2008年11月29日土曜日

目新しいこと

結果待ちってそわそわするな。で、まあなんちゅうかやる気が減ってる。体調もわるいし。ってぐだぐだしててもだめなんだけどな。

研究については、ざっくりしたデータは得られたし、結果それっぽいし、論文も投稿したし、物理的背景もある程度把握したしで、あとは微調整とかコードをグレードアップしたりデータの補間とかできれいなグラフをプロットする方法をしらべるとか正直あんまり好みじゃない作業が待っている。微調整とか仕上げとかおおざっぱな人間にはむかないこと甚だしい。なんか試作品がうまく走ったら終わった気分になってやる気なくなんのよね。うーんそろそろ新しいことに手を出したいぞ。

しばらく廃人生活しようかと思ったんだがそれってあんまり身にも心にもよろしくないよなぁと思ったので、本業とはちょっと(だいぶ?)ずれてるけど興味あることをしばらくちょこちょこいじることにした。Google教じゃないけど、なんか本業以外にも手を出したほうが脳にはいい気がする。ひとつはBlender。新PCならまぁ動くだろうと。
Blenderはフリーの3DCG制作ツールらしい。なんか流体のシミュレーションやら物理エンジンも入っているとかいうからかなーり興味が。最新版のはPython2.5いれとかないと動かないっぽい。微妙に2.6じゃなくて2.5なのか。2.6だったら「コンパイルできないよ」みたいなエラーでた。
とりあえず、起動。ボタンが大量にあってとにかく難しそう。ありがたいことに日本語のチュートリアルがあるので、それをみながらぼちぼち立方体作ったり、それを分割したりしてみる。まずはチュートリアルの例にある人形みたいな3Dモデルつくって動かすのをやってみようとしてとりあえず人形つくるまではなんとか。こういう3Dで描画するツール使ったことないけど、なんかこれ機能豊富ですごいなぁとひたすら感心する。あー物理演算まではすごく遠い気もするけど休日にちまちまいじって遊んでみよう。

2008年11月27日木曜日

もう疲れました

面接おわった。結果は不明。
2日前からひどい風邪で、昨日は水のんでものどの痛みで呻くような状態だったので、次の日面接とかさすがにもうだめかとおもった。夜中にすごい寒気とかもしてたんでたぶん熱もあったかと。今日おさまったのはほんまありがたい。あちこち詣でたご利益か。
ネットでしらべると、のどの痛みにはイプブロフェンとのことなので、家にあった鎮痛剤でイプブロフェン入っているのを飲む。なんという対症療法。でも実際きくわぁ・・・。鎮痛剤おそるべし。あとひたすらヴィックスなめて、アズレンのどスプレーしまくってたら、面接のときには普通とかわらんのど状態になってた。

たぶんプレゼン自体はとどこおりなく進んだんだが、申請した領域ちょっとずれたのにしたのはまずかったかなぁという反応だったのでなんかすごく不安。「研究の有用性はよくわからんがとにかくすごい自信だ」みたいな反応とコメントが・・・orz。普通に話しただけなのによっぽど尊大な態度と思われたのか。これが吉なのか凶なんかいつ結果くるんだろう。あぁぁーウツだ。

2008年11月24日月曜日

連休(外出編)


















連休中特に予定なくぼーっとしてたら、大阪に偶然来ていた後輩から連絡が入って出かけようってことになった。家にこもってたら正直気分的にやばかったのでとてもありがたい。
とりあえずどこ行くよって話になって、秋だしなぁとよくわからん文脈で、行ったらなんかありそうだしと結局京都に行く。一週間のうちに2回も京都行くとは予想外な展開だ。まるで紅葉厨。
秋の連休の京都をナメてたらやばかった。本気で人が多すぎる。計画性少なめに京都駅にとりあえず行くと、伊勢丹のごはん食べるエリアは何時間待ちって感じだった。
後輩いわく、「京都人に聞いたら高台寺がお勧めらしい」が、それは火曜日に行ったので今回は八坂神社~円山公園~知恩院に行った。地下鉄四条から祇園界隈の道が東京レヴェルに人が多かった。ありえん。都路里どんだけ人ならんでんねん。あんだけ並ぶってことはおいしいんかなぁ~。
八坂神社に詣でておみくじも引く。受験「冷静にのぞめばよし」でちょっとほっとする。勝負事は「油断禁物」らしい。公募の面接ってどっちだろ?まぁなんにせよ、あとは自分が頑張るしかない。

