2008年9月12日金曜日

一安心

LHCの実験でブラックホールはできなかったようでやれやれ。しかしなんで粒子の衝突実験でブラックホールができるんだかその理屈がさっぱりわからん。数TeVで加速された粒子のすごいエネルギーが次元の壁をぶちやぶるってことですか?しかしまぁ1eV=温度だと大体一万度なんだがそれがテラのスケールとかどんだけよ。ふう・・・meVの業界の人間にはついていけません。

計算する物理量の種類が増えた分、コンパイルするファイルが増えて、.oとかの拡張子がついた最終的には要らんファイルが作業の邪魔になる量になってきた。rm -f *.oとかいちいち打つのもめんどくさいし打ち間違えているもんまでけしたら私終了なので、Makefile中にコマンドを書くことにした。一般的にmake cleanというふうにして中間ファイルを消すやり方が広まってるらしく、Fortranなら
.PHONY:clean
clean:
   rm -f *.o *.mod
っていうのを足しとけば、make cleanと打っていらないのを一気に消せる。Makefileの文法の基本は、
ファイル名:
 手続き
なので、コマンドとして何かを定義したいときには.PHONY:名前 というふうにタスクターゲットであることを宣言するらしい。

動的磁化率の導出をやっとこさ理解した。交流磁場にたいする磁化の応答を線形応答理論で計算することで出てくる模様。そのあたり詳しく「多体問題」 高田康民 著にのっている。この本、フェルミ流体系の手法が大体解説されてる。値段高いしちと記号が独特だったりして解読しんどいが内容は濃い本だの。
そんでNRG用の計算コード書いてみたんだが傾向は合うがなぜか値がバカでかくなる。意味フ。
ちょっとどうなることやらと焦ってた学会の発表練習も無事に終わったし、週末は体力温存生活しよう・・・

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