCの台数が増えそうなこととか、謝金がでるようになりそうなことか。なんだか専攻のシステムそのものも再編というか某教授のわがまま?というかでいろいろ変わるかもしれない。ボスが機嫌悪くならんことを祈るのみ。

COE関連さいごのお勤めで来週火曜日は一日豊中キャンパスでの研究会に拘束される。そこでセッションの一つで座長することになった。まぁ学生がほとんどだからぐっだぐっだでいいんだろうけど質疑応答で質問無いときには座長が質問を捻り出さないといけない。うー量子情報の話とかきいてもわからんぞ。またアホっぷりをさらすことになるのか。

そういえば思いがけない面々からお返しをもらった。ばたばたしててすっかり念頭になかったがホワイトデーらしい。まさかお返しがくるとは思ってなかったので望外の喜び。後輩までがそんなとこに気をつかってくれるとは。よっぽど怖がられてるのか?1人は「ダイエット中らしいんで」と癒し系グッズをくれたので研究室の机において和むことにした。

2008年3月12日水曜日

春闘

春ですね~。春めいた明るい日差し、サクラのつぼみもほのかに色づき、花粉の痒みも最高潮で、あぁ春だなって感じです。

って、のどかに登校してたらちょっと血圧上がる事態が待ち受けてました。このあいだ出張してきたんですが、その勤務記録に印鑑をおせとのメールが来てたのですね。で、中身みたら、前回にくらべて勤務時間が9時間も減ったことにされていた。働いている内容はまったく変わって無いのに、9時間減ってどういうことですか。これじゃ実質時給400円にもならんぞと早速抗議したわけですが、返事がまた理屈にあわない。なんか監査がきびしくなったので、説明しにくい出費だの賃金だのを出せないからこういうふうになってますたそうな。はぁぜんぜん理屈になってないよ。いままで不法行為してたわけ?勤務させといて説明できないから金はらいませんとかそんなこと通ると思ってるわけ?学生にサービス残業させてるんかい。それも3月みたいにクソ忙しいときに。そもそも労働条件の提示が前もってなかったんですけど。出るとこでたら結構やばいんじゃないのとか思います。勤務簿とか出張伺いとかメンドクサイ事務作業ばっかりさせといて支払いの段になったらそれかい。というわけで○大ナn○機構とは今後一切縁を切ろうとおもってます。もうしらんわ。働くんだったら研究室から雇用してもらう形にしようと思います。学生だからツケまわしても文句いわんとなめてるとしか思えん。

金がらみの話は苦手です。とはいえ霞くってるわけじゃないんで必要経費はかかるわけで。この一年はRAで幾許かもらえてたけど来年からどうなることやら。企業の共同研究手伝えばちっとはくれるみたいな話も聴きますが、共同研究は内容が自分の興味とズレズレな上に人と組んでやるのはめんどくさそう。まぁ仕事と割り切れば我慢できるかなぁ。とはいえそれよか自分の興味もってる部分に全力投入したい気が猛烈にします。そのために進学して学生ゆえに好きな分野に専念できるっちゅうのに興味ねぇ共同研究に時間とられるのもなんだかもったいない気がします。私が興味持ってる部分は企業がぜんぜん興味ないとこで、共同研究なんてぜんぜん降ってこないんですな。でもそういう会社がしない研究をするのがアカデミックの存在意義なんじゃねーの、近藤効果だって100年後にはデバイスにつかわれてるかもしれんじゃんとか思うわけです。研究室としても皆が同じようなことやってても発展性ないでしょ。均質になっちゃいかんぜよ。てわけでいかにもアカデミックな研究にもサポートくれんかのぅとちっと言ってみたいな。

女王の歌声

縁あってセリーヌディオンの日本公演に連れて行ってもらった。うはーアリーナとかんなとこいいんすかとか超恐縮しつつ鑑賞。いやほんま感謝です。

セリーヌディオンすごい。わが貧弱なぼきゃぶらりぃでは凄いとした言いようがない。声の圧力というのかそれが凄いわ。指向性がたかいというか、減衰する速度がおそいというか、超人的な発声。CDで聴くよりはるかに良い。人間の声は立派な楽器なのだなと思った。普段洋楽でも若干違うジャンルの音楽を好んで聴いているけど、この歌唱には聴きいった。すんばらしい。感動モノ。超絶うまい歌唱はどんなジャンルであれほれぼれやわ。

舞台芸術の凝りかたもすごい。多重構造のおそらくLEDでつくられたカーテンみたいなのが画像を映し、それが上下に分離したりしていくつかのバリエーションの形態をとる。目隠しにもなって、その中で衣装替えとかしてたみたい。幕間のつなぎ方とかもスムーズで2時間があっという間だった。上のディスプレイもおそらくプロジェクターつかっているんだろうが髪の毛一本まで分かるような異様な高解像度。レーザーつかってるっていう例のアレか?