知恩院は行ったら通常の拝観時間が終わってたのでライトアップに行く。券売所に列ができてたのでならんどくと、最初のほうにさくっと入れるので結構空いている状態で拝観できた。方丈庭園のなかに激しく赤いもみじの木があってインパクトがあった。黒い空を背景に独特に真っ赤な葉がライトアップというのはなかなかに凄まじいものがある。紅葉はたぶん日本人のDNAレベルでなにか訴えかけるものがあるんだで。知恩院は本殿も夜間拝観していて、ろうそくが何百本も灯された本殿は怖いというか迫力があった。

券売所に並んでいる間とか近況なんぞを雑談する。頭に残ったものをメモっておくと
・「理系の人々」が面白い
・最近のギャルゲーは携帯にメールを送ってくるらしい。なんかすごいな。
・加速度センサーの仕組みはどうなってるのか(あとで調べると基本的には、おもりの移動をつかった原理なんだが、MEMS技術ですごいことになってるらしい。)

理系の人々、確かにおもろいな。「すぐ検索する」、「めんどくさいからマクロ作る」、「エクセルの基本色が気に入らない」、「無駄に裏を読む」、「知っていることは興味ない」は当てはまるかも。まーそれ以外はあんましあてはまらんからそこまで理系に精神汚染されてねぇってことですね、よかった。
私が勝手に思う理系の人々は「食品買うとき、成分を細かくチェック」、「ストレージの大容量に無駄にときめく」、「購入前にまずgoogle」かな。うーんちょくちょく観察してみよう。

2008年11月22日土曜日

胃痛

土曜日って基本やる気がもっとも下がる。
月曜から金曜まで(まぁたまにさぼるけど)大抵登校してそれなりに時間と用事に追われてる分、大学行かなくてもいいとなると果てしなくぐだぐだしてしまいがち。
ぐだぐだできる暇があるってのは普段はいいんだけど、なんか次にストレスフルな用事が控えてる局面ではそれについてひたすら気に病んでしまってよろしくないな。今は面接受けに行かなあかんてのが結構なストレスで胃が痛い。これは今まで2回落ちてるやつなんで今回もあかんかったらどないしよーとか考えるとマジしんどい。それ以外の悩みもうだうだ考えちゃって、かなりぐだってる。なんてへたれな。すべてにおいて現状よりひどい状況になるのがいやで勝負をかけずに準安定状態でうだうだしているのが原因な気がしてならんけどドラスティックに動くのは怖すぎる。

まぁ悩んでてもしょうがないので発表資料を仕上げる。イラストレーターの便利な使い方をちょっと勉強。テキストにもグラデーションをつけることができるんだな。これはいい。なんか仕事してるほうが気が紛れるのであとはひたすら数値計算いじったりして一日終わった。あぁなんかもういろいろだめぽ

2008年11月18日火曜日

保養






































普段そこまで季節とか気にしないけど、桜と紅葉は見に行きたい。
そりゃ大学までの道も紅葉してるしそれなりにはきれいで一応名所っぽいんだけど、通学路ゆえまったりと見蕩れるという風にはなりがたい。そうだ京都行こう。
大阪の民としては若干くやしいのうなんだが、紅葉とか桜は京都のほうが断然きれいだと思う。観光客も多いし、つい敬遠するが。観光都市だけあって京都の寺の手入れの行き届きっぷりとかすごい。観光の目玉になってるところはやっぱりなんだかんだ言ってきれいだ。なんかよくわからんが水辺が好きなもんで、川とか池とか多いのもいい。淀川とちがって鴨川きれいだしな。高台寺の、池に紅葉がライトアップで映りこむってのが実にきれいかった。

