2008年3月17日月曜日

難所をひとつクリア

若干疲労のキワミっぽいんだが・・・3月やっぱあかんわ。休めん行事がつまっとる。こうして毎年三月末は寝込むはめになる。

計算うまくいきつつある模様。たぶん絶対0度での計算はうまくいった。エネルギースケールが変換されていく効果と縮重度をスルーしてたのが全ての原因だったぽい。数値繰り込み群、奥が深いな。さらに工夫したら3日かかっておわらなかった計算が20分で終わるようになった。かなりの満足感。周りにやってる人が皆無なので精度とかほんとにあっているのかちゃんとたしかめる術がないのが不安。まぁ近藤ピークでてるからたぶん大丈夫だろう。0からのスタート、研究室で他にやってる人いない状態で意外となんとかなった。まぁまだ行程の3分の1ぐらいだけど。プログラミングもド素人でも意外となんとかなるもんだ。はぁなにこれ宇宙語?な論文読むというか解読するのから初めて、素人が雛形ナシでアルゴリズム考えて1000行オーバーのプログラム組むのは超絶しんどかった・・・。(やってるとこに方法ききにいったら「論文に書いてある通りに組めばいいじゃん」てな返しされて、それ以上どうしようもなかったので結局全て自分で考えて作った。)研究というかほとんど修行だ。寝てるんではなく瞑想してるんだよ。モデル計算は考えているとき傍からみると単にボーっとしてるようにしか見えないってのが問題だ。物理面勉強しつつコード自作とか、かなりしんどいんだが研究室で苦労を語っても同士がおらんため分かってもらえん。自分用の用途が限定されたコード作るのでもこないにしんどいので、パッケージとかソフトウェア作る人は凄いと思う。オープンソースとかする人ほんま凄いわ、畏敬の念。いつか自分のもキレイにパッケージ化して配布できるレベルにできればなとか思いつつ。

正直、延々こんなんやってる自分は相当粘着質でマニアックなのではないかと疑う。そんなしんどいのになんでつづけるかっちゅうと、うまいこと行ったときの満足感と、ちょっと分かりだしたりひらめいたときのどきどきするような感じのせいだな。そういった感覚はこの業界から足洗えなくさせるほど魅惑的だと思う。まぁそんなふうに研究が面白くなったのはD入ってからで修士のころはほんとイヤで鬱入ることもあったのだけど。なので学部、修士で出て行くのはちょっともったいかもしれんぞとか思う。もうちょっと続ければもっと面白いとおもうことがあるかもしれないのに。あんまりこんなことを公言していると変人なので黙っとこう。

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