2008年4月30日水曜日

gnuplotメモ

gnuplotはフリーにして3Dグラフも描けちゃうかなりのハイスペックなグラフ描画ソフトで、データーの可視化には結構幅広く使われている気がする。でもワタシはコイツが苦手。対話型+コマンドをいちいち覚えなくてはいけないから。マクロも組めるエクセルでえーやんってなるべく避けて通っている。でも図をEPS(しかもカラー)出力できるので、Tex中に貼り付けたいグラフを作るときにはどうしても世話になる必要がある。
対話型のソフトは、おぁタイプミスしたわ、あーいままでのが・・・っていうのがよくある。バッチファイル作っとくほうが断然良い。gnuplotも、バッチ処理できるらしい。
コマンドを羅列したファイルを、拡張子を.gpとかなんか分かりやすいのにしておいて、それをgnuplot起動している状態で
gnuplot> load "xxx.gp"
として呼び出すことができるらしい。
というわけで、gnuplotがらみのメモ

バッチファイルの例 test.gp
set terminal postscript eps enhanced color
set output "test.eps"
plot "a.txt" w l lt1 ,\
"b.txt" w l lt3

させてる作業


set terminal ~
は出力先を指定するコマンド。postscript eps enhanced color はカラーEPSでグラフを出力する。外にもgif,jpegなどなど。画面に出すのはwindowsはwindowsだし、linuxならX11


set output~
は出力ファイルを指定する。これを書かないと、ファイルができない。拡張子は出力形式にあわせとくほうが良い。


plotはグラフを書くコマンド
plot "ファイル名" オプション
が基本。複数のファイル上のデーターを同じグラフに描画したいときには、ファイルに出力する場合はreplotコマンドが使えないので、
plot "ファイル名1" オプション, "ファイル名2" オプション,・・・
のように続けて書く必要がある。\は続いているが見やすくするために改行したいときに使う。


plot のオプション
w l (with lines) 平滑線で描画
lt カラーの場合、色を指定、モノクロでは、破線のタイプを指定
ちなみに
lt 1 赤
lt 2 黄緑
lt 3 青
lt 4 ピンク etc...
w p とすると、点で描画
ps ポイントのサイズを決める
pt ポイントの形を決める(pt 1 +, pt 2 ×,pt 3 * などなど )

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