さて、目の保養した分、面接の準備がんばろう。

2008年11月15日土曜日

雑感

大学のパソコンにもInstant Rails入れたんで、Red mine動かしてみている。リンク先に書いてあった設定そのまんまで一応動く。本来はApacheと連携させるべく書いてあるようになんかmod_rails?使うの推奨らしいけど、一応動くもんを下手にいじってぶっとんでもいやだしなぁとInstant railsのデフォルト通りMongrelで動かしてる。自分がローカルでちょろっと使うんなら安定性とかさほど気にしなくていいし。ローカルで動かすと、データベースが自分とこにあるっていう安心感があるな。
たぶんこれ作られた目的とはずれてるんだろうけど、これ物理系研究者にも便利だとおもう。ありがちな、「数値計算とりあえず大量に走らせた」→「数日後、どれが何用のプログラムだったか忘れた」みたいなのもちょこちょこ記録とるので防げるし。日時が入るってのも便利。文章作成して保存する機能もあるので、思いつきとかとりあえず書いとくとかもできる。やらなあかんタスクをチケットとして書き出し→経過を記録ってのはあとあと考えをまとめるのにも重宝。経過の記録をするのはあとで見返した時に「あー今週結構すすんだな」とか妙な満足感を覚えられるので結構好き。レポート用紙にがりがり書くのもありだけど、紙媒体は階層的に扱いにくくて、結局情報がばらばらになってうまく使えない気がするので、日々の研究の経過の記録とかはパソコン使うのが正解だと思う。数式だけはやっぱ手書きが早いので、計算は紙上にするけど。

今日は風邪っぽいのでぐだぐだして過ごすことにした。「非線形科学」っていう新書が面白そうだったので買ってぼちぼち読む。ローレンツアトラクタとか前から気になってた話が数式ナシで割とわかりやすく書いてあるっぽい。相転移とかともこの辺の話はからんでくるっぽいから興味ある。そして物理とかの話をきれいな文章で書けるこの著者はすごいと思う。内容も興味アリなんだが、著者が研究分野変える時の悩んだ様子とかもうっすら書いてあってそっちも興味深々だ。
私らはどっちかというと、ミクロ・量子力学な世界よりなんだが、たぶん量子力学ベースの理屈だけで現実世界の何かを解明するってのはキツイ気がしている。現実世界はマクロな世界でダイナミクスありだし。ダイナミックな状態を量子力学ベースのみで扱おうとするとたぶん時間発展させる必要があって、時間発展させたところで扱えるのはピコ秒単位のスケールになっちゃうのでかなりきついと思う。だからDFT+KMCとかなんだろな。ミクロとマクロをつなぐには相互作用とかポテンシャルとか量子効果がガチで効いてくるところは量子論ベースで扱って、量子論きっついマクロに近いところは別の手法で補うというのが厳密ではないけど正解に一番近いと思う。数値くりこみ群やってて、補う手法にフラクタルやらくりこみ群やらランダムウォークらへんがつかえるんじゃねーのっていうのが私の勘。なのでいろいろ漁っている

2008年11月13日木曜日

一週間が早い

今週は週明けからあっという間に木曜日になった。なんか明日が金曜日とか自分の中ではありえない。2日ぐらいどこかに時空のひずみがある気がする。たぶん結構ばたばたしてたせいだろう。
ばたばたしている一番の理由は、面接が2週間後にあるからで、面接のときに紹介する業績をふやそうってことで、それまでに2編論文をなんとかしようっていう流れになってるからだ。一ヶ月で2本なんとかしろって私には無理やろ常識的に(ry。まぁそうでもないとすごーーーーくキライな論文作成作業をするはずもないのでいい機会なんだけど。そんな状況下なのにやっぱり論文がいやで、「くりこみ固定点について勉強しよーっと」とかいって新しいこと始めたりするから余計やばくなってる。

たぶん水曜日の午前中のTAも一週間が早い原因なんだろう。自分の研究室の演習じゃなくて(4回もやってるのですごく飽きた)わざわざ情報系の演習に出向いてるので結構出先で勉強する。そのぶんおもしろい。二時間半が結構早く過ぎる。普段のFortranじゃなくてJavaなのでこっちもいろいろ調べんとわからん。(てーかなんでJavaなんだろ。進学先の大半の研究室で最も使われてなさそうなんだけど。物理系ならC/C++かFortranやろ)学生のエラーの原因を解明するのに似たようなの組んでみたりしてるうちになんとなく慣れてきた。でも戻り値がクラスとかの例はまだなんとなく気持ち悪い。オブジェクト指向はうまい仕組みなのはわかった、でもファイル入出力とかにいちいちインスタンス生成するのがなんとなく謎。でもなんかこー世の中で広く使われてる言語はやっぱりいろんな機能があって便利だなー、ええなぁと。TAしてて意外だったのは、わからんことがあるときにLinuxとはいえブラウザがあるのにググらない人がおおいこと。自分たちはもっとひどかったけど、今の子はもっとPC慣れしてるかなぁと思ったらそうでもないのか。google先生でだいたい解決すると思うんだけどなぁ。