音楽はやっぱり良い。久々にすごく非日常な時間をすごした。まだちっとぼーっとしている。こういう芸術鑑賞的な時間は必要だなーすごく刺激をうけた。そして歌唱はよい。オペラなんかも聴いてみたいな。コンサートはなかなか行く機会ないけど、学生身分でそこそこ動けるうちになるたけ行ってみようとおもった。

2008年3月10日月曜日

若干の余裕

出先でも毎日作業してた上に週末つぶした効果か、わりと余裕が出てきた。一時期はどうなることかと顔に縦線入る勢いだったが発表資料もできつつあるし、とんでもない事態が明日のボスとの面談で起こらない限りはなんか思った以上にゆとりを持って過ごせそうだ。とはいえボスはつねに我々の予想の斜め上を行く。前回、学会直前にドス聞いた声で「こんな考察でええとおもっとんのかぁ~」といわれたのはまだ記憶に新たらしい。

しっかしまぁこれ研究しだして一年経つというのに相変わらずへぼい結果しかないのぅ。今やってるのが完成すればちっとはましなこと言えるのかな。自分の能力であるとかやってることに対する自信はいつまでたってもつかんわ。学会とかは結構凹みポイント。世間一般のD1に引き比べてわらわの実績だの能力ときたら・・・とか思うわけよ。それにしてもよく凹んでるよな。

そういえば、一食置き換えダイエットとやらを実行している。明治が出してるバータイプの食品を昼ごはんにしているのだ。なにがいいって昼ごはんの時間が異様に短縮されること。最悪パソコン打ちながら食べれる。やること多いこの時期には合っている。明治ご自慢の例のアミノコラーゲンもこれに大量投入されているらしく、むしろダイエットちゅーよりそっちの効果のほうがでかいんじゃなかろうか。食堂でラーメン食べるよりかは肌によかろう。正直さほど美味しくないし、食事した気にぜんぜんならんが若干慣れつつある。研究室だと間食する機会も家よりは少ないし、昼ごはん置き換えは効果的かもしれん。食堂の帰りに菓子を買ってしまう罠も回避できるし経費節減にもなる予感。とはいえ効果のほどはまだ不明。効果でてなかったらやだなぁという心理で測定する気にならんのだ。だめじゃん。

2008年3月9日日曜日

新刊とRCS

前から読んでて気に入ってた漫画、夏目友人帳の5巻が出てることを知って買いに行く。なかなかに面白かった。やはり発行元が少女漫画なせいか、しっとりした感じの話が多いな。それもいいんだけどもうちょっとドタバタとか急展開とか笑いがあってもいいかなぁと思った。とはいえ好みだが。感想てなもんは読んでるときの気分しだいだからな。普段はこういうしっとり系が好きなんだが今はカタルシスちゅうかアクションの多いものを求めているらしい。いろいろモヤモヤが多い日々だからのう。どうやらこの漫画、アニメ化されるらしい。最近は漫画がすぐにTVでつかわれるなぁ。いったい日々どれだけの数のアニメなりドラマなりが放映されてるんだ。そんなに枠あるもんなんだ、TV見ないからよくわからんが。この作品がカラーになって動くのは見たい気がする。とかいってるとまたオタだの二次だのいわれるので沈黙に限る。

RCSを使ってみる試み。viを使ってるとよくciって打ち間違えて「げ、ヘンなメッセージでてきた」ってことがよくあったんだが、ciもれっきとしたコマンドで、RCSっていう仕組みのcheck-inとやらをするコマンドらしい。調べていくとrcsはファイルのバージョンを管理するシステムで、バックアップとかを保存して、編集の記録とか取れるのでなんとなく便利そう、バージョンで管理できるらしいし。CVSってのもあってそっちはより本格的な模様だが、ウチの理解力を超えてる。RCSでもファイルの管理には十分便利らしい。おおーなんか「これなんだっけ、で、どこいじったんだ」ていう超ありがちな困った事態を回避できる予感。プログラムの冒頭に更新履歴を書き出してくれたりする仕組みもあったりお助け機能満載な感じだ。ってわけで使ってみようと練習中。GNUmakeもRCSもEmacsとのインターフェースが充実だしやっぱりEmacs使うようにしたほうがいいのかね。やっとvi覚えたとこなのにまた一からおぼえるのめんどくせーなー