2008年11月8日土曜日

シェルスクリプトお試し

シェルスクリプト・・・なんか名前は知ってるけどややこしそうで手を出してなかった代物。
でも、あまりにめんどくさい作業をしなくてはいけなくなって、これを使うとそのへんが自動化できそうなので手を出してみた。

シェルスクリプトはWindowsでいうところのバッチファイルみたいなもんで、基本的にはLinuxのコマンドを羅列していく。それにくわえて、while do~done やif ~fiといったループや条件分岐もかけるし、$1,$2といった記述で実行時に引数を渡すこともできるらしい。なのでおんなじような作業でちょっとだけちがうっていう自力でいちいちコマンド打っていくには超めんどくさい作業を大半自動化することができる。
もっとも基本的ルールは冒頭に#!/bin/shを書いておく、拡張子は.shな模様(bashを使う場合)

今回自動化したかったのはだいたい

・プログラムのあるパラメータだけを変化させたバージョンをそのパラメーターに合わせた名前を持つフォルダに移動して実行。

・フォーマットしたデータをおさめたファイルrev***.txt全部を***.txtって名前にしてnewってフォルダ下にコピーする
の2点。たぶんこういう場面には今後もよく出くわすので解決しとくと以後楽だろう・・・

なので、sedをシェルスクリプトの引数をどう組み合わせて使うかってゆーのと、ファイル名の取得+一部分を切り出してきて使うのをどうするかってのが問題になった。

sedの実行文のなかでシェルスクリプトの引数とどう組み合わせるかの例
sed 's/a=3.0/a='$1'/g' "aaa.txt" > "newaaa.txt"
aaa中のa=3.0の部分がa=$1に変換されたnewaaa.txtっていうファイルができる。
$1は''で囲っておかないとイケナイ。sed実行文も''で囲っておく。
($1はシェルスクリプト実行時に./aaa.sh 5.0 みたいにしてシェルスクリプトの名前打った後につづけて入力して与える)

条件に合う全ファイルの検索+ファイル名を変数に格納、必要な部分のみを取り出して新しいファイルの名前にしてnewってフォルダにコピーていう例
# revから始まるテキストファイルをフォルダ内で検索、filenameにパス付でファイル名を格納
find . -maxdepth 1 -type f -name 'rev*.txt' | while read filename;
do
echo $filename #filenameは./revaaa.txtみたいにパスまでついてる
# ./rev以降を読み込ませるために、cオプション、6文字以降を読むように。
newname=`echo $filename | cut -c 6-`
echo $newname
cp $filename ./new/$newname
done

これくみあわせて自分は./aaa.sh 5.0とか打つだけ一発で作業が終わるようになった。
ってこれ調べてる間に実はこつこつ作業してたらとっくに終わってる気もするんだが、単純+メンドイことはなるべくしたくないし。なんか得してんか損してんだか。

2008年11月7日金曜日

VMware server + Vine Linux 4.2

前から使ってみたかったVmware server を自宅機に導入。
お手軽版のVmware Player は大学で使ってるんだけど、VMware server はisoファイルを落としてきたら自分の好きなタイプのLinuxを仮想で動かせたり、Vmware tools使えば仮想マシンの画面上へのマウスポインタの移動がシームレスにできたり(Vmware Playerではこれでイライラしてあまり使わずじまい。Tools導入済みのAppearanceおとせばいいんかもしれんけど)なんだかserverのほうが高機能な予感がしたもんで。
VMware serverのダウンロードはここ。ダウンロード→押すだけ。
あと登録(無料)でプロダクトキーをもらうだけ。

Vmware自体はこんな感じで単純。あとは仮想マシンを作らないと。
VMware server の場合、OSのisoファイルがあると、それからブートしてインストールできるみたいなのでとりあえずisoをダウンロードしてくる。日本語だし、大学の情報教育センターのがVineでTAのときに見慣れてるしな(rpmつかえるしrubyはいってるし)ってことでVine Linux4.2をダウンロード。
VineLinuxをVMware server に入れる記事が結構かいてくれてて、これこれこれ統合してやってみる。
ゲストOSの選択肢にVineLinuxがないので代わりに何をつかって仮想マシンの構成を決めるvmxファイルつくるかが問題なんだが、RedHatLinux選択でうまくいった。(書いてる人やVineのバージョンによっても違うっぽい・・・最悪自作するっていう方法もあるらしいが)
あとは参考記事通り。Vineは設定のとことか全部日本語でほっとするわー。
再起動を仮想OSでせず、Vmware consoleのPowerのボタンでしないとだめらしい?
マウスポインタをスムーズに移動させたり、時刻がはげしくずれるのを何とかする用のVmware toolsについてはここに書いてあるとおりにすればなんとかなった。
Linuxの練習用として活用しよう。

2008年11月5日水曜日

面接通知

さて今のシーズン院生(博士)が心騒がされるのは学振結果通知だろう。
私は公募関係の通知先は基本、大学にしてる。だめだったときも「うあーあかんかったわぁ」とか周りと騒いで「やけ酒じゃぁ~」みたいなノリにもちこんで気分をごまかせるもん。家に夜帰ってだめでした通知があって一人耐え忍ぶとかウチの精神力じゃしばらく浮上できない気がする。弱い子なんで。

さて今回は「面接に来い」って通知が入ってました。わぁー、ハイサヨナラな去年までとくらべりゃすげぇ進歩だ。でもDC2で面接ってまじボーダーライン上らしい、つまり面接突破できるかもしくはまた閉店がらがら~かは半々みたい。3回目にしてやっとそこに到達か、やっぱ研究むいてな(ry。とはいえ50%で突破できるなら、がんばればなんとかなるかもしれない。
ポスター作成、気合い入れてやらんとな。

発表ポスターは学会用のは作りなれているんだけれども、学振はなんだか勝手が違うみたいだ。ちょろっと情報収集すべくググってみると学振関連の記事あるわあるわ。申請書の書き方指南とかまであるやん。いままでなーんも見ず我流で書いてたよ。ちゃんと確認しなきゃー。
ポスターもフォントは最低でも50P以上推奨とかで「うわ、自分のなかのポスターのイメージと全然ちゃうで・・・」って感じで、ほんま調べといてよかったって感じっス。50Pフォントなんでふつーじゃまず使わん。そんなわけでまた忙しさ倍増。倒れる暇もない。

2008年11月4日火曜日

論文のめんどくささの要因

風邪だけど論文せにゃいかん。なんか一ヶ月ぐらい論文やだやだ言ってる気がする。書き出したらプログラムばぐってるのみつけで全部やりなおしとか出鼻くじかれたもんでますますやる気ない。基本的になんか新しいことを大まかなとこまでやることは結構うきうきしながらするんだけど、細かいとこをいじる作業はきらいなんだよな。論文とか書いてるととくに「あぁーなんか結局すっきりとは全部説明できないやん」とか「あんまり大したことしてないよなぁ」とか思ってダウナー入るわ。

論文でなにがいやって参考文献の整理がめんどくさい。Bibtexとかそろそろ導入したほうがいいかな。とかおもってZoteroっていうアドオンをFirefoxに導入してみた。Zoteroは対応サイトだったら著者名とかを読み込んで、データベースに記憶してくれる+PDF本体を添付データとして関連付けてローカルのフォルダに格納してくれる(PDFをブラウザで表示して、「このページのスナップショット」ってやるとPDFがダウソされる。どこがスナップショットやねん)。で、著者名とかはBibtexの形式でエクスポートできる。PDF落とすついでに関連情報も関連づけて記憶できるのがいいよなぁ、タグつけれるし、メモもつけれる。なんだけど対応サイトが少ない。とりあえず物性系がよく使うPRL,PRB,IOP系統、Elsevier系統、は対応してねぇ・・・Arxivは対応してるっていってもな。google scholarの設定で”Endnoteへの文献情報取り込みリンクを表示”にしとけば、そのリンクをクリックするとZoteroが勝手に読み込む機能はアリ。これは便利なんだけどPRBとかが早く対応してくれんことにはあまり意味が・・・。まぁ論文以外にもいろんなWeb上の情報管理につかえるっちゃそーなんだけどそれならgoogle notebookあるしなぁってことで本格的にこれ使うかどうか迷い中。