2008年3月8日土曜日

一難さって

さて発表資料を作らなくては。正直言って疲れはてててやる気でない。
新しく投入された計算機のおかげで間に合いそう。Core 2 Quadかなんかしらんが異様に速い。今まで2日かかってた計算が2時間で終わるとかありえない速度。3倍はやいどころじゃない。とりあえず計算結果は大量生産したものの解釈に困るというオチ。また画面の前で固まっている。なにがやばいって、前回学会発表した結果に使ったコードがちと間違ってたことに気づいたということだ。コンダクタンスが負になってる部分がある時点で気づけよ自分。今回のもなんかうさんくさいしなぁ。自分が書いたコードの結果とかほんま信頼性ないわ。パラメータもこれで合ってるんだか、たぶんフェルミ波数は間違っている・・・て、週末なのに・・・まぁ普段からひっきーとはいえさすがにユーウツ入るこないな状況から早く脱出したいです。しばらくニュースとかも見て無かったので久しぶりに実家でご飯たべつつテレビ見ててると「世の中ではこんなことがあったのか」って感じでした。ほんともう隔世の感。花粉もとんでるし三月って嫌いだぁ~。

2008年3月7日金曜日

ワークショップより帰還

帰って来た。泥のように疲れている
本来ワークショップは土曜日まであるのだが、頼み込んで金曜日までの勤務にしてもらっている。体力的にも無理だし。土曜は大抵実家用事とか、自分の用事が入っているのだ。

ちなみに勤務してたのは@Computational Materials Design ワークショップ。うちの研究室が事務局やってるし、いちおう宣伝しておこう。名前の通り計算機で物質科学のシミュレーションして新材料とかの可能性を探ろうっていう手法の講習会みたいなもんで、オープンソースのパッケージを5~6種類、開発者自身が講義して実習してくれるんで使ってみたい人間にとっちゃかなり有益なシステムなんじゃねーかと思う。かなり過密スケジュールだが。なんで関係者のくせに伝聞調かというと自分がやってることが全くお門違いで、受講生として参加したときにはさーっぱりで、実習にもかかわらず睡眠しまくっていたなんてことがあったからだ。そもそもじっと座って講義を聴くなんてのが私には苦痛でたまらん。それにひきかえ、受講生の皆さんは熱心だ。そんなくせにチューターなんぞしてて良いのかとか思いつつ、睡魔と闘い負けつつ仕事。「どんなコード使ってるんですか」とか聞かれたけど、私が使うのは大半が紙と鉛筆ですぜ。そら最終的には計算機に乗せるけど。使う時間の6割が思考・モデル化・定式化、4割がコーディング。やってる内容を説明すると、**研なのに?とか工学部で?という返事が定番。うーんやっぱり傍から見て変なのか。毎回ちょっと悩む。

これで働くことの利点は、知り合いがちょこちょこ増えることと教授陣に顔つなぎができることだ。この業界の世間は狭いので学会とかでそのメンバーとちょくちょく出会う。そういう知り合いがいるほうが学会とかで楽しいし、研究がらみの話とかでおもろいこと聞けたりする。

そして相変わらずアホまるだしだったせいか、この場でもやはりドクターとは思ってもらえなかった。こないだも大学で秘書さんに間違えられた。全て良いほうにとっておこう。

2008年3月4日火曜日

奈良にて雑考

初日はとくにトラブルなく終了

講義をぼけーっと聞いてたら結構面白い話もあった。何回か聞いてるけどやっぱり、実空間差分法で電導度求める話はなかなか面白そうだ。第一原理以外でもセルフエナジーの形に電子相関効果まとめちゃったら組み合わせて使えるんちゃうかなぁ。物理の問題の計算手法とか、それをいかにプログラム化するかっていう話は面白いのう。とりあえず今やってる手法は第一原理計算とは全然ちがうけど、とある基底で波動関数を展開する方法論とかは聞いてて損はない気がする。いま関わっているNRGでも基底をうまいこと変換する必要があって、とくに表面系に応用する場合にどーやって表面の波動関数を展開すればうまいこと一次元ライクな系にマッピングできるんやってのが次に考えないとあかん課題。表面の計算とかにしないと目新しさもないしな。たぶん表面+磁場+NRGでSTMのコンダクタンス計算できたら、一不純物系でも論文にできる気がする。とかしょーもなくうだうだ考えたことを書き留めておくメモ。