そういえば某m×ri× claire(なんとなく伏字にしとく)ていう雑誌にとある関係でのったらしい。物理屋でこーゆの載るとかだいぶ想定外だな。ファッション系の雑誌なんだがこの一部分だけには(コメントとか略歴に)物理とか書いてあるという。なもんで研究室ではウケてた。結構でかくのってるとのことなんで買ってみるかとおもへども、ふだん女性誌ほとんど買わんもんで売り場がわからずAmazonでぽちっと買ってみるテスト。友人いわく「清純派ぽく写ってる」らしい。まじか。恥ずかしくて自分ではよく見てない。写真には頭の中身は写らんからのぅ、よかったよかった。とりあえずこの雑誌買う時に一緒に購入したのが(1500円こえないと送料無料にならん)気になってたslipknotの新盤、どこが清純派やねんってことだ。さて論文しあげるか。

2008年11月3日月曜日

暇暇にRailsとやらを試してみる

風邪である。ひきこもりである。暇である。
ってわけで普段だったらたぶん時間なくてできないことをひたすらやってみる。その一つがInstantRails使ってみよう。
なんで突然Ruby on Railsなのかというと、ひとつにはRedMineっていうサーバーにおいて使う形の管理ツールを使ってみたかったから+サーバーにアプリケーションおいていじるの一度やってみたかったから。まーたぶん今後はサーバーになんでもおいてそれを共有ってタイプの作業や処理が増えてくるであろうし、全然畑違いの物理ギョーカイのわれわれもその辺知っておいたほうがなにかといいんじゃねーかと。Fortranだけじゃなんもできんしな。たぶんサーバーにデータベースおいてそれいじる簡単な方法は知っといて損ないだろ。
で、流行ってるとことには便利なものがあるもんで、Eclipseを日本語化してそれにInstantRailsやそれようのIDE(Aptana?)やらなんかPythonとかも全部ほりこんでくれているPleiades all in one日本語ディストリビューションってのがあった。それのUltimet版とやらを落として解凍するだけでJavaのみならずからInstantRails、RubyからPythonからC++まで全部使える環境が手に入る。うはーいい時代だなぁ。新しく始める人間にとって実にありがたい。ほっとんどプログラム関係のこと知らんくてもサクッとお試しできるんだもんなー。
とりあえずeclipse起動して、パースペクティブ?をRedRailsのそれにして軽く試す。新規プロジェクトつくるだけで、一通り仕組みに必要なファイルが書き出されて、Mongrelとかゆーサーバーが起動して、初期設定画面が出てくる。そこに書いてあるチュートリアルどおりにいじって動くことは確認。へーこんなあっさり鯖ができてDBができてそれを操作ってRoRすげーとか思う。

さて問題は、ちょっと自分が使えるような簡単なものを作ってみるかって時に大抵発生する。ネットでいろいろやり方をさがして試してみるもなんだかうまくいかん。ネットの例は大抵ROR+mySQLだったんだが調べた結果
・Ruby on Rails 1.x とRuby on Rails 2.x では動作が全然違う
・2.x ではデータベースがデフォではSQlite3ってやつらしい→プロジェクト作る時にmySQL指定とかしないとmySQL使ってくれないらしい。
・eclipse経由だとInstant Railsを別に起動しとかないとmySQLを使えない(eclipseはDBにmySQL指定してもmySQLを立ち上げるわけじゃないっぽい?)
のがうまくいかない原因だったぽい。
とりあえず自分が「んー学会発表リストをつくってみるか」とおもってそれらしきものをつくった手順をメモっとく。参考にさせてもらったここのサイト見れば、陥りがちな日本語うまくいかねーとかも回避。
1 プロジェクトとしてlistってのを作成。データベースはmysql指定

2 Instant Rails起動

3 ジェネレーターって書いてあるところでscaffoldを選択。 パラメーターは list name:string place:string title:string from:datetime to:datetime coauthor:string で実行 (ruby script/generate list name:string place:string title:string from:datetime to:datetime coauthor:string ってコマンドラインで打つのと一緒ぽい )
これで、name place title from to coauthor っていう要素をもったテーブルをデータベースに作る用のファイルが001_create_lists.rbとかいう風にdb\migrateのフォルダにできる。同時にそうした要素への処理とかのメソッド?をいろいろ記述したのがapp\views下にいろいろできてるはず。