とりあえず明日は毎週恒例の水曜日のお楽しみのために早く起きないとな。

2008年3月3日月曜日

学生でも忙しいときはあると言いたい

明日から出張です。まぁなんちゅうかこのお仕事も実に3度目、宿泊先も慣れになれた場所。なんだか国際会議開けるように作られたらしく、やけに広い部屋、でかいベット、でかいバスタブ、普段泊まっているところの数倍高級なホテルなので、宿泊に関しては文句なし。しいて文句を言えば、朝食バイキングの品数が少なくたまに納豆がないことぐらいだ。何が問題って時期である。3月は院生が最強に忙しい時期。学会とか書類とかもうわんさか。それプラスほぼ一日中拘束されるチューターのお仕事×4日となるともうやばい。しかもまだ結果出て無いのに帰ってきてすぐの13日が学会発表練習である。いま投入してる計算にミスがあったらうーん相当やばい。あえて言おう死亡フラグであると。テンパイ、いっそ流局していいデスカ?
まぁ普段研究室で好き放題させてもらってるし、これぐらいの仕事はせにゃいかんか。朝9時から働くつまり、六時台におきなければならぬのは自堕落生活に慣れきった自分にはつらいわ。時間厳守とか一番にがて。会社勤めはやっぱ無理ね。ちゅうか拘束時間ながいとはいえちょろっとLinux操作教えて、質問タイムのマイク係するぐらいで日給実質一万弱出るので文句いってたら社会人にしばかれそうだ。
ま、そんなこんなで奈良と京都の境目に逝って来ます。今年は去年ほどの修羅場にならんことを祈るのみ。

2008年3月2日日曜日

祝い事と送別会

昨日はひきこもりにしては出歩いた。
まず、友人の出産祝いに赴く。
うるう年の閏日(っていうのかな)にうまれる子供とは珍しい。めでたさも倍増な感じだ。近所の病院だというのでちょろっと祝いに行ってみる。こういうときの儀礼がよくわからんので戸惑う。面会とかどうしたらいいのかわからんので、うろうろしてる自分=挙動不審者。年々社会適合度が下がっていくな。
新生児を初めて見た。がさつな自分が触れると壊れそうなので、観るにとどめておく。細胞一つが分裂して、機能分化してミニチュアサイズで人体の形になっている、なんというか平凡な感想だが生命体の神秘だな。あと数ヶ月もしたらまた違う風になってるんだろうなぁ。われわれにとって数ヶ月はあっというま、スケジュール帳での数ページ。子供のタイムスケールと大人のそれの違いに不思議を感じる。私が卒業するころには文章をしゃべるぐらいに成長しているのか、なんだか凄い、こっちもうかうか過ごしとったらあかんわ。あと、友人の恐怖の体験談を聞き、うむ、自分には無理だなと感じることしきり。こんだけ医療や麻酔技術が発達しとるのに、なんでそれだけそこまで痛いままで放置なんだろうな。愛情どうこうの精神論的な話もよく聞くが、私のようなへたれ人種にはとんでもなく痛いっちゅうだけではぁ~無理やねと思わせる効果は絶大だ。乗り越えた人は偉い。

その後、東京へ行く後輩の送別会に赴く。前々から行ってみたかった第一ビルの店にいってみるも満席のため、結局、同じく第一ビル(かな?)の寿司屋に。なぜかこのメンバーで食事となると寿司が多い。なんかで取り上げられてた記憶がある、珍しく立食な店。トロ手巻き?(後輩が話してたゴキブリ型のラジコンのインパクトが強すぎて全てが曖昧だ。)が美味しかったのが記憶に残った。二次会で大人数になった後心斎橋の、先輩がやってるマジックバーへと行きOBがキープしてたウイスキーのボトルを数人で空けるなどの暴挙を行う。普段お酒のまないがウイスキーは自分の代謝系にあってるのか飲みやすい。次の日も頭が痛くなったりしないし多分カクテルより体質にあっているんだろう。送別会だったはずだが酔っ払って雑談して終わってしまった。まぁ送別会なんて大抵そんなもんだ。話したいこと聞きたいこともあったような気もするがそれは今度あったときでいいか。考えてみれば長い付き合いだ。大学2回生以来なもんでもう6年にもなるのか。初対面ではこうも付き合い長く続くとは思ってなかったなぁ。お互い最初のころの印象はよろしくなかった模様。ちなみに個人的に言われて印象に残っている台詞は「すごく扱いづらそうな人だと思いました」、「それ、しつけ縫いですよね(私が裁縫しているのを見て)」、「○○さん(私)は家庭にはいっておとなしくしてるキャラじゃないでしょ」。最後の予言が的中しているのがちょっと悔しい。大学時代は、無為にふよふよと日々を過ごした気もするが、部活の上下に恵まれ彼を含め数名と長きにわたる付き合いを作れたのは非常に大きかったと思っている。東京なんて国内だ、すぐ会えるさ、とはおもへどもやはり寂しいのぅ。