4 mysqlで必要なデータベースを作る。Instant Rails のI型のボタン押して、Railsアプリケーション→Railsアプリケーションの管理。新規アプリケーションの作成を押すとパスがとおった状態でコマンドプロンプトが開くので、cdとかつかってeclipseのプロジェクト置いてあるとこへ移動。
mysql -u root -p
create database list_development;
create database list_test;
create database list_production;
とやると、上記3つのデータベースができる。これはconfig\database.ymlに書かれている、Railsが使う3つのデータベースの名前に合わせてあって、デフォルトはプロジェクト名+developmentとかだ。
この段階でたとえば
use list_development;
show table;
とかやると、中身が空なのが分かる。

5 eclipseにもどって、テーブルの中身についてはさっきので指定してあるのでRakeタスクっていうタブ(ペインっちゅーんか?)を開いてdb:migrationを選択して実行する。( rake db:migration)するとデータベースにテーブルが作られる。
use list_development;
show table;
desclibe lists(←テーブル名);
でなんか変更が反映されてるのがわかる。

6 サーバーを起動。http://127.0.0.1:サーバーがふり当てられたポート番号/listsで動いていることを確認。

こんなんで動いた。RoRのすげーなところはデフォルトで、show edit destroyなんかのボタンが既にできているところで、単純な仕組みをつくるだけでいいならほんと一瞬でそれらしきものができてしまうあたり。DBのしくみとかほとんど知らなくてもなんか動くものできちゃったもんなぁ。というわけでしばらくこれいじって遊んでそうな気がする。rubyって誕生石だし。明日からは本業もせんとなぁ・・・

2008年11月2日日曜日

法則発動












VASSCAA-4は良い学会だった。自分が興味ある話もあったし、会場きれいし、そしてやたらと食事がでた。そして、なにがびっくりするってやたら日本酒が提供された。国際会議はビールやワインが結構出るんだけど日本酒はレアケース。松江は地酒と魚がめちゃおいしいなー。で、毎晩晩御飯は酒盛りになってた。この舟盛り4800円とか神すぎる。(@海鮮問屋 博多















エクスカーションていう学会主催の観光ツアーには行かず、OBの人と石見銀山へ行ってきた。世界遺産だし、なんか興味があった。島根の観光の目玉らしく駅やパンフでおしていたが、松江からはものすんごく遠かった。山陰はひとつの県がでかいんだと思う。
石見銀山は銀山の跡そのものもすげーけど、周りの景観がよかった。山間の山村というか、のどかな?風景が続く。渓流も水がきれいで、マイナスイオン感抜群だ。通行止めになっている個所があったため、石見銀山エリアを巡回するバスがなく、坑道跡までは駐車場から片道4kmほどを歩く。夜のバンケットに参加するため時間に制限があったので旧市街エリアは観光できず。ちなみにずっと上り坂。正直運動不足がたたってやばい。結構なお年寄りも平然と帰ってきているのでこれでへたばるわけにはいかない。
坑道のあと(龍源寺間歩)はすごくせまくて圧迫感がある。いま通れるところはあとで整備のためいくばくか広げたらしいけど、それでも天井低い・幅狭いで圧迫感あり。当時のままのところをみるとほんとうに人一人が通るのが限界で、こんなとこに一日中閉じこもって作業とか無理だろうと思った。想像して息苦しくなった。それに落盤防ぐ柵が木とか強度的に無理だろ・・・。というか当時のあまり性能がいいとはおもえん工具+人力であんな奥地まで掘り進むとは。なんか銀とか金って人にそこまで限界な労働やらすとは怖いもんだなと思った。

で、バンケット出て飲んで、明日は大阪か、寝るかーとか思ってたら突然かなりの腹痛が来た。げ、刺身が原因かとかおもって数時間耐えるも治まる気配がない、これまでにないタイプだ。ひどくなったりしても嫌だし大阪帰る間中痛いってのもやばいぞと思って、思い切って夜間外来を使うことにする。フロントに「えー夜中にやってる病院ってこのへんあります?」とか聞いて、タクシー手配してもらって行く。夜中だし不気味に痛いわで貧血りそうになる。遠い。まぁ原因がいまいちわからんし、死ぬほどの症状で無いので鎮痛剤でごまかして大阪に帰ることになった。大阪に帰って検査したがいまいち原因がわからんかった。風邪+生モノ・油物大量+連日の酒+発表で緊張+毎月の出張+α=なにか。出雲大社の神々の思召しかもしれんのでしばらく謹慎してます。というわけで連休はひきこもりな予感。見事に11月の法則が発動だ。